このパッチノートの記事を書いてる途中にシロディール・テストの詳細も来る事になって、シロディール・テストの方を開始日も近いと言う事で先に記事にして来る事になりました。それで、今回は現在進行中のテストサーバーにおけるアップデート29のPTS用パッチの第3弾になる6.3.2について。
毎度の通り、これは最初の暫定パッチ6.3.0の修正とか追加のパッチで、最初のパッチは適当だけども既に説明しているんで、読んでいない人はそれを読んでみて下さい。
それで、6.3.1は殆どがアップデート29のバグ修正で戦闘に関係するような事が殆どなかった為に敢えて説明は省略したけども、今回の6.3.2は、かなり大きく新しいチャンピオンシステムに修正が来てます。
新チャンピオン・システムの更なる調整
日本語版のプレイヤーの場合、自分も含めてPTSは入れないから新しいチャンピオンシステムに触れた人はあまり居ないと思っているけども、新しいチャンピオンシステムにおいても3つの星座の色々な効果にポイントを振って行く事になる。
しかし、それが少しオーバーパワーだったのか、例えば5つまでポイントを振れた効果が4個までに下げられていたり(要するに効果の上限が下げられた)、そういうポイントのステージ数を下げられた効果が18個もあって、公式の説明では、チャンピオンバーのスロットを必要としない多くの効果ステージ数を減らし、これらはチャンピオンポイント値が非常に高い人だけに影響する調整と書いている。
実際テストした人の話では、最初はチャンピオン・スロットに入れられる技が12個だから、CP1200と同じでそこにキャップがあると思われた筈が、実際はスロットに入れない効用もかなりあって、ポイントを幾つも振れるステージ(効果)においてはチャンピオンポイントの多く持っている人が有利になって来る…と言う意見がフォーラムに相次いでいた。
その為、そういう高いチャンピオンポイントに達するには非常に時間が掛かる事から、プレイヤーから「うんざり」の声が上がったりもしていた。今もこれらについて論争が続いているけども、長くプレイして高いCPを持つ人が報われるべき…と言う人も居れば、今までのように実際のCPが高くてもCP810と言うキャップがあるように同じようにキャップを維持すべき…と言う人も居る。
今回の調整では、それ以外にも攻撃や防御力、足の速さに関係する効用が下げられたり、かなり初期案に比べると数字の低下も目立つ。
その一つが、Strategic Reserveと言う効用で、これは初期案では、アルティメット10ポイントあたり体力再生を50増やすと言うもので、こ今回の6.3.2.で効果が50より30に減った。
しかし、それでも多すぎると言う意見が英語公式フォーラムにある。
これを読む限り、これに影響を与えるのは現在溜まっているアルティメットの値なんだと思うけど、アルティメットポイント満杯で1500のHP再生量は多すぎると意見がある。(投稿者は知り合いw) 前の計算なら体力再生が2500もあった事になるけど、確かにおかしいよねwww
(今のシロにはこれ以上体力再生はいらないよね…)
今回、チャンピオンの効果が少し下がったと言う事で、今度はどんな意見が公式フォーラムから出るのか見守らなくてはいけない。
プレ・バフが出来なくなった装備
プレ・バフ(pre-buff)と言う言葉がわからない人も居るかもしれないけど、(リンク先がわからなくなっちゃったんだけども)先日英語公式フォーラムでこれが話題になった事があった。
プレ・バフと言うのは、"戦闘中"になる前に装備プロックを発動させて、そのプロックが発動したところでアドオンのAlphaGear2のようなもの(キー1つで装備を変える事が出来る)で装備を即座に変えて、本来ならその装備では使えないバフを事前に有効にする方法の事。自分もPvEとPvP装備、ヒーラーとDPSのビルドをメイン主人公一人で使い分ける為にAlphaGear2は使っているけども、これはちゃんとしているアドオンで、ZOSの規約通り戦闘中には装備を変える事ができない。
