久しぶりの音楽記事ですが。
今日、ウェブラジオから久々...とも思えるE.W&F(アース・ウィンド&ファイア)テイストの曲が流れて来て、知っての通り、アースをずっと引っ張って来たモーリス・ホワイトは既に2年前に亡くなって、正直、そのテイストを受け継ぐ人は居ないように思えていた。
そしたら、この曲。
再びジョーイ・ネグロの登場だけど、彼の主催するZレコードから最近リリースされた曲。アル・マッケイ・オールスターズが2016年に出した曲をリミックスし、原曲より、はるかに音が整理されてる感じがする。さすがネグロ...と言う感じで。
この曲が流れて来た時、ボーカルの声は明らかにモーリスともフィリップ・ベイリーとも違うんだけど、このリズム感とコーラスの編成が、アース・ウィンド・ファイアーを思いださてならない。
(今、ちょうどパートナーが来て、「これ、アース?」と聞いたほどw やっぱりそう聞こえるよねw)
しかし、この曲がE.W&Fのテイストを大きく醸すのは、当然、この曲をやっている人がアル・マッケイである...これがめちゃくちゃ大きいと思う。
彼は、E.W&Fの個人的に一番好きな時代(70年代)、そこでファンク・ギターを担当していた人で、E.W&Fの超名曲、セプテンバーもアル・マッケイが居なかったら生まれなかった...とさえ言われている。ソング・ライターとしての評価もすごく高い。
何度も書いてるけど、アースを率いて来たモーリス・ホワイトは、自分にとっては比類なき音楽の神の一人で、2年前、彼が亡くなったと聞いた時の喪失感はマジで大きかった。
...いや、既にパーキンソン病と闘っていたモーリスが以前のような音楽活動に戻れる事を祈り続けてはいたけども、しかし、それは難しいかもしれない...と思ってもいた。それでも、本当に素晴しい音楽を作り続けた彼がこの世界に存在するだけで、その曲達に命を与え続けているように思えていた。
しかし、彼が亡くなり、アース・ウィンド&ファイアは存続してるものの、申し訳ないけど、モーリスが居る頃のアースとはそれは別物にも自分には思えていた。
しかし、今日、アル・マッケイの曲を聞いて、彼がアース・ウィンド・ファイアの全盛期の曲作りにどれだけ携わって来たか...それを思い出した時、この人はアースのイメージの1つを間違いなく作りあげた人だった...とも思ったりもした。
今日、紹介した曲は、自分にとっては、思い入れの点からも非常に嬉しい一曲だった。
もう1つ、アース時代のアル・マッケイの書いた名曲を置いておきます。