毎年12月になるとSpotifyから今年1年よく聞いた曲やアーティストの纏めが来ます。そしてそれがやって来ました。
今年は坂本龍一氏が亡くなって、洋楽専門の筈がやっぱりと言うか彼の音楽の再生数が一番になりました。これは予測出来た事で、訃報を聞いて自分独自の坂本教授のプレイリストを作ったんだけど、なんか今聞くと自分の気持ちがそのまま乗っちゃってて、悲しかったり寂しかったり…。ああぁ…(苦笑)
無理して笑いたくない時や明るく元気に振る舞うのに疲れた時にでも聞いてみて下さいな。自分の嗜好で教授の美しいピアノの曲が圧倒的に多いプレイリストです。
しかし、そういう反面で、今年一番聞いた曲が、実は80年の初期位にクインシー・ジョーンズがプロデュースしたブラザース・ジョンソンの渋いソウル系の曲。
特にこの兄弟の弟の故ルイス・ジョンソンは「サンダーサム」と言われたスラップ奏法の名手で、クインシーの録音やステージに欠く事が出来ないほどのベーシストだったし、クインシーがプロデュースしたマイケル・ジャクソンの有名曲には彼がかなり参加してます。この"リアル・シング"の曲の凄さは、シンセを最小限の使用に押さえて、ミュージシャンの力量だけでこれだけのサウンドを作り上げている事で、映像ボロボロなのに音だけ聞いていると映像の古さと全く合致しないクオリティの高い音。ミュージシャンが最高クオリティを誇っていたとも言われるこの時代は、自分にとっては最も勉強したい宝の音の宝庫です。
それでも個人的な再生回数は1位のこの曲さえ42回。聞き手としてあまり1つの場所に長く留まらないタイプらしく、今年聞いたアーティストも5,653組だったそうです。そしてこれは驚き。
音楽垂れ流しの環境で生きているので、どうしてもすごい数になっちゃうんだけど、それでも今年は去年と比べてSpotifyを聞いている時間が4万5000分(750時間)位短くなっていたり、聞いたアーティスト数も1600組減っていたり、実はこれには理由があって、今年はTwitchのDJのLiveに居る時間がかなり長くて、自分が音楽を聞いている環境とかも少しづつ変わりつつありました。どのDJのジャンルを聞いていたか? と言えば、Twitchではトランスからプログシブレハウスが多かったです。と言うか、そればっかだった…みたいな。
それで、これが自分が2023年に一番聞いたプレイリストだそうです。こっちには、Twitchで多かったトランス系は全然入ってない。
見る人が見たら本当に変なプレイリストで、新しい曲と古い曲が極端に混在しているし、圧倒的に多いダンス・ミュージックが多い一方で70年後期のロックが入っていたりwww
そう言えば、自分の毎年の一番聞いた曲のプレイリストには必ずビリー・ジョエルの「don't ask me why」が入っているけど、この曲が本当に好きで、ESOのプレイしながら「これはジルのテーマソング」と思っている曲です。
「答えを待つな、ただチャンスを掴むだけさ。どうして? なんて聞くな。」 この歌詞が好きで、出だしの「レストランのウェイターは来てほしい時にこそ来てくれない」と言う部分も良いしね。来年もそれで行きましょうw