しかし、これを悪用と言うべきかずる賢い使い方をする人たちも居て、ZOSは基本的にはプレ・バフについては反対姿勢を見せている。昔プレ・バフ装備として有名だった「賢明な錬金術師」装備も過去の調整において戦闘中以外には5つ目の効用が付かなくなったし、今回もプレ・バフ装備として有名な幾つかが戦闘中以外にバフを得れなくなった。
- エルフ殺し(シロディール)
- ジョルバルドの導き手(スケイルコーラーピーク)
- 第七軍団のブルート(バンコライ)
どんな事を駆使してでも勝ちたいと言う人は後は絶たないけど、特にジョルバルドの導き手がプレバフとして使えなくなった事はPvPにおいては喜ばしき事と思う。
デッドウォーターの奸智の変更
これもボールグループ対策にも見えるんだけど、デッドウォーターの奸智(奸智と言うのは悪賢いと意味らしい)は、敵がダメージを受けて2秒以内に死んだ場合15アルティメットを得る。しかし、特に大きなグループにおいてこのスタッキング効果を減らす為にグループ共有の一撃死では発動せず、その装備者本人が敵を倒さないとアクティブにならないようになったらしい。
PvPグループには異様な速さでアルティメットポイントを貯める所があるけど、なるほどな…とか思ったりしたw
その他にも試練の装備の変更とかがあるけど、気になる人は本文の方を読んでみて下さい。全体的には、簡単にはプロックの恩恵は与えんぞ…と言う調整になってる感じがするw
一部のバフの調整
前回の調整(アップデート28)でバフやデバフがかなり調整されたけども、その中でもかなり大きすぎね? と思えた変更が、有名なところではリソースを回復する薬を飲んだ時に付いてくるリソースの再生が○○%増加…と言うバフで、不屈(強)、耐久(強)、知力(強)と言うのが20%から40%まで跳ね上がった。
しかし、やはりそれは多すぎたようで(マジカ再生に全く恩恵がないノルドの自分の主人公さえマジカ管理が楽になる位w)、これらのバフ効果が再び下げられる事になった。
- 不屈(強)、耐久(強)、知力(強) 40%から30%に効果が下がる。
- 不屈(弱)、耐久(弱)、知力(弱) 20%から15%に効果が下がる。
残念だけど、現在リソース再生の量がPvPにおいては問題にもなっていて、これは仕方ない措置にも自分には見えている。
先に紹介した2月15日からのシロディール・テストでは、装備プロックから得れるバフと言うのも使えないから、スキル技とか薬に付属するバフと言うのも貴重になると思うし、このリソース再生バフのNerfが正式に適用になるのは3月8日からの予定だから、テストの最中は40%の再生はまだ有効。
以上が気になる部分の簡単な今回の6.3.2の暫定パッチの内容で、いつもと同じなら3月8日の本パッチのスタートまであと2回調整が来る予定と思っている。
余談: 現在シロディールで最も戦うのが難しいクラス
それで余談だけども、次のシロディールでのテストで装備が単純なものしか使えない事から、ずっと調整がスルーされているクラスの強弱も今以上にはっきりすると思うし、このテストからクラス調整のヒントを得て、ブラックウッド以降にクラス調整が少しでも入る事を願っているけども、先日、PvPerに対して以下のようなアンケートがあった。
どのクラスと戦うのが最も難しいですか?
ネクロマンサーと思った人も多いかもしれないけど、ウォーデンの場合は個人的には殺される…と言うイメージはあまり無いんだけど、とにかく回復から足の速さ、防御力、恵まれたリソース回復まで何でも持っていて倒しきれないと言うのが個人的な感想。彼らは大抵ヤバくなると逃げて行ってしまう事も多いしね。
ウォーデンやソーサラーの共通点は逃げるのに長けていて、透明化が出来るナイトブレードよりも捕まえるのに厄介な事も多くて、今年のはじめESOのクラス代表から発表になったクラスの調査結果では、現在のPvPの強さではウォーデンとネクロマンサーが上位を占める事になった。
だったら皆ウォーデンになればいいだろ…と言う話だけど、それではワンクラス・シロディールになっちゃうし、同時に次のシロディール・テストで殆どの発動系の装備プロックを失った状況で、このアンケートと同じように見えるのか? その答えも個人的に興味深く見たいと思っている。
あっ、そうだ。またオオカミ男もシロディール・テストに一杯出て来るかな…わからないけどw アップデート29のNerf前だもんね。