いよいよ今日の夜中の12時よりPvPイベントのホワイトストレークの騒乱がスタートしますが、古い自分達は未だにこれを旧名の「年央の騒乱」と呼んでいてすみません。これは個人的な理由だけど「ホワイトストレークの騒乱」と打ち込むのは長いじゃん…とかwww 海外の仲間も未だに「MYM(Mid-year mayhem)」と呼んでるし、この名前を変える必要あったんかな…とか。
今日は、そういうわけで最近のシロディール事情と言うか、現在、PvPの方々で問題視されているプロックセット「迫る苦痛(アゴニー)」について書きたいと思います。最初に昨日のプライムタイムであった超下らない余談から入ってすみません。
目次
超雑談: ヘンデルの「ハレルヤ」とPvP
最初の下らない話。
昨日、パートナーも一緒にシロディールに居たんだけど、自分達はペアとか言っても一緒に動いている事はシロでは実はすごい少ないです。自分以上にパートナーの方が資源の塔とかで敵を追いかけ回している時間が長いし、自分は今は完全にボールグループ専科。それで、ボールとの戦いが一段落して、そしたらパートナーのPCがある居間の方からすごい雄叫びが聞こえて来るワケ。「この野郎ーーー!!」みたいなね。
それで、ちょっとパートナーのPCのところに行ってみたら、なんかその戦いのBGMが壮大すぎると言うか、ヘンデルの「ハレルヤ」が流れていたwwww
このハレルヤと資源の塔の戦いのミスマッチ感が物凄いwww それでいて、個人的にはすごい新鮮にも感じて「この組合わせは結構いいじゃん…」とか。そういうわけで、ヘンデルのハレルヤを今年の年央の騒乱のBGMにしつつ、この記事を読んでほしいと思います。
(昔、パクトにハレルヤ・ハレルヤや言いながら戦地まで走っていた人たちがいた事を覚えている人は居るかな? あの頃のパクトが今思い出してもベストメンバーだったと言うか、本当の意味での最強時代でした)
「迫る苦痛(Rush of Agony)」がPvPで超問題になっている件
先日、日本時間に久々に行ってみたところ、アジア時間や日本時間での各陣営の棲み分けがますます極端になっていて(自分は日本人だけどアメリカ時間のプレイヤーです)、だから週末くらいしか大きな戦いが日本時間になかったとしても、年央の騒乱時は多くのタイムゾーンでポップロックになると思うし、またボンバーが多数走る為、「迫る苦痛(Rush of Agony)」について知っておいた方が良いと思ってます。
効果は以下のようなもので、問題になっている部分に赤い下線を引いておきました。
(2) スタミナ再生を129追加
(3) 武器ダメージと呪文ダメージを129追加
(4) 攻撃貫通力を1487追加
(5) ブリンク、チャージ、リープ、テレポート、またはプル系アビリティで直接ダメージを与えると、パワーを蓄積し始める。0.8秒後、12メートル以内の敵を引き寄せ(訳者注: 範囲が広すぎる)、その後2秒後、7メートル以内のすべての敵に1705の物理ダメージを与える。この効果は8秒ごとに1回発動(訳者注: クールダウンが短すぎる 闇に収束とて現在25秒のクールダウン)し、武器ダメージまたは呪文ダメージの高い方に応じてスケールする。なお、この引き寄せ効果は敵にクラウドコントロール耐性を適用しない(訳者注: カウンターが必要)。
今は、どのボールグループもこのセットを使っているし、年央の騒乱で毎回激増するボンバーもこれを利用している人たちがすごい多いです。上の下線を引いた部分の問題の他にも、利用者が多いわりに闇の収束のようなSEや派手なエフェクトもなく、プルされたのは理解出来ても、一体どこからどやって引っ張られたのか全然わからず終わる可能性さえあるセット効果です。
だから、既に2年近く前から一部のボールグループが利用して来たにもかかわらず、一体何をされているのかプレイヤーの理解が全然追いつかないまま放置されて来た… とも言うべきだし、それを自分が「回避不可のプル技使用はやめろ」とかボールグループに直談判で言い続けて、それまで一方的にプルされて来た多くの人の意識がそこにやっと集中するようになった… と言うのが現状と思ってます。
アゴニーってどんなプロック?って言う人はこの動画を見て下さい。いきなりアゴニーのプルからスタートします。
