アップデート31が来てから早10日以上が流れようとしていて、その間、合計5-6時間はアップデート31の様子を見にシロディールに行ったけど、ハウジングとイベント優先で暫くシロディールの本格的な活動は休んでました。自分の場合、結構こういう事が多くてシロディールに3-4ヶ月行くと1ヶ月位休んで…と言うペースで、しかし、やっとハウジングから開放されたし、今日はシロディールである装備をテストして来た話。
目次
新PvP装備「闇の収束」をシロディールの最強ボール相手にテストしてみた
それで、昨日シロディールに行った最大の目的は、アップデート31からシロディールで手に入るようになったPvP用新装備の一つをテストする事で、こういう効用を持ったもの。
「闇の収束/ Dark Convergence」
2. 109最大マジカ
3. 1487 貫通
4. 129呪文&武器ダメージ
5. 地面に効果を残すアビリティを詠唱すると、60%の減速を与えて敵を2秒ごとに1秒のディレイをおいて吸引するエリアを生成する。敵は1秒間気絶する。4秒が詠歌すると、エリア内にいる全ての敵に8633魔法ダメージを与えて、中心から3メートル以内にいる敵には17267魔法ダメージを与える。ダメージは対象毎に10%上昇する。この効果は15秒毎に発動し、武器ダメージか呪文ダメージが高い方に比例して変動する。
上の写真はいい加減な装備してるから、本当だったらジルのような脳筋マジカ型でももう少しダメージが出ます。
既にこの装備によってシロディールで痛い目に遭っている人は相当居ると思うし(苦笑)、自分も昨日初めてシロディールで使用したものの、イベント中の帝都の方では何度かこのダメージを食らっていたw (今、されたの何? とかねw)
(上のスレッドにはグッドジョブZOSとか書いてるけど、これは嫌味でそう書かれているw)
実際に英語公式フォーラムでもアップデート31から導入されたPvP新装備3種は「かなりの問題」になっていて、PvPの戦闘カテゴリーでは「ぶっ壊れている」とかこれに関係するスレッドばっかりと言っても過言じゃない状況だし、実際、自分の目でボールグループのどの位がこの装備を使用しているか? ボールグループにこれが効くのか? とか、それをテストして来ました。
「闇の収束」のエフェクト
それで、この装備は地面で効果範囲が示されるアビリティを唱えると下の写真のような紫のボールが急に出現する。このボールが敵を引っ張ったり(プル)、鈍足効果、スタン、中爆発と次々にひどい目に合わせて、最後に大爆発を起こす。
しかし、この装備の一番の問題は、例えばマスヒーリング系の回復魔法だろうが、ナイトブレードのステルスを破る「暴きの閃光/ Revealing Flare」、それ以外の攻撃系の魔法(例えばDKの灰の雲系の技)でもとにかく地面にエフェクトが出る技なら何でも節操なく発動する事。個人的には、この発動条件を攻撃アビリティに制限した方が良いのでは…ないかと思ったりした(これについては後述)。
PvEならマスヒーリング一個で簡単に雑魚を粉砕できる威力がある
この装備はPvP系の装備だけど、PvEでテストしてみたところ、マスヒーリング一個でフィールドの雑魚クラスは一掃出来る。動画を撮って来たんで見てみて下さい。
敵の近くに行って、自分と足元にマスヒーリング(自分の場合は「至高の治癒」に変異)を置いてこれによりプロック発動、後は敵に軽攻撃して敵の敵意を煽るだけで敵を一掃出来てしまう。全く攻撃アビリティを使わずにねw(動画ではDKの棘の鎧も使っているけども)
上の動画の切抜き写真のダメージを見てほしいけども、敵2体でそれぞれに3万以上のダメージが行くし、このプロックを発動させているのがマスヒーリング1つ…と言うのが"あってはならないような事実"だったりするw 雑魚が集団で居る事が多いパブリックダンジョンとかにこの装備で行けば、面白いように敵が一掃できる可能性がある。ジルより遥かに呪文or武器ダメージが高い人も多いだろうから、そういう人が使ったらもっと威力が高くなるだろうしね。
自分は攻撃ダメージ系のプロックはあまり使わないタイプなんだけども、PvEではこの装備が幾ら強くても問題無いだろうし、しかし、それでもちょっと強すぎるかな…w 多くの人がスキル回しなんて言葉を忘れてしまうタイプの装備にも思える。
