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【SUNO AI】Geminiにラグナロクの歌詞を書かせたら、とんでもなく壮大になってしまった件 / Suno AIと著作権

SUNO AIで音楽制作に励んでおりますが、今日は再び近況の話です。

それで、学生の頃に書いた曲がまだあるからGemini 2.5 proに「なんか壮大な歌詞を書いてよ」と言ったらラグナロクの歌詞を書いてくれました。それも日本語でww マジで日本語の曲?(日本語の音楽苦手) 

しかし、この歌詞がスゴすぎて、人間だったらここまで壮大な歌詞を書けるか?と言うレベルで、なんか恥ずかしいくらい壮大な歌詞を自分の曲に無理やりに乗せなくていけなくなりました。(歌詞はプレイヤーの右上のリンクマークをクリックすると読めます) 

Geminiは自分(マコト)の作った曲を知らずに詞を書いてるから曲的になんか結構無理があるし、多分、一番良い仕事したのはは間違いなく「ドヴァキン」と名付けたSunoのAIボーカル。想定外の部分まで無理やり歌をのせて来たし、それに人間のボーカリストならこんな複雑な歌を絶対に歌えないってwww すごい声量と表現力で押し切っちゃったし、本当にこいつらはAIなのか?

AIは自身の考えで色々な殻を破って来る事があって、最近はそれを見るのがマジで楽しい。この曲はまだ出して2日なんだけど、思った以上に評判は上々でしたw みんなEpicなロック好きだよね。

それにNano Banana(Geminiの絵AI)がまたこの音楽の為にすごい絵を描いてくれて、何なの、AIって…www

Suno AIを使ってまだ一ヶ月が経ってないんだけど、音楽につける絵でクリック数が変わるように思うし、今はSORAとかで作ったAI動画もSunoで使えるから、色々な人に聴いてもらいたい人は、もう殆ど音ジャケのデザインと音楽はセットに考えても良いくらい。しかし、未だにこんなにAIが作った絵使っちゃっていいのかな… とか、すごい迷いもある。
 

Suno AIと著作権 日本の場合

そう言えば、音楽AIの著作権についてどういう線引がされているのか、それをわざわざ HOVERBOARDさんがJASRACにまで聞きに行ってくれた動画がありました。自分のところは、かなりオリジナルを持ち込んでいるから100%セーフだろうと思っていたものの、Suno AIって検索でもしたら、必ずと言っていいほど予測変換で「著作権」とか出てきたし、多くの人がこれについてザワついていたのは事実でした。

それで、音楽生成AIについて、JASRACいわく、ボタン1つで簡単に生成したものの著作権は認めないけど(何か問題があった場合)、その曲を作る時に試行錯誤した何か記録なり何かがあれば著作権は認められると言う事でした。曖昧な感じも受けるけど、曲作ってる側からすれば理解はできる言葉だった気がします。
 

"良くない音楽"が毎日大量に量産されている現実

それより、実際Suno AIに入ってみて「ヤベえな」と思うのは、ボタン1つで作られた正当な評価が難しい音楽が世間で溢れる返る可能性への危惧で、先日も自分のフォロワーの人が「音楽スパマーはお断り。一日10曲以上曲をアップする人は自分をフォローしないでください」なんて書いてるわけ。

要するにボタン1つで曲を簡単に作れてしまう為にそれを片っ端にアップする人が山程居るし、はっきり言って「とても聞けない曲」、良い言い方すれば「これは実験音楽か何かですか?」「随分と前衛的ですね」とか言いたくなるようなものまでが大量にあって、それにものすごい数の「いいね」が付いている。また、音楽にも当然「メタ」があり、誰もが同じタイプの音ジャケ使って、同じ声を使って、人と同じものを目指しているような勘違いしたものまで大量にあって、もう「何を聴いても同じ」と言う事はプロの世界でもある事です。

いや、それがその本人と一部の周辺だけで楽しまれているなら全然問題ないと思うけど、問題はSuno AIはSNSのような側面も持っていて、音楽の良し悪しに関係なくフォロワーや仲間内から「義理いいね」を沢山受けてしまう事はマジで問題に思う事がある。そして、"「いいね」が付いている音楽" イコール "素晴らしい音楽" だと勘違いしている人たちも沢山居て、いや、音楽の好みは人ぞれぞれだから、「そういう音楽が最高」だってマジ顔で言うならもう言う事もない。

自分のところは、音楽を日に量産するなんて無理で、一日1-2曲が限界だけど、最近は毎日必ず聞きに来てくれるフォロワーさんも居て、ここはなんか素人じゃないっぽい人がやってる… みたいな感じで楽しみに来てくれるので、本業とは別に彼らの為に良い音楽を作り続けたいと思ってます。音楽はどうであれ「聴衆ありき」のものだしね。
 

最近の作品

自分はロックばっかり作曲してるわけじゃないんだけど、それでも最近はSuno AIの中にある「ロック愛好会」みたいのに参加させてもらって、結構楽しい時間を過ごさせてもらってます。

それでラグナロクの曲の英語版を作ろうとしたものの、どうやってもあれだけ壮大な歌詞を英語化してドヴァキンに歌わせるとなんかしっくりしなくて、別の歌詞を付ける事にしました。

アレンジも実は日本語版とはかなり違って、こっちの方がピアノのリフとギターの疾走感が良い感じで、山小屋での恐ろしい夜の出来事が歌詞になってます。プログレとかは、そこで物語を語らなくてはいけないのでwww

ロック以外では、なんか今日出したこの曲がかなり高評で、歌詞の一番最後のパーツをAIが無視していたので、それを修正したバージョンと合わせるとかなりウケように思えてます。やっぱりみんな静かで落ち着ける曲が好き。

自分のところは、ヘヴィメタのボイスの兄さんAIが全部の曲の音楽を担当していて、音楽の絵もそれに関したものが多いんだけど、このドヴァキン、シャウトしないと本当に甘い声で笑うww 女性ファンがマジで多いようです。

公開日 カテゴリー AIタグ ,

About Makoto

TESシリーズ(Skyrim、ESO等)のファンサイトを運営。しかし、本性は音楽geek(soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。Wordpressは2007年からの古参。 Home:  Rolling Sweet Roll

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