何が起きているかわからない人は、もう一回見てみて下さい。下の写真は動画を切り抜いたものだけど…ジルや右側の仲間数人にプルのチェーンが伸びているのがわかりますか? これが12メートル以内の6人まで引っ張る悪魔の鎖ですw
それでジルと仲間数人はグループのもとに引き寄せられるけど、プルに引き寄せられた途端「恐怖」までが発動して、普通の攻撃力を持つグループが使っていたら数人が死んでいた可能性があります。アゴニーと恐怖のコンボは自分はNoobビルド(初心者用ビルド)」と呼んでいて、これを使えばどんなヘボいグループでも数人のキルが取れると言う技術もへったくれもないビルドです。
余談だけど、この動画であんまり死者がでなかったのは、カバナントのグループが4人と言う少人数編成で耐性が相当なタンクに偏っていて攻撃力がかなり低い(動画でも殆どダメージが通らない代わりにジルも全然ダメージを受けていないw)。その為、このグループが「死なないけど、敵も殺せない」と言うPvPではよくありがちな問題に陥っていた事で死者が出ずに済みました。これが12人のグループだったら、パクトも死者が結構出たように思います。
アゴニーが問題になっている英語公式フォーラムのスレッド
それで、今これがどれ位に英語公式フォーラムで問題になっているか? と言えば…
- PTSスレッド(現在8ページ目)
- 一般スレッド(現在4ページ目)
これを全部読むのは時間がかかるけど、有名なボールグループのリーダーやメンバーまでが実は「アゴニーは問題」と言っているところに興味が引かれます。
そう言えば、3-4日前だったか、アゴニーを使用した最強系ボールのファームが酷くて、このリンクを添付して「シロの多くの人がアゴニーについてどう思っているのか、よく読んでみろ」とパクトのチャットに投稿した途端、それらのボールのプル使用が止まった…と言う珍事件がありましたwww
相変わらずパクトのチャットは他陣営からも大人気だけども、しかし、これは陣営とか関係なく、全陣営のソロとかPugの人たちがアゴニーを嫌ってると思うし、そういうシロプレイヤーの意識の多くがアゴニーに向いてる最中、実はボールグループもそれは使いづらい… と言う事なのかもしれません。
それに、敵グループの中には、自分(ジル)にはプルを使わないけど、それ以外のパクトにはじゃんじゃん使うと言う嫌らしい事例もありまして、これは自分にプル使ってまたチャットでギャンギャン言われるのが嫌なのか、それとも、自分に使っても回避される可能性が高いので使わないのか、一種の友情的感情で使わないで居てくれてるのか、マジでわからないんだけども、人を選んでプルを使っているとしたら、それもねちょっとね…w
しかし、「回避不可のプルを使うんじゃない」と言うと、味方のボールグループにも「それは言ってほしくない」と言われたりもしました。こちらとしては「それはボールグループ同士の戦いではお好きなだけお使い下さい」としか言えないし、ボールが走る僅かな時間の為だけにシロが存在しているワケではなく、24時間の18-20時間くらいはソロとパグが各陣営のシロの活動を支えていて、自分はそういうソロ(またはPug)のプレイヤーの代弁者ではあっても、ギルドグループは自分達で何とかしろ… と言うのが本音です。
実はアゴニーにはカウンターが存在する件
それで、今日はこれが一番言いたかったんだけど、CC耐性を無視すると言う問題のアゴニーのプル。実は先日カウンターが発見されたドラゴンナイトのチェーンと同様、完全無欠なわけではなく、一つだけアゴニーのプルを防げる方法がありました。先日仲間が教えてくれて、上記のアゴニーのスレッドでもそれを書いてある投稿があります。
それが実はブロック。日本語で「防御」で、盾マークが出て来るあれです。
動画で見てもらった通り、アゴニーに合わせて防御すると言うのは難しいんだけど、確かに自分がアゴニーを乱用するようなグループに近づく時は、防御、ロール回避、不動の薬、そして回避(強)のバフは必須で、こんだけの準備してボールグループに近づくからソロであっても死にづらいとも言えます。
だから、ボールグループに接近しても死なない人はチートでも何でもないし、ボールグループに簡単に轢き殺される人は、自分から見ればやはりこのあたりの準備を怠っていたり、防御やロール回避の練習不足。自分とてミスやらかして簡単に死ぬ事もあるし(自分が対ボール戦で死ぬと、なぜかチャットにジルが死んだ!とわざわざ書いてくれるのは… )、自分の対ボール用のビルドは予め用意されたセットプロックや耐性、再生を利用するような静的なものでは無いし、要するにロール回避、防御と言う動的なものに支えられたビルドなので、ミス一つが簡単に死につながります。
