再び今日から週末だけども、コロナの問題も先が見えないものの、今はウクライナとロシアの戦争が心配な毎日で、首都キエフはどうなるのかな…とか、実はキエフの現市長はボクシングのヘヴィ級チャンピオンのクリチコ(兄)だった…とか驚いたりしたけど、一日も早い戦争終結を祈っております。
本当にウクライナ国民が可愛そうだよね…今日は特に日本では東日本大震災の追悼の日で(合掌)、戦争と自然災害は違うかもしれないけど、その戦地や被災地の罪も無い人達が命を落としたり、家族を失ったり、恐怖や心配の中でかなりキツい生活を強いられるのは同じで、「人間は歴史から学ばない」と言う事を武力行使を決断した側に思うわけですよ…。最近は、海外と日本のこんな記事を読み漁っていた。
ウクライナのキエフと聞くと個人的に最初に頭に浮かぶのは、ロシアの作曲家であるムソルグスキーの「展覧会の絵」の組曲の最後を締めくくる「キエフの大門」と言う曲で、このキエフの大門とは1037年に建築された実在した門で、1240年頃にモンゴル帝国によって完全に破壊されてしまった。史跡としては確認されたものの、それが再建されたのは1982年になってから。ムソルグスキーがこの曲を書いた頃(1874年)には、絵でしか見る事ができない建造物で、ヴィクトル・ハルトマンの描いた「キエフの大門」に触発されてムソルグスキーはこの有名な曲を書き上げたと言う。「展覧会の絵」のCDジャケット絵は、ハルトマンの描いた「キエフの大門」になっているものも多い。
早く平和が訪れますように。