PvPでは被ダメ軽減が50%だからこの半分しかダメージが行かないけども、それでもかなり大きなダメージだったりする。
「闇の収束」をシロディールのボールグループ相手に使ってみて
そういう事で、今回はアップデート30の時とは違う装備を引っさげてシロディールに戻る事になったけど(アップデート30で2度もPvP装備変えたのに・泣)、いきなりシロに入った途端にアリウスが攻撃されているし、シロディールのキューが一気に減ってすぐに入れるようになる時は、だいたいこんな状態だったりする。ライバルの両陣営のボールグループがアリウスで暴れまくっていて、ボールグループとの戦いを極力避けたい人は居なくなってしまう事も多いw
そしたらアリウスの農場に去年パクトから某陣営に行った最強系ボールが居るし、これは自分にとっては最高のテストフィールドで、しかし、その最強系グループと対峙した途端、いきなりプルされて(引っ張られて)、「同じ(闇の収束)の使ってるよー」と言う感じだったwww
しかし、そもそもこの装備が作られたコンセプトを思い出してほしい。
パッチノートの7.1.5(公式パッチ)のZOSの言い分について、日本語公式の訳文を引用させてもらうと…
このセットは「大きなグループを倒すこと」という目的を念頭に開発されました。レベルが低いプレイヤーが多数であなたの砦やリソースフラッグに陣取っていたりしませんか?このセットを強力な無力化や移動不能と掛け合わせて、力を見せつけてやりましょう。
大きなグループを倒す事には賛同するけど、強いPvPプレイヤーと言うのはプロックの力とかに頼らずにレベルやCPが低い団体とは問題なく戦えるし、その逆で、レベルが低い人達が対抗手段が無くて、こういうプロックに頼る…と言うなら話はわかるけど。
それにシロディールに初めて来た時はみんなレベルやCPが低い事も多くて、誰だって一度はPvP初心者の時があって、ZOSまでそういう初心者プレイヤーをイジメるのを煽ってんじゃないぞ…と言う感じで個人的には少し気を悪くしたけど、シロディールの正しい事実は、シロディールの一部の5スターとかの集団が戦いを避けてPvDoorを繰り返しているのが今のシロディールの現実でございますw
どうであれ「大きなグループ」を相手に使う…ソロの自分はこの装備をボール相手に使って"ZOSのコンセプト"に沿った使い方をしている筈で、「そういう装備をそれも最強を歌うボールが使ってんじゃねーぞ!!」と思うわけですが、しかし、これは本当に多くの人の中で想定内の事だったし、自分はこの装備がPTSでテストされている時から以下のように書いていた。
📃 PvPに加わる新しい装備3種 これがどういう使われ方をするのか?(7月15日)
この装備はZOSが「大規模グループを殺す」と言う目的で作ったと豪語しているセットで、実は「残忍な死」も同じようなコンセプトで作られたものでした。しかし、多くのPvPerが認知しているように「残忍な死」は逆にボールグループも使っている始末で、英語公式フォーラムでもこの新しい装備が同じような本末転倒になる事が懸念されています。実際、彼らがCCやアルティメットを一斉掛けして来た時、この技がもし発動したら?と考えた時、そこに周りの人たちは引き込まれて更にダメージを受ける可能性もあって、ボールグループは高速で動き続けて1つ場所にはとどまらない特性があるとは言え、しかし、これを発動させる事を念頭におけば、グループはそういう戦略はいくらでも変える事が出来る筈です。
予測はそのまんま。しかし、予想外だったと思うのは多分相手のグループの方で、回復と言いながらいつもドラゴンジャンプで単独で突っ込んで来るジルとは言え、「闇の収束」を使って来るとは思わなかった筈で、かつては同じ陣営で今も彼らと年中戦っているからお互いよく知ってるだけに、それからはジルに対しては彼らも微妙な距離を置いていたけど、たまに空き見て使っているとかねw
しかし、彼らはまだ闇の収束を使って来ない方で、この後に別の陣営のボール3個位と戦ったけど、そのグループの方がこれらの装備については節操ない使い方していて、この一部のグループはかつてはボンバーの多用していたし、それはそれぞれのグループの方針にも思えたりした。
