昨日ようやくアルカニストのお育てが終わって、いよいよPvPで投入してみるターンになりました。
と言うか、個人的にはドルメン回りとかで一気にレベルを上げるとかすぐに退屈になっちゃうから、とにかくひたすら戦って&戦って一体どの位戦って…
いや、そうして鍛えられたのが最初のキャラでもあったドラゴンナイトのジルで(日本語版発売でたった3-4ヶ月で怪物駆除人の称号をとったりドルメンを一人で400個以上潰した)、だから途中スタミナ型からマジカ型に変えると言う変遷もあったものの、ダサいセットしか無い時にメイルストロームに初挑戦しても、PvPでデビューしてもも何1つ困る事が無かった。正直にドラゴンナイトのジルで壁に突き当たるような事はなかったし、だからこのキャラ一人で6年もPvPやってこれた…と言うのがある。
目次
昔と今のシロディールを一緒くたに語ってはいけないんだけど…
ドラゴンナイト・ジルがシロディールでデビューした当時と比較すれば、今のシロディールは全く「別物」と言っても差し支えないと思うし、数多のセット装備が増えたし、バトルスピリットの内容もやや変わったり、そもそもプロックセットの計算方式も変わり、最近ではハイブリッドと言うのも出来たりした。
正直に、今のシロPvPの環境はドラゴンナイトのジルでさえ「簡単」とはとても言えないもので、だから多くのソロプレイで名前を覇してきた人々だって今のシロは一人では生きにくくて、2-3人のグループ活動をしている事が殆どだったりする。
だから、資源やトロールで完全一人で10人とか相手にしても死なない人とか、自分はいつも仲間は「今のシロディールを完全一人で活動が出来るのは、そういう"裏付け"のようなものを持っている証のようなもの」と言って来た。
いや、確かに僅かに一握りだけ一人プレイが出来る人たちも居るし、一人で来ても攻撃力を下げて殆を回復と耐性と再生に捧げているタンクは死ななくても「そんなものだろう」と思う。また、攻撃力と耐性が同居しているように見える場合、もっと正しく語れば「高い攻撃力=高い回復力」と言う最近よくタンクと勘違いされる類とも違うし、言わゆる「何か」を疑った方が良い場合もある。それ位、今は完全ソロ活動と言うのは難しすぎる。と言うか、今は圧倒的にグループ化の恩恵が大きい時代…と言うべきかもしれない。
シロディールのPvPでのアルカニスト(完全なる私見)
アルカニストから余計な話に逸れて行っちゃったけど、それで、今のシロでアルカニストを使ってみたら、これが何とも難しい。具体的に言っていくと…
- 軸になるスパム可能なアビリティがない
- ビームが強えぇじゃん…とか言うけど、そんなのはPvEでの話で、このビーム系の技の恐ろしい部分は、簡単にバッシュや妨害で中断されてしまう事。PvEのモブでさえこれを妨害するようにESOは設計されているからねw だからスパムできる主力技が殆ど無いとも言えるし、この部分を補おうと思うしどうしても武器技に頼らざるを得ないし、これは多くの人がすでに言っている。CC耐性が6秒つく変異がアルカニストにはあるから、これとビームを組み合わせるのは必須か? 今の感じではクラックスを発生させる初期技のルーンブレイドをスパムするしか無い。自分も今日途中から一癖も二癖もあるアルカニストの技を使うのが面倒になって来て、結局両手剣の技で戦っていたと言うwww
- PvPではアルカニストの回復はショボすぎる
- 自分はもともとPvPヒーラーの出身で、これを今評価できる一人とは思っているけども、アルカニストの技を見る限り、回復技豊富に思えて、確かにPvEのモブ相手ではこれで十分にも思える。しかし、PvPは別物で、バトルスピリットの環境下では被回復55%カットと言うお約束がつく。アルカニストの回復技はバーストではなく、時間を経て回復して行くものが殆どで、被回復55%カットの環境では殆ど回復の数値は出ないし、今の5-6万にも達する可能性がある攻城兵器ダメージにはアルカニストを使用するグループ以外は対応出来ない。それに直線とかクセのある範囲の回復も多いし、人々が絶えず動き回るPvPでは、仲間を回復する為の位置取りも難しい。実際、自分もアルカニストの回復量では生きているのが辛いし、回復杖技のサポートが必要にも思えた。この点についてはウォーデンやテンプラーの方がずっと良い。
中にはダメシ技である一定量のHPを切ると大回復出来るようなアビリティがアルカニストにはあるけど、いつも言っているようにPvPでは1/4~1/3 HPが減った時に回復を突っ込まないと手遅れになる事が多々ある為、50%とか減って大回復が発動する技はPvPでは不安定要素が多すぎる。スパムできるバースト回復がクラスにあるなら、もう少しPvPで活路が見いだせるかもしれない。
- 安定した範囲攻撃&DoTが少なすぎる
- ドラゴンナイトの視点から見てはいけないんだけど、DKは相手の行動を封じたり鈍足にしたりする技が豊富な為、この点はアルカニストにストレスを感じるくらい物足りなさを感じる。DK技のように初動で敵の動きを封じる技がも少し欲しい。そして、距離も22メートルと言うバトルスピリットで距離が伸びない遠隔が多い為、要するに中距離クラスと言うか、色々と中途半端。
- 無駄にダメシが多すぎる
- ドラゴンナイトなんてあんまり役立たないシールド技が1つだけあるだけで、それと比較してもアルカニストはダメシが豊富で、これらはタンクのスキルラインに多い。しかし、ダメシの強度はバトルスピリットでは50%カットだし、結局ダメシ重ねないとPvPでは苦しいクラスなのか? と考えてしまった。ドラゴンナイトが殴られない事を前提に先手を打つクラスなら、アルカニストはダメシ張って殴られる事前提のクラス?
