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【ESO】新しいアップデート・テスト(V4.3.0)がテストサーバーで始まる CP上限は現状据え置き、片手武器のエンチャント効果は半減 その他(追記あり)

今日はメンテナンスだけども、ESOの公式テスト・サーバーでは、次のDLC「憤怒の石」と一緒に来るだろうアップデート(4.3.0)のテストが始まっている。

PTS Patch Notes v4.3.0

これがテストされているパッチノートの内容で、このテストの結果によって更なる修正がいつも数度加えられて、正式なパッチになる。

今回も読むのもうんざりなほど長いパッチノートだけども、これを全部説明するのは大変すぎるから、個人的な独断と偏見で気になる部分を少し書き出しておきます。

 

チャンピオンの上限が、次のパッチノートで据え置き予定

年に4回あるアップデートで毎回CPが30づつ引き上げられて来たけど、今回はその上限を増やす事は見合わせるそうで。

今まで無限に上がって行くようにさえ見えたCP上限について、プレイヤーからも色々と意見があって、CPの上限が増えると言う事は、チャンピオンの各星座にポイントが更に振れる事を意味して、プレイヤーが一方的に強化される懸念があった。

PvPの場合は、敵も味方も全員CPの上限が上がるから、CPが既に上限になっているプレイヤー同士なら自分も強くなれば相手も強くなっている...と言う事でそれほど問題無いかもしれない。

しかし、PvEの場合は、プレイヤーが一方的に強くなって行けば、ダンジョンとかの難易度とのバランスが崩れるかもしれないし、実際、1年以上前とかに比べれば、ワールドボスなんかも一人で倒せる人が増えているように思える時がある。

ZOSはそういうゲーム全体のバランスの為に、このCPシステムを今後どうするべきか現在色々と検討中との事。
 

片手武器の付呪効果が半減する予定

これはあくまでも効果が半減...と言う事で、クールダウンの時間には影響しない。

この変更の理由は、ZOSは片手武器と両手武器の差を明確にしたかった...と言う事で、しかし、公式は触れてないけど、最近、シロディールで二刀のプレイヤーが増えていて、その影響もあるんではないか...と違うスレッドでは考察されていた。

最近は、エンチャント効果を上げる注入武器が人気があったけど、片手に限っては、注入よりニルンホールドの方が良いだろう...とかそういう考察もファンの中ではされている。

しかし二刀の人はそれで良くても、剣&盾でやっている人からは(特にシロディールには多い)、この付呪の弱体化は痛い...と言う意見もある。

自分の場合もシロディールでは片方が剣&盾だけど、それは防御行動が必要な時の為にだけにあるようなもんだから、片手武器の付呪が弱体化されてもさしては変わらないように思える。
 

回復やダメージに関係しないバフの対象人数が最大12人になる

ウォーデンの氷衣(防御が上がる)、ドラゴンナイトの武器溶解(攻撃力が上がる)、同盟戦争スキルの高機動(速度が上がる)、戦いの角笛(リソースが増える)の効果(変異を含む)は、今まで仲間6人まで有効だったけど、12人まで対象人数が増える。

これは試練を見込んだ変更でありながら、シロディールでもかなり影響がありそうな予感がある。

しかし、高機動については、別の変更もあるから、次の項で説明。
 

高機動の効果から鈍足と移動不可の効果無効がなくなる 解除もできなくなる

これはシロディールにかなり大きな影響がある変更に思えているけど、高機動からは鈍足と移動不可の効果無効が無くなり、その変異の撤退機動からは、鈍足と移動不可の解除効果が無くなる。

その代わり、この効果があるプレイヤーは、後ろからダメージを受けた時、ダメージが15%軽減される。追い掛けられていて逃げている時とかにダメージが少なると思えばいいのかもしれない。

前にこの撤退移動がシロディールの電車グループで鈍足と移動不可効果を解除する為に使われている事に触れた事があった。

最近、迅速アクセが有用に思うシチュエーション
(↑ しかし、現在は既に迅速アクセも弱体化されて、前より有効ではない)

これで鈍足と移動不可の解除が出来なくなった電車グループは、その代わりに何を使うのか?w

一番手っ取り早いのは、同盟スキルの後方支援にある「除去(Purge)」だけど、これは魔法だからマジカを消費するし、今までグループでスタミナ型で撤退機動を使う係の人がすぐにこれを連発出来るか?と言えば、少し疑問が残る。消費マジカはかなり多め。

しかし、この除去についても、次のアップデートで今まで消費マジカを減らすパッシブの影響を受けていなかった事を修正したと言うから、軽装を着たり、種族特性等でマジカ消費を減らすパッシブを持っていれば、今後はその影響を受けてもう少し使いやすい魔法になる可能性がある。

しかし、この除去は狙ったデバフを解除出来るわけではなく、それも解除できるデバフは2個。だから、撤退機動のように鈍足・足止めだけを狙って解除出来るわけではなく、テンプラーの浄化が必要になるかもしれない。

