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WordPress 6.0のアップデートが来る 今回のコードナンバーは “Arturo” どの”Arturo”ですか?

今日は日本語版Wordpress6.0のアップデートが来て、両サイトでアップデートを済ませる事になったけども(アップデート中にアクセスがあって「メンテナンス中」と出て来てしまった人には申し訳ありません)、早いものでWordpressも6.0…

今回はブロックエディタの更なる強化と言う事で、未だブロックエディタを避けている自分としては読んでいてもチンプンカンプンで、しかし1000近くの機能強化とバグ修正をしたと言う事で、もし自動更新ではない人は早めにアップデートした方が良さそうです。

それで毎回個人的に気になるのは、Wordpressがアップデートされる度にそのコードネームとして捧げられるジャズ・ミュージシャンの名前で、今回は"Arturo" 。

最初に浮かんだ名前はラテン・ペッター(トランペット奏者)のArturo Sandoval? とか思ったんだけども、実はArturo O'Farrill(アルトゥーロ・オファリル) の方で、彼は2021年にもグラミーのラテンジャズのベスト・アルバム賞も受賞していて、既にラテンジャズ部門で5回のグラミーウィナーになっています。

しかし、日本語のWikipediaにもまだページを作られていないジャズ・ミュージシャンでもあって、Spotifyのリスナーも2万8千くらいで、日本でもマイナーに近いラテン・ミュージシャンかもしれないし、楽器はピアノやキーボード。実は自分もよく彼の事は知りません。

と言うか、今までのWordpressのコードナンバーを振り返ると、すっごいコアのジャズファンがWordpressnのスタッフが居るんじゃね?と言う感じで、2018年にスタートしたWP5.0にもキューバ・ジャズのピアニストのベボ・バルデスの名前が捧げられました。自分もラテン・ピアノを少しはかじっているけども、そういう自分でも知らないようなラテンジャズ・ミュージシャンの名前が最近はコードネームと捧げられる事が多いw ジャズの世界もコアなファンがクラシック・ファン同様に熱い論争を繰り広げるジャンルです。

しかし、Arturo O'Farrillは父親がアフロラテンジャズの有名なペッターだったと言う事で、だから、息子の彼もそうか…と言うとまた少し違う感じで、確かにラテン色も強い曲もあるんだけども、モダンジャズやフリージャズの影響もすごい感じさせる人で、どちらかと言うと前衛的だし、一つの枠に留まって語れる人でも無いように思えてます。今はそういうジャズ・ミュージシャンも多いんだけども。

これがSpotifyが作ってくれているArturo O'Farrillのプレイリストで、ラテン色が強い曲もあれば、ショットバーとかでグラスを傾けておもむろに聞いているとオシャレな気分になれるようなタイプの音楽が多い。誰が聞いても「良い~」と言うタイプの曲では無いけども、聞く人が聞けばわかる…と言うタイプかな。しかし、このSpotifyのプレイヤーは昨日作成されたみたいで、Wordpressのアップデートの影響はある?

ラテン・ピアノと言うとやっぱり自分はジョビンに今でも色々と侵されていて、ラテンピアノとの出会いと言うのが、ありきたりで申し訳ないけどもアントニオ・カルロス・ジョビンからだったし、どこかで書いたかもしれないけど15歳の時に彼の古い録音に出会って、それまでやっていたロックバンドとかどうでも良くなる位、そのピアノにノメリ込んだ過去があります。録音は古いんだけど、本当に衝撃を受けたと言うか。

誰でもこの曲は一度は聞いた事があると思うけど、あまりにも有名な"Wave"。たまに思うんだけど、もしこの曲がなかったら、後の「イージーリスニング」なんて音楽のジャンルが存在したのか? と言う事まで謎に思えて来るけども、ボサは1950年代にジョビンとジョアン・ジルベルトの出会いで生まれた音楽とも言えるし、世界でも最も愛されているラテン音楽とも思う。ジョビンは誰が聞いても良いと思えるラテンの典型w

またどうでも良い話をしてしまったけど、Wordpressにコードナンバーとして捧げられたArturo O'Farrillは、メキシコにルーツがあって、ジョビンはブラジルで、一括りにラテンと言えてもブラジルとメキシコの音楽は全然違うし、キューバとかアルゼンチンとか場所によって特色があるし、そういう事を色々と考えながら聴き比べてみると面白いかと思います。ラテン音楽は出身地をけっこう物語ります。
 

追記: 台所に行くと、最近はパートナーが居間でホルストの「惑星」(クラシック)ばかり聞いているんだけど、何かあったんだろうか?www

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