不謹慎な話から入ってしまうけど、今日の午前中、ESOのシロディールに入っていたら、まだゲームに入ってなかったパートナーの少し悲鳴に近いような声が隣の部屋から聞こえて来た。
「えっ、志村けんさんが亡くなったって…」
ええっ、マジっ…?って言う感じで、志村さんは自分の親戚でも知り合いでも無いけど、しかし、日本の多くの人はそのニュースに驚いたと思うし、それがショックだったと思う。いつも日本のテレビで自分達を笑わせ続けてくれて、もう元気な姿で自分達を笑わせてくれないのか…思った時、喪失感のようなすごい寂しさを感じたりした。
そしたら、シロディールのパクトの日本語チャットでも、それにショックした日本の仲間プレイヤーの書き込みがあって、実はそれにすごい返事をしたかった。「自分もすごい悲しい」って。しかし、その時、ちょうどアレッシアの超激戦地に居て、仲間に回復を入れなかったら仲間も攻城兵器の餌食になって倒れてしまうかもしれないし(こちらはゲームの中のヴャーチャルな世界だけども、本当に不謹慎ですみません)、返事ができなくて本当にごめんね。自分も志村さんが居なくなってしまったのが悲しい。
日本でもコロナウィルスで亡くなった人は沢山いるけど、しかし、今まではどこか遠い世界の話のような感じがあって…いや、家族とかに発症されたり亡くなった人が沢山居るのに、こんな事を言うのは不謹慎過ぎるけども、しかし、週末、都内で外出規制までが出て、そういう中での志村さんの死。
彼はいつも自分達を笑わしてくれたけど、今はきっと天国から皆に「お前ら本当に気を付けろよ」と言ってくれているような気がするし、彼の事を悲しむと共に、皆で気を付けて少しでもこの感染病が早く収束する事に努めて行かなくていけない…と改めて思わされた。
本当に心から志村さんのご冥福をお祈りします。
志村さんへの個人的な思いを書かせてもらうと、彼は実は洋楽のソウルにメチャクチャ通じてる人で、音楽雑誌の何だったか忘れちゃったけど、そこでレギュラーで評論まで書いていた事があったと聞いている。これは子供の時から父親の友人のミュージシャンの人達から本当によく聞いた話だった。
志村さんと音楽については、こちらのサイトにすごく詳しく纏められているので、興味がある人はお邪魔させてもらってください。
こちらのサイトに志村さんが色々とサンプリングじゃないけどギャグとかに取り入れたり影響を受けて来たアーティストの名前があるけども、テディ・ペンダーグラスとかジェームス・ブラウンとか。
特に志村さんのヒゲダンスの曲に使われたと言うテディ・ペンダーグラスは70年代のフィリー・ソウルの代表バンドの1つであるハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツにも参加していて、ファンクとソウルを敬愛する自分からすれば、この頃のソウルと言うのは古き良きアメリカ音楽の至宝に思えるものばかりだったりする。
そういう時代のソウルを愛してた志村さん… 志村さんは多分、ファンクのビートが効いた曲が好きそうに思うし、これは自分用と言うか去年の秋に作ったプレイリストだけど、多分、志村さんが愛してやまなかった時代のソウルが詰まっていると思う。(年は全然違うけど、志村さんの好きなファンク&ソウルの世界は殆ど自分と同じだと勝手に思っている)
これを御供養の代りに置いておきたいと思います。
本当に心から手を合わせると共に、多分、こういう音楽を聞く度志村さんの事を思い出しそうだけど(コントではなくて音楽ですみません)、日本中に沢山の笑いと笑顔を今までありがとうございました。これからも自分達は笑う事を忘れずにどんな大変な時代であっても生きていきたいと思います。