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【WordPress Plugin】編集画面でクイックタグ挿入が真っ白になって無効になる…原因は”Amazon Auto Links”(4.5.0)のアップデート その解決方

今、違う記事を書いていて、突然変な事が起きたんで、困っている人が居たら…と思って書き残しておきます。

自分のところでは未だWordpressの編集は「Classic Editor」を使っていて、ビジュアル・エディターでさえ嫌いと言う変わり者だから、そこにAddQuickTagのプラグインを入れて記事を書くのが日常になっている。

そしたら、突然、編集画面のデフォルトのクイックタグ(linkとかboldとかのタグを挿入するボタン)までが全部真っ白になって何の指示も出せない状態になってしまった。
 

突然、編集画面のクイックタグのボタンが全て消える怪
この問題はパッチ4.5.1で修正されました。最新版のアップデートをする事で解決されます。

写真を見てもらえばよくわかると思うけども…

本来ならこういう状態

それが、突然タグの部分が真っ白に…。

これじゃ何も編集出来ないじゃん…とか思って、色々と観察してみたんだけど、そしたら記事編集画面の一番上に普通なら「新規投稿を追加」または「投稿を編集」と書いてあるけど、それまで消えている。

自分の場合は、「All in One SEO」のプラグインを使用しているけど、記事下のその色々な項目まで読み込まれなくて、読み込み中マークがエンドレスにずっとぐるぐる回っている。
 

一体、何が原因なのか? 自分の環境では"Amazon Auto Links"

それで、最近アップデートが来た幾つかのプラグインを怪しんでみたけど、申し訳ないけど最初に疑ったのは「All in One SEO」だった。しかし、これを無効にしてみても改善されず。

そして自分の環境では一番直近(2021/1/7)にアップデートが来た"Amazon Auto Links"を無効にしてみたら、ビンゴ。このプラグインが悪さをしているようだった。

こういう時、まずやらなくてはいけない事は、こういう問題が他のユーザーにも出ているか?と言う事で、Wordpress公式の英語のサポートに出向く事になった。そしたら同じ症例かわからないんだけど、自分が問題を抱える事になった僅か1時間前にこういうスレッドが上がっていた。

英語で書いてはくれているけど、このユーザーの方はどうやらイタリア語圏の方のようで、Dettagli dell'errore と言うのは、英語では「Details of the error」、日本語に直せば「エラー詳細」と言う意味。

ここにWordpressから返されたエラーを書いてくれてるんだけど、自分の問題の場合は、エラーは表示されなかったから、イタリアのユーザーが抱えた問題と同じか全然わからない。しかし、プラグイン製作者さんの返答が興味深い。

「それが編集画面だけで発生するか?」と聞いていて、製作者さんの方では同じエラーの再現は出来ないと言う。しかし、エラーを取り除く為に現在の「開発バージョン」の使用を薦めている。

…どうするか?
 

プラグインを前のバージョンにロールバックするか、開発バージョンを使うか?

自分にはプログラムの書き換えなんて出来ないから、2つの選択肢がある筈だけど、"Amazon Auto Links"を前の4.4.6に戻す(ロールバックする)か、製作者さんが薦める開発バージョンを使うか?

前のバージョンに戻すにしろ、開発バージョンを使うにしろ、プラグインを書き換える方法は2つあって(マニュアルかプラグインを使う)、それは前に説明した事があるんで、その記事を参照にしてください。

どちらもすごい簡単だし、「WP Rollback」は"Amazon Auto Links"の開発者さんが薦める「開発バージョン」は選べるかわからない。しかし、今後、こういう事があった時の為に(プラグインは結構こういう事が起こる)、「WP Rollback」を入れておく事も安心に繋がる可能性もある。

それでも、今回は自分は「開発バージョン」を最初に試してみたかったから、手動(マニュアル)+ 開発バージョンDLでやる事になった。
 

"Amazon Auto Links"の現在の「開発バージョン」のDLの方法

結果から先に書いちゃうと、実は製作者さんが言った通り、「開発バージョン」を導入した事で自分が抱えた問題は解決されたけども、その開発バージョンがファイルがあるところはどこか?

先に紹介したプラグインの公式サポートページのスレッドの製作者さんの回答(← リンクページ)にはバージョン"4.5.1b01"と言うリンクがあるから、そこから「開発バージョン」の圧縮ファイルはDL出来る。

注意: 確認したところ、WP公式のプラグインページの中にある過去&開発バージョンが選べるページ(このページの一番下)にある「開発バージョン」は、1月7日(2021)付けでは自分の環境で問題が起きる「4.5.0」の為にそこからDLしないように。(その内に置き換わると思うけども)
 

"Amazon Auto Links"の「開発バージョン」4.5.1b01で全て解決

有り難い事にこれで問題解決されたように思うし、今のところ自分の環境では他の不具合は出てないように思う。アマゾンへのリンクもちゃんと表示されているし。

アップデートではこういう不具合が出てしまう事があるけど、Wordpressではこれは結構ある事で、プラグインを導入する時はこういう事も覚悟していなきゃいけないし、それでも、個人的には時折そういう事があったとしてもプラグインの便利さに感謝するばかり。

あとプラグインで問題出やすい事例として、PHPのバージョンを上げるとプラグインに問題出る事が結構ある。WPの今の新しいバージョンはPHP8.0には対応しているけども、各プラグインがどれ位これに対応しているのか、PHPのバージョンを上げる時には気を付けてみて下さい。

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