しかし本当に不思議だな…とか思うのは、メタを多用したグループの方が強そうに机上では思うんだけど、やはりグループにとって大事に見えるのは統制力で、統制力が無いならそれぞれの個人の強さ依存になるのがPvPだったりする。その両方が無いグループは、メタを多用してもすぐに潰されるし、そういうグループの多くはグループでPvDoorを好むし、PvDoorをしては防衛に駆けつけた敵数人を全員全力で追いかけ回す変なグループに化す事も多い。
ここに興味深い意見もある。ボールが「闇の収束」をどう使っているか? と言う事だけども…
ここに自分の師匠やパクトの軍師仲間の一人も意見を書いているけども、師匠は「闇の収束はグループツール」と言っている。自分も暫くこの装備をテストするつもりだし、それにも新しい見解を見出してくれると嬉しい。
しかし、「闇の収束」では自分は死なない事も多かったし、防御とロール回避がしっかり出来るならこれから逃れる事も可能で、不幸が重なった時は逃れようも無いけども、プレイヤーの基礎能力も試されると思う。1つ言っておけば、ソロ系のプレイヤーは防御もロール回避もするけど、ボールグループは一切そういう防御や回避行動はグループから離れた時以外は取らないと言う事。これは重用な事だと思う。しかし、このスレッドにも多くのグループが「疫病爆発」のプロックを警戒してPurge(除去)を使わなくなっていると言う意見は興味深いし、自分も最強系グループと戦った時に同じ事を感じていた。
今のPvPで怖いのは「闇の収束」だけでは無い件
しかし、実際は警戒しなくてはいけないのは「闇の収束」だけじゃなくて、アップデート31から導入されたPvP装備の全てが恐ろしい威力を持っていて、英語公式フォーラムでももっと警戒されているように感じるのは重装の「フロスガーの冷気」の方だったりする。
このアンケートでは71%の人が、「フロスガーの冷気」はバランスがおかしいと答えていて、フロスガーの冷気で19000ダメージを受けて死んだ証拠写真とか英語公式フォーラムにはゴロゴロしている。この装備は多くの人も理解しているかもしれないけど、防御が厚い人ほど大ダメージを受けて、そこを中心に大爆発が起こる。実はこの装備は計算にバグがあると言う話もあって、師匠はそう断言しているし、それとは違う別のスレッドも立っている。
「フロスガーの計算のバグ」
それでフロスガーの冷気と言うのはこういう効用だったりする。
2-1206の体力
3-1487の防御力
4-1487の貫通
5-敵をスタンさせるか不動にすると氷の爆発を引き起こし氷結状態にして物理抵抗と呪文抵抗の合計26%をその8メートル以内の敵に与える。これは7秒おきに引き起こされる。
昨日の時点では、自分は「闇の収束」はかなり受けたけど、フロスガーの冷気は受けた記憶が無いし、もう1つの除去が起爆剤になる「疫病爆発」も見た記憶が無い。
しかし、個人的に問題に思うのは、この装備のプロックのダメージの強さが着てる本人のパラメータ依存ではなく対象の防御力依存である事で、それにこの計算に本当にバグがあるなら、全然攻撃力が無い人でも防御高そうな人を見つけてそれをスタンや不動にしてやれば、でかいダメージが簡単に発動する。去年問題になったクリムゾン装備さえ思い出させる。
だから、今のシロディールはこんな装備ばっかりで、そこら中でアルティメットより強いダメージがプロック効果として爆発しまくっている状態。
実際、先述の通りパクトにも自分以外にこれらの装備を使用している人達は既に沢山居て、ボールグループもかなり簡単に潰される事が多くなった。
自分のようなヒーラーでも前線の仲間にマスヒーリング系を置いておけば、それによって発動した闇の収束で敵に大ダメージを与えて仲間を助けてくれるし、しかし、個人的にはこういう事を「面白い」とか見てる時代は終わってるような感じで、いかにバランスがとれたPvPにするか?と言うのが一番の自分達の課題だったりする。防御面で仲間にもアドバイスしなきゃいけない立場である事も多いし、いかにこういうダメージから仲間を守るか? と言う事も学ばなくてはいけない。今はその研究の方が優先だったりする。
色々とビルドの構築が難しい今のシロディール
それで、昨日、個人的に非常に気になったのは、陣営の回復ロールがすごい減っている事で、仲間30-40人位に対してヒーラーが3-4人しか居ないと言う事もあったし、全体的なダメージが更に上がっている感がするアップデート31は仲間にとってはヒーラーの存在はありがたいだろうけど、しかし、確かにヒーラーをやっている側からすればアップデート31は何の得も面白みもない事は自分も認める。アップデート30は新チャンピオンに新しい回復スロット技が増えたから面白かったんだけども、今ではそれもPvPでは殆ど役立たない感じがする。
