日本の代表の皆さん、決勝進出おめでとうございます。いや、本当にすごいものを見ちゃった感じで、個人的にはまだワールドカップの予選の結果に興奮冷めやらない感じで、なんか未だにワールドカップの記事なんかを見て回ったりしている。
しかし、この試合が始まった時、正直にどれくらいの日本のファンがこんなすごい勝利を想像出来たのか? いや、殆どの人がその勝利を心から願いながらも。
この試合がスタートした時、手を合わせてその勝利を祈り、日本が勝つと信じたいし信じていたいんだけど、しかし、もしそうならなかった時の自分の落胆を想像して、どこかでそれを信じ切るのは怖いような… まわりくどい言い方したけど、自分の気持ちはこんな複雑な感じだった。リーガ・エスパニョーラの本拠地であり、世界中から偉大な選手がそこへプレイしに来るスペインと言うのは、もう後が無い日本にとってはあまりにレベルが高く大きな世界の壁に思えていた。
しかし、こんな既に何かの圧力に負けているような一介のファンにすぎない自分の気持ちをよそに日本の代表は最高の試合をして最高の結果を残して、前戦のコスタリカ戦で少し遠のいたように思えた夢をしっかりと掴んだ。その彼らの満面の笑顔を見た時、自分なんてただ見ているだけなのに、なんて情けない事を考えていたんだろう…とか、彼らに申し訳なくなったりもした。
前半でスペインに先制されて、後半始まってすぐに堂安選手が見事なゴールを決め同点に追いつき、三笘選手の「絶対繋げるぞ!」と言うすごい執念のようなアシストを受けて、「居るべきところ」に居た(実はサッカーではこれが本当に難しい)田中碧選手がボールをゴールに押し込んだ。震えるが来るほどの気迫のプレイ。
しかし、この三笘選手のギリギリのプレイはVAR判定にまでなって、このゴールが有効になるのか、無効になるのか、しかし、VAR判定では「有効」。これが日本を勝利を決定づける事になった。スペインはこの判定には少し不服のようで、スペインのマルカ紙とか幾つかのメディアも疑問を投げかけている。
しかし、スペインも2位で決勝進出したし、実はこの予選リーグにおいては2位進出の方がベスト8でFIFAランキング1位の強豪ブラジルに当たらないで済むと言う恩恵もあるようでw スペインは日本の1位通過のお陰で決勝早々でブラジルとの対戦を避ける事が出来るし、こうなったら日本は世界の強豪全てを相手にして来い…と言う感じで、それには決勝初戦のクロアチアに勝たなくてはいけない。
この予選グループに日本が配置された事が発表になった時以来、このグループEは名門ドイツとスペインを含む「死のリーグ」と言われて、まさかこのリーグ予選で日本が1位通過するとかその時どの位の人が想像出来たんだろう? しかし、日本の選手と関係者の努力で夢のような結果になり「感動をありがとう」と言う感謝の気持ちで一杯にもなった。代表選手には心からの拍手を送ると共に、本当にお疲れさまでした。
と言うか、決勝のクロアチア戦は12月5日と言う事で、選手は休んでいる暇ないじゃん…と言う状態だし、疲れを残さず試合に挑める事を祈ってます。このスケジュールをとっても日本は試練続きだけども、今は彼らの力を心から信じる事が出来る。
三笘選手の執念のような1ミリを競ったような2点目のゴールアシストに敬意を表して、この曲をお借りして来ました。
「1ミリ先の努力」言う曲だけど、この歌詞いいよね。「どこまでも前へ 誰よりも前へ その思いだけでここまで来たから…」(全歌詞)
頑張れ、日本!!
追記リンク