週末が再びやって来て喜んでいる人も多いかと思いますが、気付くともう9月も終わり。もう秋で、やっと新米出回り出したら値段が高っけーw
ところで、今日はもうシロディールに行っても仕方ないから(もうキャンペーンの勝敗なんて完全に決まっているしね)、音楽の方を色々やっておりました。そして、その副産物的にジャズの超スタンダードな曲を集めたプレイリストを作ったので、秋のお供や仕事BGMにどうぞ。
世界的に有名なジャズ・スタンダードとメジャーなシンガーの名前を集めてあるけど、アレンジや演奏もかなり聞きやすい軽めのものを選んであります。
追記: 一曲目を「i love you for sentimental reason」に変えたけども、この曲はナットキング・コールで有名。今回はオランダのローラ・フィジィのバージョンで、もしこんな告白を美しい人からされたらどうしますか? 「センチメンタルな思いであなたが好き(愛している) この思いを一生あなたに捧げるわ」なんてね。ロマンチストすぎる自分はこんな事を言われたらすぐにコロっと死んじゃいそうだけど、美しい曲から美しい場面をシミュレーションするとか、よい男(もしくは女性)になるにはそんな事も必要とか… 誰かが言ってたっけw
この中に何曲かラプソディ・イン・ブルーとかで有名なガーシュインの曲が混じってますが、37曲目にある"nice work if you can get it"、邦題は確かに「首尾よく行けば」だったと思うけど、これが実は自分にとっての演奏と言う意味での初ガーシュインでした。確か14歳位だったと思うけど、いきなり譜面だけ渡されて、曲を全然知らないまま練習して行った記憶がありますwww
余談1:ガーシュインは兄弟で活動していて共作も多く、兄弟の名前はジョージとアイラ。弟のジョージの名前はあまりに有名で、後のアメリカ音楽に莫大な影響を与え、彼らの両親もまたロシア(ユダヤ)からの移民だった事は音楽的な系譜において非常に興味深い事。アメリカ音楽はどれだけの他国からの音を吸収したのか。特にこのプレイリストの45曲目は自分にとってガーシュインの神曲で初黒人ミュージカル(オペラ)と言っても良いかもしれない「ポギーとベス(ナマズ横丁)」の曲
余談2: このプレイリストの中で最も個人的に好きな曲は4曲目のサラ・ヴォーンの「ミスティ」。これは絶対と言うか、まず自分がアーティストの名前と一緒に最初に覚えたジャズ・スタンダードはこのサラ・ヴォーン版のミスティだった。リリースが1959年と言うモダン・ジャズ後期時代の作品で、多分、世界的にもこれは超名盤で、このバージョンの特筆する事は、世界3大ジャズボーカリストのサラが歌っている事もさることながら、後の1980年代にマイケル・ジャクソンのスリラー(世界で最も売れたアルバム)やwe are the worldを送り出したクインシー・ジョーンズが若干26歳の時のプロデュースしていると言う事。今ではサラもこの世を去り、クインシーは91歳になり、彼らが65年前にこんな素晴らしい音を作っていた事に驚愕させられる。
良い秋の夜長をお過ごしください。