それに加え、アップデート31からバトルスピリットで被回復率の軽減率が50%から55%になったし、たった5%だけど確実に全体の回復数値は減っている。それにテンプラーの場合は「浄化」も敵装備の「疫病爆発」を誘引する可能性があって、昨日なんて浄化の恩恵にあずかれる超有り難いシナジーは殆ど見なかった気がする。
おまけに現在ウォーデン・クラスのネッチも5秒に一度の自動除去がある為、それが「疫病爆発」を誘引すると言う事で、英語公式フォーラムではネッチ召喚の技から自動除去を外してくれ…と言う意見さえ出ている。
まだアップデート31がスタートして10日くらいしか経ってないから多くの人が色々な事をテスト中と思うものの、新しいPvP装備のせいで特定のクラスとその一部のアビリティが使いづらくなっている可能性がある。
そして、これも先に触れた通り「フロスガーの冷気」は防御がある人ほど大ダメージになってそこを中心に爆発するから、迂闊にクソタンク仕様で行くのも今は考えもので(このダメージが本当にバグだといいんだけどね)、自分が死ぬだけなら良いけど、近くに居る仲間にも大ダメージが行く事は考える必要がある。
と言うか、アップデート30でボンバーが増殖したせいで、その対抗手段として現在イベントをやっているオルシニウムで入手可能な「追放者」装備が人気になっていたけども、しかし、フロスガーの冷気は追放者で防御が上がったプレイヤーには危険と言われている。ボンバー対策で「追放者」着たいけど、フロスガーのダメージが怖いし…みたいな感じになっていて、実際、ボンバーも走っているし、どういう防御を構築すれば良いのかわからなくなっている感じにも見える。
それに、こういう大ダメージを受けやすいプロックが横行している時だからこそ大きな回復が必要な筈だけど、アースゴアは回復だけでなく除去機能もある筈で、これが「疫病爆発」を誘引する可能性がある。問題は自分一人がその被害にあって自滅しているなら笑ってられるけど、回りにも大ダメージが行ってしまうから、これは極力避けたい事態だよね。
だから、これらの新しいPvP装備の登場で、実は色々な事が制限されている可能性があって、自分も昨日使った装備に至るまで色々と検討する事になった。防御をバカ盛りするのも今は得策では無いし、除去系の技はプロックであろうと避けたかったし(本当のところ、これが使えるならもっと多くの仲間を救えるのにね…)、被回復が55%まで下げられているし、半分以上の装備を置き換えてのテストになった。
そして、ヒーラーの視点に立ち戻って意見すれば、これらのアルティメット以上のダメージを叩き出す可能性がある自動発動のプロックが3種類も存在するなら、バトルスピリットの被回復の軽減を50%に戻すべきだし、何度も言っている通り「闇の収束」は発動制限をした方がいいし、攻撃系アビリティでのみ発動するべきだと思う。
正直にこの新しい3つのPvP装備はこのままで行くとは思ってないし、これはいつかNerfされる可能性があるだろう…と多くの人が見ているし(2018年の時のスロード祭りの時のように)、これらの装備は一種の「PvP祭り」と言うか期間限定で楽しむようなものにも思えている。それ位、今英語公式フォーラムでも問題になっているしね。
しかし、それが嫌なら「プロックなし」のキャンペーンに行け…と言う今は逃げ道があるし、どこかで個人個人が折り合いをつけるべきとも思っている。
まだ見定めていない事も沢山あるけども、週末はシロディールに行って色々と様子を見てみたいと思う。
超余談: リフテンの家のリワークも終わる
最後に。全然関係ない話をしちゃうけども、リフテンの家のリワークもやっと終わって、そこにブラックウッドのタペストリーもちゃんと飾って…いや、実はもう一軒小さめの古典的な家を買ってリフテンでいらくなった家具をそこに押し込んでおいたんだけど、その話はまた後日にします。
リフテンの家もキレイになったし、こうなると最初に買った大きな家であるこの家に一番愛着があるかもしれない。自分はTESの中ではノルドだし、やっぱりスカイリムが好きだし、暫くここでゲーム内では暮らしているかもしれない。