前の記事を書いている時、ZOSから公式記事が発表になって、いずれこれは日本語公式でも訳されると思うけども、Macの今後のサポートについて。
追記: 日本語公式の訳文も来ました。
しかし、日本語公式訳文には英語公式文にあるStadiaについての言及は省かれている為に(多分、日本語版はStadiaには対応していない為)、それについては先に書いた自分の記載を参考にして下さい。
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これはマット・フィラー氏によって書かれたもので、、今年の夏にAppleは新しいMacはintelのCPUを使用しない事を発表する事になった。
上記の記事は日本のITメディアの6月の記事だけども、これを読む限り、Appleが相当に力と時間が注いで独自のARMベースのCPUを開発して来た事が分かる。
しかし、これによりintelベースのCPU用に開発されて来たESOはプレイ出来なくなると言う事で、新しいMacのPCではBoot Campもサポートしないと言う事から、ARMベースのMacとWindowsのデュアルブートは出来ないと言う事。(※ デュアルブートは、一つのPCに二つのOSを用意して選択出来るようにする事)
そして、ESOの公式記事によれば、専門用語が炸裂しちゃうけども、x86のエミュレーションはオフィス用とかのソフトウェアには問題は無いけども、ゲームには問題にもなると言う。ESOのような古く大きな複雑な製品を新しいCPUに対応させるのはかなり大きな仕事になる可能性があって、そしてどんな不具合を抱えるかについても未知数で、こういう理由からESOをAppleの新しいARMベースに対応させるように移植する事は無いとマット・フィラー氏は話している。
それでも、MacであってもIntelベースでMacのユーザーが一定数居る期間は、Macも引き続きサポートして行く予定と言う事。また、新しいMacでもx86のエミュレーションでESOを実行する事は技術的に可能とはしているものの、公式からは正式にはサポートされていない事を注意して欲しいとのこと。
そして、もし新しいMacを購入した場合、GoogleのクラウドストリーミングサービスのStadiaで同じアカウントと同じサーバーを継続してプレイする事も出来ると言う。前に少し触れたけども、海外ではStadia版のESOも既にスタートしていて(実はこれが結構問題を抱えているとも聞いているけども、暫くしたら安定するかな?w)、初めて聞いたけど、StadiaのサーバーはMacベースなの? そんな事が書いてある。
しかし、問題は日本語版のESOの事で、日本語版はMacもサポートしている筈で、しかしStadiaは日本語版は無いよね。インテルベースのMacを暫く使うつもりの人は、暫くはサポートは受けれるけども、日本語版の場合は色々と考える必要があるのかな…。これについても日本語公式の翻訳・回答を待ってみて下さい。
追記: Macユーザーの反応について
ここにMacユーザーのレスポンスが投稿されているけども、笑ったのは、先述の通りこのマット・フィラー氏の記事に「ESOのような古く大きな複雑な製品」と書かれている事で、それを認めてしまっている…とファンが書いている事。そうじゃなかったら、今回のパッチ騒動のような問題は起きない可能性は確かにあるw
更に追記 こちらにもMacユーザーやそれに対してのファンの意見が書かれている。
ここにファンがAppleは独占的に何かをやるのが好きと書いているけど、確かにそうかもしれないし、しかし、それが彼らのIT業界での大きな個性を作り続けているとも自分も思っている。また、別のファンはAppleの製品を購入したと言う事は、その会社のやり方に賛同する意味がある…と書いてるけど、Apple製品を使い続ける人たちは、一つの美学のようなものを持っているしね。
自分の場合は、既にTES5のスカイリムが正式にMacをサポートしていなかった為にWindowsしか選択肢が無かったけども、音楽の製作系の人たちからはWindowsとかありえん…とか言われた事もあったw(今はそんな事は無いとは思うけど) しかしiPhoneに関しては既に10年近く使い続けているユーザーでもあって、Appleのスマートなデザインにいつも惹かれる一人だった。
このファンの投稿の中には、AppleがMacに新しく採用する独自開発の新CPUと言うのは、現在のintelのCPUに比較して消費電力が1/6と言われているそうで、もし本当ならこれは大きいし、凄い事だよね。
どうであれ、このスレッドにあるMacユーザーやそれに関するファンの話しは、IT関係の話しが好な人にとっても非常に興味深いものになっている。
そう言えば、Zenimax傘下の全ての会社がマイクロソフトに買収された事について言及する言葉もあったし、これについてはどうだかわからないけども、しかし、最近のESOはプラットフォームを広げすぎていると言う意見があった中で(Stadiaにまで対応したし)、今回は新Macはサポートしない…と言うZOSからの意向。新Macの今回の新しいCPUでかなり対応ソフトウェアを失う…と言う見方もあるし、IT業界と言うのは本当にいつも色々な流れを作って行く。