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【ESO】次期アップデート44のテスト用パッチの第二弾「10.2.1」が来る アズールブライトの大きな変更 追記: 英語公式フォーラムにおけるこのNerfへの猛反対

PTSでは10月28日(コンソール版は11月13日)にスタートするアップデート44のテストが継続中で、いつもどおり、月曜にテストの追加パッチが来る事になりました。

いつもなら第2段の追加パッチには戦闘調整はあまり含まれないけども、本当に今のPvPの戦闘調整はずさんすぎて、どんどんこういう調整をして行かないと間に合わないような状態で(まして新しいBGが来る)、今回は今、PvPのグループ戦で猛威になっているアズールブライトの変更がかなり目をひきます。

現在のアズールブライトのPvPの状況は以前記事にしているので、それを参考にしてください。

それで今回の変更部分です。間違いがないよう英語原文も載せておきます。

このややこしい内容を訳します。

U44からのアズールブライト

アズールブライトは、このセットの基本ダメージを約60%削減しました。ターゲット毎のスケーリングは、一体の敵ごとに30%から上限180%ではなく、追加の敵ごとに100%、上限600%まで増加し、しかし、増加分のダメージは一つのターゲットに積み重ねるのではなく、複数のターゲットにヒットした時のみ増加するようになりました。その為、上限のダメージに達する為には6体ではなく合計7体のターゲットにヒットする必要があります。ダメージの増加はモンスターに対してだけ有効になりました。

開発者コメント

  • アズールブライトは、PvEとPvPのシーンで暫くの間君臨して来て、その大きな爆発は気に入ってはいるものの、少量の敵に使用するにはあまりに爆発が大き過ぎます。その為、始まりからのダメージのスケーリングを少なくし、ダメージのキャップ(7つ以上の敵)に達した時のみパワーがスケーリングされるようになり、僅かにセットは強化されます。また、敵プレイヤーにヒットした時のスケーリングされたダメージを削除します。これは、複数のセット着用者が作用する独自効果の為に明らかにカウンターがない状態がない圧倒的な状態を作り出す可能性があるためです。このセットにおいてPvEとPvP間のバランスを見つけようとして凡庸なセットにしてしまうより、プレイヤーに対するスケーリングダメージを削除する事にしました。疫病爆発でPvPの大爆発セットは既に用意されています。
  • 最後に明確にすべき事は、このセットはプレイヤーかそうじゃないかに関係なく敵にヒットすればスケールし続けます。ただし、スケーリングされたダメージはモンスターにヒットした時に発生し、その為、帝都やシロディールの非プレイヤーに対して未だ使用する事はできます(プレイヤーのペットが嫌いな場合は、そのペットに対しても同様です)

自分の訳文でちゃんと意味が伝わっているか謎ですが、要するに

  • アズールブライトの最高ダメージを出すには、DoTを最低でも7つの対象に当てる必要がある
  • 敵プレイヤーはアズールブライトのスケーリングを増加させる為のカウントには含まれるが、それによって増加したダメージはモンスターにだけ有効でプレイヤーには無効

これを聞いただけでもうPvPのグループを殺すセットとしてはアズールブライトは使えないのは明らかで、これはどの位、シロディールに影響を与えるだろう?? 自分はこのセットは対ボールでは使用してなかったり、ソロはアズールブライトから大ダメージを受ける機会すらあまり無いので正確なところはわからないけども、かなり大きな影響になりえる事は理解しているつもりです。

と言うか、ボールグループ戦専科の自分から客観的な事を言わせてもらうと、最近、ボールグループがアズールブライト効果等であまりに呆気なく殺される事が多くて、「えっ? もう死んだの?」とかね。ボールグループを殺す事に大苦労している人達が大勢いる反面で、一部ではいとも簡単にボールグループを殺せる集団がいるのも今のシロディールの現実です。この極端さに「本当にこれでいいのか?」とか思う事もよくある事です。

そう言えば、昨日、幾つかのライバル陣営の最強系のグループと"遊んで"いたんだけど、彼らはアリウスの正門近くに来て、砦は本気に取る気はないような感じで、自分達のソロ集団を適当に相手してくれていました。自分から見れば、彼らは完全に手抜きをしているとあきらかにわかる状態で、それでもボール戦に慣れていないソロの人達は手抜きしているボール相手でも簡単に死んでしまう。だからこそ、自分達にとっても手抜きしているボールと戦う機会は非常に良い練習の機会で、良い時間を幾つか頂きました。