今まで、電車グループにかなりの優位性を与えていた撤退機動から、鈍足・足止め解除が無くなった事で、今後、こういうグループはその対策に何を考えて来るのか? 個人的には、それを見るのが楽しみなんだけど...www

あと、スタミナ型の人たちは、この技でかなり得していた可能性もあるけど、これに鈍足解除とか無くなると、両手剣の「怒涛の前進」が必要になるのか? 最近、スタミナ型から離れているから、自分は詳しくないけど。
 

破壊の杖の技を装備しなくても、杖装備だけで「古代の知識」のパッシブが発動

これは個人的に興味がある変更で、破壊の杖を装備してる人の多くは、何かしら破壊の杖のアビリティを使ってると思うし、そういう人は今までと変わらない。

しかし、特に今のジルのPvEのビルドの場合、殆ど全部と言うくらいクラス技で、その為、遠隔の武器攻撃の為だけに何かしらの杖を装備してるだけで、高いDPSを目指す時以外、破壊の杖のパッシブとは無縁だった。

次のアップデートでは、杖を装備するだけで、破壊の杖技をアビリティバーに入れてなくても「古代の知識」の影響を受けれるようになるらしい。

炎の杖なら単体攻撃のアビリティのダメージアップ、雷の杖ならAoEのダメージアップ、氷ならブロックの消費とブロックできるダメージ量がアップ。

と言う事は、ジルの場合、一人で動く時は杖の裏は「剣&盾」になってるけど、例えば、裏と表で炎と雷を入れて、それぞれに単体攻撃とAoEを分けて入れておけば、更に攻撃力が上がる計算になる。

しかし、自分はマジで盾が好きで、それにドラゴンナイトの技はマジカであろうと近接攻撃しか無いから、敵の懐に入る必要がある。それだけに剣&盾が便利。

そう言えば、有り難い事にジルはノルドだから、次のアップデートの種族特性変更では、魔法と物理の耐性が3960づつ上がる予定。PvEでは剣&盾としばしお別れをして、両方杖でも良いかな...。

このアップデートでは、既に日本語公式でも訳されている「種族特性」の大きな変更も合わせて行われる予定だから、それには一度目を通しておいた方が良いと思う。

アップデート第21弾で行われる種族に関する変更のご紹介(日本語公式)

しかし、個人的にはシロディールでは剣&盾は外す予定はなし。シロディールには盾の防御は未だ必要に思えているし...。
 

追記:一部セット装備で、ファンから「壊れている」と非難されているもの

次の調整では、新しいDLCに合わせた新装備と既存のセット装備に調整が入る予定だけど、その効果で「壊れている」とファンから酷評を受けている装備について。

”Symphony of Blades”(モンスターセット)
まずDepths of Malatar(マラタールの深淵とでも訳せばよいか)で手に入る新モンスターセットの”Symphony of Blades”

現在の状況では、

  1. 2%のヒーリング効果の追加
  2. 主要なりソースが50%未満の味方を回復した時、メリディアの恩寵として、そのリソースを1秒間に2325、6秒の間回復させる。18秒のクールダウン付き。

一見、トロール・キングのリソース回復版のように見えるけど、これはリソースの無限回復手段になる...と言う事で、ファンから再調整するように要請されている。

 

”呪いを食らう者”のセット装備
これはかつてはシロディールの報酬装備の一つで、現在はクロップフォード(パクト領の街)のエリート装備の商人から購入可能。

今までは全く使えない装備の一つで...5個目の効用が「適用された全てのデバフの悪影響時間を20%削減する」と言うものだった。

実は、シャドウフェンで拾える「ヒスト樹液」の軽装がかつてこれと全く同じ効果を持っていて、「ヒスト樹液」は更に「そのデバフ適用時間にHPが毎秒2000近く戻る」効果までが付いていて、「呪いを食らう者」を着るんだったら絶対「ヒスト樹液」の方だろう...と言う感じだった。

しかし、幾つか前のアップデートで、シャドウフェンで拾える「ヒスト樹液」の軽装から「全てのデバフの悪影響時間を20%削減する」が効用が取り除かれ、現在は「デバフ適用時間に毎秒HPが2500位戻る」と言う効用だけになった。

だから、現在はその2つは別々の効用を持っているとは言え、「呪いを食らう者」の”デバフ時間20%削減”を着る位だったら、ずっといいものがあるだろう...と言う状況だった。

しかし、それが次のアップデートでふざけている位、大化けする効果が用意された。軽装だから未だマジカ系装備である事には変わらないけど、5つの目の効果。

新しい効果

あなたが自分自身か仲間をヒールした時、そこから2つの悪影響のある効果を取り除き、この方法でデバフが取り除かれた場合、ターゲットは150のマジカを回復。2秒ごとに発動する。

 

