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【ESO】次期アップデート39テスト用暫定パッチ第2弾(9.1.1)の解説

月曜の夜中の遅くに現在PTSでテストされている次期アップデート39の追加パッチ「9.1.1」パッチが来る事になりました。今年はこの第3期にはDLCダンジョンは無い為に殆どがバグ修正や些細な調整になってます。

今回は先週の9.1.0の暫定パッチの追加分なので、それほど内容は多くありません。

 

追加の戦闘調整
打破の修正
  • クラウドコントロール(CC)が解除された後、打破(Break free)がCCに対して適切な免疫を与えなかった事を修正。

ESOでの打破の後、それが正常に作用しているなら6秒(一部では7秒と言う説もある)のCCへの免疫を得れる筈なんだけども、戦闘での6-7秒はかなり長い時間だし、しかし、この効果をシロディールで感じた事がありますか? www 

やっぱりぶっ壊れていたんだ…と言う感じで、ある意味で自分がロール回避を愛用するようになったのも、シロディールでは打破があまりにも不安定で遅延が起きていてCCが幾つも重なっている場所では打破が確実に出ない事とか普通にある。ロール回避と言うのは自分の環境では遅延が起きている時も優先順位が高いのかかなりすんなり出てくれて(技の割り込み優先度と言うのがあるとも聞いている)、ちゃんとCC耐性も得れる為に何でもロールで抜けてしまうクセがついてしまったと言うか。

しかし、恐怖や沈黙はロール回避では抜けれない為に打破するしか無いし、逆に打破やCC耐性が無効の技もあるし(鉤爪やアゴニー)、これから抜ける為にはロール回避が最適の筈。

今でも何かと迷惑な闇の収束は、プルされた瞬間、ロール回避でその範囲を出れる事もあるけども、一番良い方法は防御体制をとったままそれをきちんと維持することで(時にはkeep block and walk away/ 防御を維持しまま歩いて範囲を出る)、これで相当ボンブのダメージが防げる事がある。しかし、闇の収束の問題は、上限6人まで中央にプルされた人が全員そういう操作が咄嗟に出来るか? と言う事で、1人HPが低くてこういう防御系が苦手な人が居ると大爆発が起きて仲間が一斉に葬り去られる。

ZOSは、PvP初心者救済のようにこのセットを出したけど、確かに「攻撃」と言う面では地面にAoEを敷くだけのお手軽セットだけども、防御面から見れば更にシロの難度をあげてしまったし、未だに闇の収束の攻撃に対応できない人たちは沢山いる。その為にこのセットはいつまで経ってもシロから利用者が減るどころか、最近再び利用者が増えているような状態になっています。

何でもかんでもオフェンス重視で…いや、今は回復の数値も攻撃力で計算しているから今はそれで良い可能性もあるかもしれないけど、もしZOSの気が急に変わって、回復は別の計算式を採用する…とかなったら、その間にこれらの基本防御行動(打破、ロール回避、防御)をちゃんと学ばなかった人はどうするつもり? とか、基礎行動をちゃんと心がけて練習する事はPvPではいつも大事です。
 

セット装備
アズールブライトの死神(Azureblight Reaper)
  • このセットの爆発の基本ダメージが6%増加。ターゲット毎のボーナスダメージが10%から30%に増加し、ダメージボーナスの上限が100%から180%に増加
  • このセットのダメージが爆発近くの全ての敵に向かうのでなく、最初のターゲットにしかヒットしない問題を修正した

ZOSの話では、このセットが依然輝けるようにスケーリングメカニズムを導入したと言うけど、これによりクリティカルがあった頃のダメージと同等にしたと言う事でした。PvEではどんなデカイ爆発が出ても全然問題ないけど、PvPではこういうセットが横行しすぎていて、スケーリングとかいらなよ…とかねw

しかし、今回、一番反応しているのがテンプラークラスの人たちだったりします。

このパッチのテスト下でジャブではこれが発動しないと言う事で、これはバグなのか? そうじゃないのか? 最近は本当にZOSの意図でそうなったのかわからないバフやNerfが多くて、これについてZOSのケヴィンさんは、このパッチにおいて重要な一文が抜けていたと言う事になりました。

  • このセットが、二刀のFlurry(猛攻)や Puncturing Strikes(穿刺攻撃) など、時間の経過とともにダメージを与えなる事のない効果を持つスタックを蓄積する可能性がある問題を修正しました。

アップデート38でテンプラーは少し防御面が強化されたとしても、DDとしてのDPSは未だに足りない…と言う意見が多くて、これが意図的な修正であった事にがっかりする声も実際には多いようです。しかし、誰かも書いている通り、本当に少しづつだけどちょっとは強くなっている…意見もあったり、自分はテンプラーを使っていないから本当にそのクラスをメインとして使っている人の視点では何も書けないけど、シロディールを見る限り、アップデート38から少しテンプラーの数も戻っているように思えているし、DDとしてでなくても今のシロでは個人的には「助かる」と言う意味での神クラスの1つと思ってます。

氷炎バリスタとオイルのダメージが上がって、それにエルフベインのDoT延長まで乗っている環境では、大勢を救うと言う意味でこれに対処出来るのはテンプラーだけで、いつもクレンジングのシナジーを配ってくれる仲間のテンプラーには、感謝でいつもいつも頭が下がる思いでいます。

 

その他の修正
バスティアンのポーションの修正
  • バスティアンの「強力な体力の薬」は、体力回復、マジカ回復、知力(強)、不屈(強)を正しく付与するようになった。
  • バスティアンの「強力なマジカの薬」は、マジカ回復、魔術(強)、知力(強)を正しく付与するようになった。
  • バスティアンの「強力なスタミナの薬」は、スタミナ回復、残忍(強)、耐久(強)を正しく付与するようになった。