それで、なんで彼らがそんな事をやっているか? と言えば、彼らとて週末のプライムタイムで一瞬で壊滅させられる可能性が高くなって来ていること、特に「ボールグループ・バスター」と呼ばれるボールグループを殺す事に特化したグループが今も幾つも走っている為、そういう敵グループを相手にするより、危険なビルドをあまり使わないソロ集団を適当に手抜きして相手にしていたほうが良い時間つぶしが出来るわけですよ。自分達とてボール相手では素人ではないから、適度に良い戦いになる事も彼らは知っています。それにソロに対して思い切り本気出したりしたら、パクトのボールグループバスターが来る可能性も高くなるしねw

しかし、こういう一緒に遊べるボールばっかりでもないのも事実で、と言うか、彼らとてパクトのワッパが全部ソロと思っているからヌルヌル手抜きしてくれるわけで、そこに一つでもパクトのボール系の胴着でもあれば彼らは本気出してくるし。それ以外にも、ESOのPvPは敵と味方であってもプレイヤー同士のある程度の信用で成り立っている事を完全に忘れ去っているところもあるし、グループによっては、敵と見れば手段を選ばず無情に殺したがったり嫌がらせのような事を続けるところもあるし、そういうのがあるから「ボールグループ・バスター」とかも現れるわけです。

アズールブライトの変化はそういうものにどういう変化を与えるのか、怖い気もするし、何かが少しだけ改善しそうな気もするし、we will see と言うところでしょう。
 

追記: このNerfについて英語公式でのものすごい反対

すごい沢山だよね…w 正直に自分個人の感想を書けば、自分はアズールはかなり強すぎると言う部分を取り下げるつもりは無いし、その理由と言うのは、これほどあっさりとボールグループを殺せてしまう部分、それに対峙する側の精進と言うものが必要なくなる… と言うのが本当の理由です。

しかし、これを通して、他のプレイヤーにとってはこれほどシロディールのプレイを苦しめたボールグループと言うのがどれだけ憎き対象であったのか、それを改めて思い知ったような気もしますwww 当然自分はボールグループをやる側ではなく、これをソロのZergとかで殺せる方法を模索して来た一人で、多くの人にボールが憎き対象であった事は当然理解しています。

そして、これらの反対意見の投稿でも読めるように、ZOSはボールグループの弱体化と言うものは殆ど講じて来なくて、変なセットを出して来ては、「これでソロもボールと戦えます」と言わんばかりが、それが全部ボールグループの方に使われて、普通のプレイヤーはどんどん苦しくなると言う恐怖の悪循環を繰り返して来ました。

この永遠なるアホらしい繰り返しの中で、自分が辿りついた答えと言うのは、自分達が強くなるしかない… と言うもので、その為にデュエルだけではなくボールグループと戦えるソロプレイヤーの育成と言う事は重要な事にも思えたりもしました。

それに、プライムタイムや日本時間のような敵・味方の全てでボールグループが走る時間ならいいんだけど、特に北米サーバーには沢山のタイムゾーンの人たちが集まっていて、他の陣営のボールが無い時間帯にある特定陣営のボールグループが走る事も増えて来ました。しかし、単なるZergがあるだけでもナイトキャップのような事が引き起こされる時間帯で、ボールグループなんかが走ればそれだけでバランスは超崩壊して、それと戦えない人たちは慌ててログアウトに向かうし、完全にナイトキャップと同じような事が引き起こされます。

こういう状態を軽減する為にも、ボールグループが走らない時間帯でもボールと戦える人の需要と言うのがどんどん高くなっていて、特に今月のアルドメリのキャッピングは正しくこの状態です。パクトのキャッピングは戦闘をあまり重視しない人たちによって引き起こされていたけども、アルドメリのキャッピングには幾つかのボールグループが関係しています。ぶっちゃけ、このアルドメリの強いグループのせいで、パクトはそれと戦えないまま、今月はナイトキャップを諦めざるをえなかった… と言うのが正しい現状でしょう。

自分はどんな時もナイトキャップなんてものは自軍のものであっても一切支持する気は無いけども、パクトとその仲間は助けたいし、その為、今月の後半からは自分はこの時間帯に出向いて、アルドメリのボールグループと戦い続けて、少ない人数でその幾つかを壊滅できるようになって来ました。ただこの時間帯は自分も行くのが難しい事が多くて、いつも居ると言うわけではないんだけども、有志達も頑張ってくれてます。

こういう事が今月はたまたまアルドメリを中心に起きているけど、陣営なんて関係なくいつでもこういう事はどこかで起きる可能性があって、そういう事を考えれば、やはりアズールブライトのようなセットはまだ必要だと言う人々の意見も当然理解する事が出来ます。

確かにみんなが言うように、PvPで全く役立たないほどのNerfをする必要があるのか? これには自分も同意します。もしかしたらこの調整は一転二転する可能性があるので、今後の展開を見守りたいと思います。

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