新クラスの熟成にはそれなりの時間が必要
正直に自分もアルカニストで何度か死んだし、敵アルカニストはどうなのか見ていたところ、敵のアルカニストもころころ死んでいた。これは回復が明らかに足りない事や相手の動きを封じる技が少ないとか、攻撃に決定打が無いとも言える。ただ、パッシブスキルはドラゴンナイトから見れば恵まれすぎじゃね? と思う位だから、それにも関わらずPvPではかなり物足りなさを感じるし、この先も継続的な調整はかなり必要と思える。
と言うか、ネクロマンサーがスタートした時は調整ミスやバグで攻撃力が高くなりすぎて大旋風を起こしたけども、実はウォーデンがスタートした時は今のアルカニストに近いものだった…と記憶する。
「何をするのも中途半端」と言うのがウォーデンのスタート当初のクラスの評価で、PvPで積極的に使う人は初期は居なかったし、両手剣と組み合わせて武器アビリティで敵を斬りまくった人だけが成功するクラスだった。マジカ型のウォーデンは「回復以外は話にならん」と言う評価だったと思う。
そして微調整を繰り返してウォーデンも今に至っているし、アルカニストも使えるクラスになるまでは「月日が必要」と思うし、それが自分が今日思ったアルカニストの評価でした。
ただ、使えないクラスと言うわけでは無いし、PvEではかなりしぶといクラスで、コンパニオンに回復配りながら積極的に攻撃する…と言うパターンでは非常に重宝する。
結局、PvPではドラゴンナイトに戻る
それで1時間半位でいつものドラゴンナイトのジルに戻っちゃったけど、途端、水を得た魚になったし、自分の手はドラゴンナイトのジルの操作ボタンを全く忘れてはなかったし(6年の慣れは怖いw)、本当にドラゴンナイトは戦いやすい。
と言うか、自分も6年と言う歳月を掛けてセット装備を考えたりスキル回しを考えたりして、誰も使わないような唯一無二の自分の対ボール&Zerg用のビルドと形を作ってここまで至っているし、アルカニストに対しても自分自身も更なる勉強と研究が必要と思ったのも本当でした。適当なアビリティをバーに並べているだけじゃ「強くはならない」し、まずはアビリティのランク上げからも卒業しなくてはいけない。
ただ、アルカニストでボールと戦うのは現段階では難しいと思う。当然、グループビルドの1つとしてはバフが沢山ある為に役立つ可能性があるけど、自分のようなソロとしてボールグループと戦おうと思う人には難しいクラスだし、ウォーデンの方がずっと使えるように今の段階では思う。やっぱりドラゴンナイトは一騎のクラスと言われて来て、ソロでプレイするならドラゴンナイトに勝るものはない…と自分のドラゴンナイトへの愛を再確認したような感じだった。
アルカニストを育てる為に色々と冒険も再度してみた
ここからは本当に雑談だけども、しかし、アルカニストを育てている時は、実は自分はすごい楽しかった。PvP三昧の自分が再度シナリオを見直す良い機会になったと言うか。
今回はもう何年も前にプレイして忘れ去っているようなストーンフォールやデシャーンのシナリオを1から追いながらアルカニストを育てていたけども、今頃になってストーンフォールのシナリオはマジで良く出来ているじゃん…とかね。
パクトの場合、最初のブリークロックからバルフォイエン、ストーンフォールと言う3箇所を通してカバナント軍がずっと悪者扱いで、パクトとカバナントの仲が悪いと言われるのはこのシナリオのせいなんじゃないの? とさえ思ったりもしたwww DKジルでこのシナリオをプレイした時は、PvPなんて絶対にやるもんか…とか思っていた頃で、陣営の関係づけなんて全然知らなかった頃だったしね。