これを見た時に吹き出しちゃったんだけども、自分はこの薬を貰うとバスティアンに申し訳ないと思いつつ効果時間が短いを理由に殆ど処分してしまっていて使った事が無いんだけど、バフとか全然付かなかったのか? バスティアンが来たのはもう2年も前の話で、もし書いてある通りのバグがあったなら、もっと早くになおしてくれれば…みたいな…。
 

追記: このバグについてのスレッドを見つけました。と言うか、9.1.1でこのバグが修正される事が決まって、過去のスレッドが上に来た形で見つかりました。

本当に全くバフを与えないゴミ屑のポーションだったらしく、しかし、逆にどうやったらこういうバグを長く放置しておけるのか? 無料のポーションの事だから確かに大した問題では無いものの、ZOSはこの手のゲームの基礎中の基礎である「ポーション1本もまともに作れないゲーム会社なのか」とか、そういう風に思われちゃうよ…とか。
 

ワールドイベント ニミック砦
追記

この修正は、ゼニタールのイベントに合わせて前倒しで修正が適用される事になりました。その為、既に適用済み

  • アポクリファとテルヴァンニ半島のゾーンで使者シーカーのHPとダメージを減少した

この改善だけでも有り難い人は沢山居ると思うけども、実は前回の9.1.0のパッチで書き忘れた事がありまして、今はニミック砦に入る為にシーカーから5つのイコルを収集しなくてはいけないけども、アップデート39からはイコルは4個で済むようになります。纏めると、

アップデート39からはイコルを落とすシーカーは弱くなるし、イコルの数も4個で済むようになる。

その他にもニミック砦で変なところから毒が漏れて来るとか諸々修正されています。また3人のデイドラ王の領域を区分する為にニミック砦のクエストにはそれぞれ別の名前が与えられるようです。

 

今年のネクロムに関係する全員参加型?イベントのテスト

先日の年央の騒乱で今年の第2期のイベントが終わり、まだ第3期のイベントについては何の発表も無いんだけども、アップデート38のPTSテストの時からの順番どおりなら、今月がゼニタールのイベント、来月がアンドーンテッドのイベント、そして9月が今年の新章舞台のネクロムに関係するイベントになるように今のところは見えています。

そして今回のパッチには、9月に行われる可能性がある"Secrets of the Telvanni (テルヴァンニの秘密)"のイベントのテストが追加されていて、ここでも色々なアイテムが貰えるようになっています。

しかし、全員参加型のイベントと言うのは、達成率100%になると貰える景品が超豪華と言うイメージを持っている人も多いかと思っているし、今日本家の方に書いた「アルカニストの昇格報酬セット」の記事でも少し触れたけども、今PTSでテストされている2つの家があって、その1つに、「今後のイベントに参加することで利用できるようになります」と書いてあります。この報酬なのか??? これは正式発表では無いのでまだ鵜呑みにはしないでください。

因みにイベントチケットのペット変化アイテムが今後何になって行くのか? が気になるところだけども、第3期のPassion Dancer's Attireと言うディベラらしいと言うか、ちょっと際どいコスチュームと交換できます。

Alcast氏主催のサイトでその写真が見れるんだけど…

一番下のオークのオッサンが…www いや、オッサンでもディベラの愛の加護を受ける権利がある筈ですwww (これが来た頃は、またシロディールで目に薬なのか毒なのかわからない人達を沢山見るかもしれないw)

全員参加型イベントはまだ先なので、最初に来るだろう勤労神・ゼニタールのイベントの方に集中しましょう。
 

 

アップデート39のニューモデル
アップデート39から登場予定の家

🎥 Kelesan'ruhn

実はこの家が「今後のイベントに参加すると利用できる」と書かれている家で、家の大きさは「古典的な家」に分類される家具上限600(ESO+会員の場合)の家です。いかにもテルヴァンニと言う感じの家で… しかし、ESOのテルヴァンニのキノコの家を見る度、生々しいキノコ部分に肉の精霊の気持ち悪い肌を思い出してしまうのは自分だけか? 夢のない事を言ってすみませんw

🎥 Shadow Queen's Labyrinth

これはクラウンストアで有料で買える家で(家具上限700の高名な家)、クロワックシティの街の中にある貴重な家。影の女王と言うのは、ノクターナルの事でしょう。迷路を抜けると美しい佇まいの家があり、こちらの雰囲気のある動画を見せて頂いていたら、TES5スカイリムで読んだノクターナルに関係する「フローミルの歌」と言う話を思い出しました。この話は個人的には超お気に入りだったりする。

影の女王(魔女)が暮らした闇に閉ざされた家と言うのはこういう家だったのかもしれない…とか、フローミルはこういう館で毎晩影の女王を抱いたのか…とか、多分、密かに惹かれ合っていながら光と闇の相容れぬ仲… こういう題材で家を作ってみたいな…とか。

動画をお借りした主さんに感謝します。
 

アップデート39に含まれるクラウンストアアイテム

これはいつも通り、 ESO Model Viewerさんに見せて頂いて下さい。

ハウスゲストがなかなか興味深くて、サマーセットのアルケミー(ブラックウッドでも会ったっけ?)、エルスウェアで会った猫探偵っぽいサンダーブーツ。特にサンダーブーツに話を聞いてみたい。色々と楽しみにしていましょう。
 

この追加パッチには実はまだバグ修正は沢山書いてあって、また、先週の9.1.0のパッチの方のバグ修正と思われるものも含まれていたり、キリが無いのでこれ位にしておきます。また来週、第3弾のパッチノートが来週来た時は、説明する予定でいます。

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