マジでミュージシャンの訃報を聞くのが恐ろしいこの頃だけど、今度はデイブ・ヴァレンタイン...吉岡さんのTweetで知る事になった。
訃報。デイヴ・ヴァレンタイン Dave Valentine 2017年3月8日ニューヨークで死去。64歳。GRPレコードから数多くの作品を出したジャズ・フルート奏者。プエルトリコ出身の両親の元1952年ニューヨーク・ブロンクスに誕生。ラテンの影響を受けたフルートで人気を博した。
— 吉岡正晴 The Soul Searcher (@soulsearcher216) March 8, 2017
訃報。デイヴ・ヴァレンタイン2 ヴァレンタインは昨年脳卒中を起こし、治療費をクラウドファウンディングで募集していた。訃報は、姪のデビー・フィリップス・ヴァレンタインがSNSで明かした→ https://t.co/oZy3x051CO
— 吉岡正晴 The Soul Searcher (@soulsearcher216) March 8, 2017
治療の為にクラウド・ファウンでィングで金を募っていた...とか、そんな金が無かったのか...
ラテンベースの素晴らしい音楽をやって来たフルート奏者だったけど、彼の音楽は明るい南国の太陽にように暖かだった。
心からご冥福をお祈りします。
今日は時間が無くてゆっくり書く事が出来ないんだけど、少しだけ...
デイブ・ヴァレンタインの師匠は先日、ラリー・コリエルの訃報の時にもライブ映像と音源を紹介した同じジャズ・フルートのヒューバート・ローズ。これは本当に納得。
自分はGRP時代の彼の”Toropic Heat”と”Red Sun”と言うアルバムを持っているけど、今じゃアマゾンでも出品者からしか買えないし、iTunesにも無いし...
(こんな状態だから、ヴァレンタインはクラウド・ファンディングになってしまうのか...これらの素晴らしい音楽を売らずにしてどうして儲けろと...???)
もし入手の機会があったら、自分の持ってるCDのジャケット写真だけ置いておくので聞いてみて下さい。
そしたら、Red Sunのアルバムごと上げてくれてる動画があったから借りて来ました。
https://youtu.be/5EnE3S5_zK4
今、聞いてもすぐに南国のリゾート地に居るような心地よい気分にさせてくれる音で、これを聞いて癒やされて下さい。それが素晴らしい音楽を演って来たデイブ・ヴァレンタインへの供養だとも思うし...
そして、もう一つ、貴重なLive映像があったんで、お借りしてきました。
https://youtu.be/Zd-E9nshehw
デイブ・ヴァレンタインがGRPのメンツとLiveをやっているけど、Liveと思えないほどの音のキレイさで、今においてもGRPのレベルの高さを思い知る。
ここに参加してるミュージシャンについては、一番目を惹く人は98年に自殺したカルロス・ヴェガ(ドラム)で、この動画のYouTubeのコメントもカルロス・ヴェガ一色。こんないいドラムを叩く人がなんで自殺なんてしたのか、惜しまれてならない。
そして、ギターがリトナー(確定)で、キーボードはGRPの創設者の一人であるデイブ・グルーシン大先生だと思うものの(確定)、もう一人シンセを演ってる方は音からしてラリー・ウィリアムズ?
ベースもエイブ・ラボリエルかアンソニー・ジャクソンかわからないけど...
(体格の良い黒人ベースですごいセッション数をこなしてる...と言うとこの二人しか浮かばないw)
...あっ、今違う動画で確認したら、エイブだそうで..。後のメンバーは上に書いたので正しかった。(自分ですげぇと思ってしまったw)
改めてヴァレンタインのフルートを聞いていると、このオアシスと言う曲ではフルートでグルーブとかしてて本当に素晴らしい。フルートでグルーブとかね。
しかし、GRPの音源が一部を除いて非常に手に入りづらくなってて、この音源を何とか簡単に手に入れる方法は無いのか? 宝の山のような録音ばっかりで、こういう音が聞けなくなるのは間違いなく音楽界の遺産の喪失だと思うし...
- Wikipedia デイヴ・ヴァレンティン
- Discogs Dave Valentin