それでもこの初期のストーリーはよく出来ているし、ゲームなのに人の心に訴えて来るものがあったし、最近の追加シナリオの安っぽい話の方をどうかしてくれよ…と思う位ね。
ESOの初代ロアマスターと言う方は孫も居るような結構高齢の人で、ESO屈指の名シナリオと言われているオルシニウムも手掛けて来て、色々とストーリーは深かった。と言うか、TESの名シナリオを手掛けた人もゲーム界のトップシナリオライターと聞いているし、その人もかなり高齢だった。どうして爺さんが書いたシナリオの方が奥が深いのか? とか、人生経験がそれに反映されているのか? とか。
それでESOの初代ロアマスター(シナリオライター)が引退して新しい若いロアマスターに変わって、話がどんどん薄っぺらになって行ったように思えている。いや、本当のところ、ESOのアップデートのスケジュールがキツすぎて、シナリオをじっくり練っている時間がなかったのが本当のところなのかもしれない。エルスウェアまではまだ良かったように思うけど、コロナがまん延しはじめた頃(2020)の西スカイリムからどんどんひどくなったように思うしね。前にも伝えた通り、今は3代目ロアマスターになっています。
実はエンバーは盗賊プレイには厳しいフォロワーに思える件
それで、お育てしている最中にエンバーも仲間にして来て(大した戦闘もなく仲間にできる)、しかし、アルカ・ジルがエンバーを連れている時にある事に気付いた。彼女はドロボーとかが好きとか言う設定で盗賊稼業でも連れやすいフォロワーと言う事だったけど、盗みとかに失敗した時、手痛い言葉が彼女から返って来るし、友好度もかなり大きく下がる。これがメチャクチャ怖いwww
エンバーが好きとか言っている人は、実は盗賊稼業とかは一切しない人なのかもしれない…。
やっぱりシャープ(夜のごとく鋭きもの)が最高
だから、盗みとかしょっちゅうやっている人は逆に彼女を連れてない方が気楽に思えたし、そうなると何やっても許してくれそうなのは誰なんだ…? とか消去法的に考えたりもした。
そしたら、シャープ(アルゴニアン)しか居ない!
彼は服飾台とアイテムを壊すのが嫌いと言いながら、それぞれ1ポイント位しか友好度は下がらないし、何をやっても許してくれる。それで低レベルのアルカ・ジルでパブリックダンジョンを抜けて必死こいてシャープを連れて来てずっと行動する事になったけど、本当にシャープとの旅は気楽。
HPとか上げる為に飯を食うと喜んでくれたり、一緒に釣りを楽しんだり、落ち着いた口調や声からしてなんかまるで「親父」と旅しているような気がして来る。シャープがいつもぺいぺいのアルカ・ジルを見守ってくれているような感じで、これも育ちきったDKジルとの旅なら気づかなかったような一面かもしれない。
そでシャープと方々を旅してみて、実はシャープはムアイクが好きな事が判明www
ムアイクに会って話掛けると「こいつは面白いやつ」と言って友好度が上がるwww これは意外な一面だった。
その他にも書かれてない事では、盗賊ギルドに行ってもシャープの友好度が上がるし、レア魚以外、モンスターの特有の「喋る骸骨」とか「ピクピクした何とか」とか拾っても友好度が上がる。
錬金素材やクラフト材料集めが大好きな自分とは間違いなく最も相性が良いフォロワーに思えるし、もうひとりのアザンダー・アルサイビアデスも迎えに行かなきゃ…と思いつつ、キノコ類を採集するとたった1ポイントだけど友好度が下がる…と言うのが…。自分はキノコを採集するのが好きすぎる。
こういう部分も合わせて、シャープはますますお気に入りになっちゃったけど、アルカニストは今のPvPでは少し気の重いクラスなものの、PvEではシャープが死なないには十分なクラスだから、シャープとアルカニスト・ジルで世界中をもう一度見て来ようと思っている。