今朝とか暖房つけてても手がかじかむ位寒くて、鍵盤やってる身からすれば、手がかじかむのは大敵。本当にこういう時はマジでTESのノルドが羨ましいw
それで昨日でバレンタインデーが終わって、このサイトの音楽を切り替える事になったけど、寒いけどあと少しで春と言う事で、しかし、選曲のコンセプトなんてあって無いようなもので...ノリと気分だけで選んじゃったようなところがあるw
R&B系とかのミディアム・テンポのグルーブ感が心地よい曲が多いかもしれないけど、興味がある人は聞いてみて下さい。
(ここは本家と違って、音楽記事にもお客さんが来てくれるところなんで)
ところで、このプレイヤーに1つだけフォーク色が強い毛色が違う曲(現在は8曲目)があるけど、それを入れた理由。
一昨日、WOWOWで撮りためておいたライブを幾つか見る事になったけど、その1つがキャロル・キングが2014年に”MusiCaresパーソン・オブ・ザ・イヤー”を受賞した時のそのトリビュート・コンサートだった。
その最後にキャロル・キングとジャームス・テイラーが出て来た。二人とも既にお婆ちゃん&お爺ちゃんとさえ呼べそうな年齢だけど、アメリカ音楽界から見れば二人共伝説的なシンガー・ソング・ライターで(特にキャロル・キングは当時の音楽界に衝撃と革命をもたらしたと言われるほどの既に”超”が付くほど伝説的はソングライター)、二人の共演を見れて本当に嬉しかった。
ジェームス・テイラーは自分の両親が好きで、彼の心温まるような穏やかな曲はいつも子供の頃のBGMの1つだったように思う。
それに刺激を受けて、プレイヤーの中に去年の春発売されたジェームス・テイラーとチャーリー・プースのデュエット曲「Change」を入れておいた。
チャーリー・プースはバークリー音楽院でちゃんと音楽を勉強をして来た非常に才能があるシンガー・ソング・ライターで、今すごい人気だけど、これは彼自身とその仲間の作品なものの、まるでジェームス・テイラーが書いたんじゃないか...と思えるニュアンスがあるのが凄い。プースにとっては、やはりと言うか、ジェームス・テイラーは非常に影響を受けた人だったらしい。
しかし、この曲についてはそんな甘い言葉で語れる事ばかりじゃなくて、去年のバレンタインの日、フロリダの高校においてその退学生(19歳)による銃乱射事件がおきて、生徒&教員の合わせて17名が亡くなる悲劇があった。
そして、その年の3月の終わり、ワシントンD.Cで行われた銃規制を政府に求めるデモに参加したチャーリー・ブースによって初披露された曲だった。だから歌詞にも色々な彼の思いが込められている。
それから1年が経とうとしてるわけだけど、ここで「銃規制」についてうんぬん書くつもりは無いものの、時に音楽と言うのはそういう出来事を辛く思い出させてくれる...
最後に。
キャロル・キングのトリビュート・ライブのバックにギターのディーン・パークスが居て、彼のカットギターを聞けるだけで幸せだった。キャロル・キングはこの日彼女のバックを務めているミュージシャンは長年彼女をサポートしてくれたミュージシャン達だと語っていた。
ディーン・パークスと言うとスティーリー・ダンのレコーディングの話しとかが有名だけど、個人的に彼のギターと言って最初に思い出すのは、GRP時代のトム・スコットの作品(keep this love alive このアルバムはspotifyにも無い)。
特にこの曲が子供の時に大好きで、今でもこのCDは宝。
このディーン・パークスのギターがマジで好きだった。イントロのカットギターから、途中の弾きまくりソロまで全部w(そして、この曲のドラムは、ジョン・ロビンソンと言うのも最高すぎる)
メロディーはなんか日本の曲みたいな感じなんだけど、小細工無しの名演だと思う。
そしたら、キャロル・キングのトリビュート・ライブの最後にトム・スコットが出て来たんだけど、個人的にはディーン・パークスもそこに居て「やっぱり来た来た」と言う感じだった。
しかし、これ...マジでトム・スコット??? とか思うほど容貌が変わっていて、スキンヘッドで超巨漢と言うほどの太り方。
https://youtu.be/Nqb1dGh8HCg
思わずマジで健康が心配になっちゃったけど...。しかし、トム・スコットの年齢なんて気にもした事がなかったけど、今年で御年70歳。ちょっと驚いたけど、だからこのキャロル・キングのライブでは66歳と言う事になるか?
個人的には、彼のファンクっぽいサックスが好きで、とにかく健康に気を付けていつまでも元気で音楽活動を続けてほしいと思ったりした。