それはいいとして、とにかくボールグループに近づく時は、対DKチェーンの為に不動の薬、そして対アゴニーの為に防御を使用してみて下さい。
余談: あるストリーマーとアゴニーの笑える話
このアゴニーの問題に加えて、最近、アゴニー使用の配信をしたあるストリーマーが問題になっていて、この話が個人的にはかなり笑えました。
このスレッドも10ページまで伸びたもので、「公式ストリーマーのメンバーがエクスプロイトを使用し、視聴者に攻撃的になる」と言うスレッド名。このスレッドを要約して書けば、
- ある公式ストリーマーがナイトブレードのクラスでアゴニーを使用、アゴニーを発動させたままクラスアビリティのシャドウに飛び柱を通過する事で敵を故意に柱にスタックさせようとした。
- かつて帝都でアゴニーとシャドウを使用し、他の多くのプレイヤーを障害物にスタックさせた事でBANされたプレイヤーが居た。
- その為、何人かの視聴者は「そのコンボを使用するのはエクスプロイト(バグの悪用)にあたる」と注意したところ、ストリーマーが逆ギレを起こした。
- ストリーマーは注意した視聴者(女性)に向かい、「俺のナニをシャブれ」とか「バカ」とか暴言を吐いた
- その後、ストリーマーはこの配信録画を消去
- こんなヤツが"公式ストリーマー"とか許せんとスレッドが盛り上がると、ZOSが登場して「これについて十分に情報を収集した」と言ってスレッドをロックしてしまう。
どんなに訴えてもアゴニーを全然修正しないZOSは、どうしてこういう炎上取り締まりだけは激早なのかwww
そして、ついぞ一度も名前が出て来なかったこの公式ストリーマーが一体誰なのか? 当然、自分は知ってます。
この人なんですよ、パクトのチャットをTwichに垂れ流し続けて、自分の言葉を他の陣営のボールグループに届けてくれた人は…www 当然、そんな事を彼に許した覚えは無いし、パクトや自分としても散々パクトのチャットを撒き散らした事についての謝罪くらいほしいくらいだけど、しかし、どういわけか、このスレッドが出る少し前くらいから彼は絶対隠さなかったパクトのチャットをストリームで隠すようになった…。何が一体あったんだ…www
しかし、彼がチャットを隠すようになっても、パクトのチャットを読む楽しみを覚えてしまった他陣営の人たちは、未だに何かの手段でそれを読んでるし、しかし、前にも言った通り、これが全部悪い方に転がったわけではない事は面白い事でした。自分は敵のボールグループにリアルタイムで文句言える方法を得たし(パクトのチャットに書くだけでみんな読んでくれるんだからこれは簡単よw)、最近では、パクトのチャットが好きだからパクトに陣営変えた… と言う人がマジで何人か来てくれたんですよ!! これは驚きでしょ?
自慢じゃないけど、戦闘のレクチャーやそれぞれのボールグループの説明をリアルタイムで聞けるチャットは他陣営には絶対ない筈だし(これらは自分の仕事)、パクトはソロが多いから情報は陣営全体で共有してオープンだし、だから陣営全体の一体感も強いし、チャットが垂れ流しが逆に「楽しそうなファクション」として印象付けてくれた事はかなり面白い展開の筈です。
しかし、個人的にこのストリーマーに文句があるとしたら、自分達が「回避不可のプルはPvPには必要ない」と言い続けて来てボールグループにその使用をやめてもらおうとしている時、ストリーマーがアゴニーとシャドウを使ってボールグループを柱にスタックさせようとしていた… とか、シャレにもならないでしょ? いや、正直なところ、アゴニーのようなクソセットを使って「俺強えぇ」とかやりたい人たちは、シロの片隅で一生互いを引っ張り合ってろ… とかマジで思うけどね。
それにこのアゴニーとシャドウの組み合わせは、このスレッドで多くの人が指摘している通り、過去アカウントBANを出しているので絶対に使わないようにして下さい。
と言う事で、もう少ししたら年央の騒乱がスタートします。またレポート記事を書くかもしれませんが、とにかくアゴニーを使用したボンブには気を付けて、楽しいイベント期間をお過ごし下さい。