PTSとシロディール・テストの記事を書き終えて、次は1月のシロディール・グレイホスト(PC北米)について書いておきます。
優勝したカバナントの皆さんはおめでとうございます。また、どの陣営の人も1ヶ月間お疲れさまでした。
どうして最近のシロは大量得点差になってしまうのか?
しかし、先々月のパクトの勝利も同じく、どうして最近の優勝陣営のリードがこんなに巨大になってしまうのか? これは陣営がどうとか言う問題じゃない(特にそれぞれの陣営のロイヤリストは関係ない話)と思ってます。
シロ全体を考える時、各陣営の人たちのモチベーションを維持する為に3陣営が交互に優勝すれば「理想」と思っています。しかし、最近は3陣営が交互で優勝している事は素晴らしい事であっても、ここのところそれぞれの陣営が「大差」すぎるリードで勝つ状態が続いて、これは優勝陣営のロイヤリスト(忠誠者)だけによって起こされている事ではなく、実は同盟変更トークンで頻繁に陣営を変える一部の人たちや、PCNAのグレイホストに来た違うキャンペーンや違うサーバーの人たちによって引き起こされていると考えています。
スタートから10年が経ったゲームで、古くから各陣営の忠誠者としてシロで動いていたプレイヤー達は既にかなり落ち着いていて、こういう忠誠者のプレイヤーは決まった日時にルーティンとしてシロディールに入るけど、多くはシロで1日中走る…なんて事は卒業している人たちが多いです。実は、自分だって週末以外はもう既に長くシロディールは走らないしw (じゃあ、なんでいつもリーダーボードの上の方に居るんだよ…とか言う人は、毎日同じくらい大量のボールグループと戦ってみて下さい。長時間走るんじゃなくて、大量のボールグループと戦う。現在はボールグループの第2の最盛期です)
だから、最近、なんか見たことがないグループが一日中走ってるな… と仲間に聞いてみると、「あのグループはブラックリーチから来た」とか「コンソールから来た」とか教えてくれるし、そういう人たちが実はPC版のグレイホストでいつも皇帝を狙ったりして一日中走ってキャッピングを続けるので、それにより陣営に多くのポイントが加算される… と言う状況が去年から起きてます。これは全ての陣営で起きてます。
興味深いのは、サーバーを変えた、キャンペーンを変えた、陣営を変えた人たちの一部は、どうして最初にいつも皇帝を狙うのか? サーバー変えて皇帝狙うのは称号の再取得の為にありえる事だけど、本当におかしなくらい同じ傾向を見る事があります。そして、この手のプレイヤーは皇帝になると絶対に他の仲間に皇帝を譲らないし、だから、最初にこの手のタイプに皇帝になられると、他の仲間は一ヶ月皇帝になるチャンスを逃す事になるし、一ヶ月寝ずに走り回る皇帝グループをAPで追い抜くのはマジで大変だよね…。実は、この皇帝が1位のAPを維持する為に1日中シロディールで走り続ける事が最近のシロディールの優勝陣営に関係している事が多いです。
パクトでも似たような事が起きていて、それ以外にもパクトの場合はどういうワケかアルドメリから移籍した人たちが最近かなり多いですw 当然、大歓迎ですよ!! 同じPCNAのグレイホストでプレイして来た人たちだからかなり気心も知れている部分もあって、そういう部分ではパクトはかなり恵まれているように思っています。こういう書き方は申し訳ないけど、違うサーバーやキャンペーンから来た人は全然文化が違う場合があるし、「やり方が違う」と言う事が陣営を2つに分けてしまう事もあります。
最近のシロディールの様子
個人的には、最近は同盟戦争で優勝する事は仲間に任せているし、今の自分の仕事みたいなのは、とにかくソロでもボールグループと戦える陣営を目指す事。勿論、ギルドグループにはそんなものは必要は無いし、しかし、ギルドグループと言うのは1日中走れるものではなくて、24時間の内の殆どがソロやPugの人たちの活動に支えられている筈なので、ソロやPugに参加する人たちの強化は最も重要な事にも最近は思う事があります。