この「呪いを食らう者」装備に触れさせてもらうと、先に「高機動」とその変異の「撤退機動」から鈍足・足止め耐性&解除の効果が無くなる事が予定されている事を書いたけど、こんな装備が出て来たら、それを台無しにする可能性もある。

そして、問題はこの装備を着てHoTを使った時で、その効果がある間は、全く敵のデバフの影響を受けなくなる可能性がある事が既にファンによってテストされている。(2秒毎に常に解除される為)

自分はシロディールでヒーラーやっていてHoTを仲間に投げまくっている立場だから、これがどれだけ”変な事”かは当然理解出来るし、この装備を着てHoTの回復を投げていたら仲間からはめちゃ感謝される感はあるwww

しかし、こんなものがまかり通ったら、敵へデバフを投げる意味なんて無くなるし、PvEは良いとしても、PvPではデバフに殆ど掛からない人が蔓延して、どうなるんだよ...と言う感じ。

今は、デバフ解除効果は良いとしても、クールダウンの時間を2秒じゃなくもっと長くするように要請されている。例えば10秒とかね...。また、そのデバフ解除が着てる本人に限るようにしてもらいたい...と言う意見もある。もし本人に限らないなら、個人的には、発動確率を入れても良い気がする。50%とかね。

実際、グレナンブラで拾える「ウィルド樹の祝福」と言う装備(重装)は、

「マジカ・アビリティを唱えると自身にかかっている負の効果(デバフ)を最大5つ除去します。この効果は15秒毎に1回発生」
(すみません、1秒に1回とかミスタイプしてました)

と効用を持っていて、シロディールでこれを着ている人を自分は何人か知っている。
 
追記:似たような装備に「ステンダールの抱擁」もある。

「味方を回復すると、50%の確率で味方の負の効果(デバフ)を最大5つ除去します。この効果は、それぞれのターゲット毎に 30秒毎に1回発生する可能性があります」
 

「呪いを食らう者」は、PvPのタイマン勝負の時に限るなら10秒のクールダウンで十分と思うけど、集団戦の時にHoTで確実に「除去(Purge)」と同じ効果が発動するなら厄介になる可能性があるしね。仲間が受けるデバフの事を思えば、それは有り難い恩恵だけど、しかし、一方で仲間が使うデバフを台無しにする可能性もある。

折角、後方支援の技には「除去(purge)」と言うのがあって、これもデバフを2つ解除できる技だけど、公平性を期すると言うなら、これのスタミナ型変異も作って、デバフがキツイと言う人はそれをアビリティバーに入れておく事を推奨する方が健全な気がする。

それでアビリティバーが埋められるのが嫌だ...と言う事にもなりそうだけど、しかし、そこが実はシロディールの一番難しい所でもあって、同時に大きな挑戦でもある。限られたアビリティの数でどれだけの優位性を引き出すのか...それを考えて見つけて行く事は、このゲームではいつも重要な事と思っている。

正直な意見として、どうしてアップデートの度にこれほど沢山のセット装備を登場させる必要があるのか...。そのセット装備に詰め込める効用なんてそれほど多くないにも拘らず、と言う事は、結局、その効用を単に新たに組み合わせて、それを使いまわしてるだけに過ぎない。

だったら、プレイヤーにそれぞれのセット装備の効果を自由に選ばせた方がいいだろう...とかマジで思う事がある。

それに新しいセット装備ばっかり増えて、しかし、それを保管できる銀行とか保管箱とかの容量はそのままで、ESOの荷物整理にどんだけのプレイヤーが無駄な時間を費やしているのか(例えば、今回はこれをこのキャラに渡して...とか、このアイテムは壊したり売ったり...とか)、そういう部分に制作側のプレイヤーへの愛情とか全然感じないしね。

...おっと、キツイ事を言い過ぎたけど、しかし、個人的には新しいセット装備はいらね。どうせ効用の組み合わせを変えただけだったり、時にはゲームのバランスをぶっ壊してくれたりね...w

次のアップデートでも、一部の古い使えない装備の見直しを含んで居るけど、未だ使えないセット装備は結構あるし、新装備を出す事より、その古い装備の見直しに集中した方が良いように思ったりする。これ以上、アイテムが増えても、プレイヤーは正直に保存場所に困るだけ。
 


この他にも本当に細々とした変更が沢山あって、それはこのアップデートのパッチが公式に適用された時、日本語公式の訳で読んでみて下さい。

本当にまだ自分も流し読み程度しかしてなくて、もっと重大な事を見落としてる可能性もあるけど、それに気付いたり、更なる調整や修正が来た時はここに追記するか、新しい記事にするかで書いておくつもり。

取り敢えず、今日、ぱっと読んでみて、興味を惹かれた部分だけ書き出しておいた...と言う感じで。

公開日 カテゴリー Gameタグ

About Makoto

TESシリーズ(Skyrim、ESO等)のファンサイトを運営。しかし、本性は音楽geek(soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。Wordpressは2007年からの古参。 Home:  Rolling Sweet Roll

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