それに先述の通り今は第2のボールグループの時代と言っても過言は無い筈で、プライムタイムは勿論、とにかく色々な時間帯で様々なグループがのべつまくなし走っている事さえあるので、各国や地域のプライムタイムだけ強いグループあれば良い… と言うものでもなくなっています。どの時間帯でも戦えるソロやPug、小グループはとにかく必要とされるものです。
同時に、PvPに慣れていない人やボールグループとは戦いたくない人達の為にもそういう戦いを無理強いしない陣営でも居たいし、最近は自分達は対ボールの囮だったり(自分達がボールと戦っている間に他の仲間に別の砦を取り戻してもらうとか)、ベテランでそういう盾になれるチームも目指しています。
そして、プライムタイムでは頻繁にボールグループ同士のギルド戦争が起こる事が多くて(これが超カッコいいんだわ)、これもボールグループ最盛期と今まで言われて来た2019年と同じ傾向です。日本時間を見ていると日によってはシロディールに人が全然居なくて酷い状態になっていて、今が第2のボールグループの最盛期とか言われてもピンと来ない人も多いかもしれないけど、週末にでもプライムタイムに遊びに来てみて下さい。
しかし、実際はどこでボールグループの戦いが起きているのか? とか把握している人はかなり少なくて、自慢ではありませんが、自分はプライムタイムでは各ギルドの動きをチェックしている一人なので(だから、他陣営のボールグループがパクトのチャットを読みたがる)パクトではそういうギルド戦争を見たり知ったり出来るけど、他の陣営では何が起きているのかわからない事も多いかもしれませんw
シロディールで増えて来たクラス
また、クラスの話をすれば、去年の10月の終わりにアップデート44が来て、暫くPvPではソーサラーを筆頭に45メートル遠隔PvP(バトルスピリットで遠隔攻撃の距離が更に伸びる)が主流だったけども、2月になってみて、ソーサラーから別のクラスに変わったプレイヤーも多くなったように感じてます。
ナイトブレードとウォーデンだけども、ナイトブレードはボンバー以外にも単体攻撃ビルドが激増している感じがするし(これはシロのテストを見込んでる気もする)、ウォーデンは書記のクラス技であるチャーム(魅了)を使うプレイヤーが激増中です。
ナイトブレードの場合は、使用する技は多少変わって来ていると言えども、このクラスの方向性はブレる事はないと思っているし、しかし、ウォーデンの場合は新しいCCを得た事で更にグループ向けになったと言うか。
ボールグループには現在幾つかのビルドがあるけども、その中でも最近一番使われているのはウォーデンがメインのグループビルドだと思うし、ウォーデンのチャームを既にグループビルドとして使っているところもあります。しかし、ラグが多い混戦地でこの魅了をやられると、ラグなのかこのアビリティなのかわからなくなるような錯覚を起こす事も多い。英語公式フォーラムでもこの技の発動が非常にわかりにくい為、魅了にエフェクトなり何かSEを付けてわかりやすくしろ…と言う意見が増えています。
2月下旬のホワイトストレークの騒乱に向けて
アップデート44からアズールブライトが使えなくなって、一時期多くの人たちが特に統制型のボールグループを倒す手段を失って困っていたのが、既にそれから3ヶ月が過ぎて、ボールグループ側もうかうかできない時期を再び迎えているように見えています。
プライムタイムでは、最強系ボールグループでさえ再び一瞬で殺される事も増えて来て、今月の終わりからホワイトストレークの騒乱(年央の騒乱)が始まるけども、年央の騒乱と言えば「ボンバー」w そこではボンバーが山程走るし、既にボンバーはこの調整をするかの如く激増していて、ボールグループもこれには警戒しなくてはいけない筈です。
実は、現在、4人のボンバーを備えるグループが多くなっていて、その幾つかは有名ボールグループのメンバーで編成されていたり、ボールグループが年央の間にどういう活動をするのかはまだわかりません。ただ、どうであれボンバーがいつも以上に増える事は間違いないと思うので、この対策だけは(特にソロは)しっかりして来てほしいと思ってます。
シロでは今月もどうぞよろしくお願いします。