今日はクリスマスで、コロナの猛威のせいで今も医療関係者の人たちが休む暇なく頑張っている現実や入院している人が沢山いる状況を思うと、なかなか個人的にはお祭り気分にもなれないものの、それでも皆さんが楽しい時を時間を過ごしている事を祈ってます。
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シロディールに行かなくなった理由
我が家は人混み大嫌いのパートナーが居る為、結婚してからは何か特別な招待でも無い限りクリスマスはいつも殆ど家に居るけど、去年の自分のESOのクリスマスの頃の記事を見てみると、「"シロディールでクリスマス"も今年で3回目になったw」とか書いてるw しかし、今年は残念ながらシロディールには多分行かないと思う。
仲間も恋しいし、パクトの事も気になるけど、自分がシロディールに行かなくなった理由は、ある意味でZOSと自分達が考えている事が大きく違えたからで、パフォーマンスの問題を本気で直す気があるのか? とか、今年1年の戦闘調整が何を基準に行われて来たか?とかねw
しかし、これを詳しく書かないのは、シロディールに行く・行かないはそれぞれ個人が決める事で、今の状態が楽しいと思う人はそれでいいと思うし、今のシロディールの状態に何も思わないならそれでいいし、それに、日本のファンが殆ど話題にしない事を言って波風立てる必要があるのか? とか…。それについては誰かの考えに影響を受ける事では無いと思っているから。
しかし、シロディールに行かないとパートナーも自分もESOでやる事なんて殆ど無くなっちゃって、マジで二人してゲームに入る時間がかなり減った。今日、パートナーもずっと動画を見ているし、シロディールがESOでやる事がなくなった人の為のエンドコンテンツであった事を実感する事もある。残念な事だけど、今年のESOの状態はこういう結果を自分達にもたらした。シロディールの状況が改善されたら、戻りたいとは思っているけども。
と言うか、何人かの親しい人(英語圏)にはこの理由を話したけども、ソロだろうが未だに人数だけ集めれば勝てると信じ込んでいる人も居るし、一体シロディールで何が変わって何が起きているのかも正しく理解していない人も居るし、だから、多くの人がシロディールに足を運ばなくなった事に「みんなシロディールに来ない」と苛立ってみたり、そういう事じゃないのよ…。
自分達は多くの人が参加しやすいシロディールを目指して来て、しかしZOSは真逆に進んだし、それについて色々な陣営の人達が英語公式フォーラムでシロディールの改善の為に今も戦っている。それを理解していない人とボールグループの人たちだけが今のシロディールに居る…とか英語公式フォーラムに書いていた人も居る。自分はここ暫くシロディールと距離を置いているし、どうなんだろうねw
今年のZOSが自分には暴走しているように見えていた件
昨日、マット・フィラー氏から1年の総括になるような記事が発表になった。
昨日の早朝に英語版でこれを読んだけど、今までの状況と照らし合わせて一体何が言いたいんだか正直に自分にはよくわからなかった。正直に言わせてもらうけど、今年のZOSはファンをなぎ倒して高速で暴走する戦車のようにさえ見えていたからねw
そういうZOSのスピードを緩めて何とか軌道を戻してもらおうとしていたのはファンの方で、何がZOSを聞く耳を持たない暴走戦車にしていたのか、しかし、これを読む限り、彼らは少なくともコロナによる在宅ワークと言う難しい環境で、DLCとかの発売日は例年通りのスケジュールでこなそうとしていた事を認めているし(実際、スケジュールが遅れたのはグレイムーアのスタートの2週間だけだった)、それがバグやパフォーマンスの問題を引き起こした可能性を詫ている。
マット・フィラー氏の言葉の中にもこうある。
しかし、常に順風満帆に物事が進んだわけではありませんでした。私たちは積極的に開発スケジュールを維持していましたが、今にして思えばそれは正しい選択ではなかったのかも知れません。
今年の英語公式フォーラムのファンの大きな失望は、バグが多いとかパフォーマンスが悪いとか以上に、そういう酷い状況でありながら殆どZOSとファンがコミュニケーションを失っていた事で、このマット・フィラー氏の記事へのレスポンスとして、ファンからZOSとのコミュニケーションの回復を期待する声も大きい。
昨日、マッド・フィラー氏の記事の後にこういうスレッドが立っているし。
「これ以上のコミュニケーションが必要です」
一体今年、馬鹿げた変更がどれだけあったのか? ファンから見れば、その幾つかはファンにもZOSにも何ももたらす事が無いのは明らかで、単にファンを怒らせるだけのような事がファンの意見を殆ど無視したまま強行されて行ったし、それがどんどん悪化するゲームパフォーマンスの下で行われて来て、ファンの多くがZOSに不信を抱えた事は英語公式フォーラムを見れば一目瞭然だった。
そして、マジで英語公式フォーラムの感じが悪かった…と言うか、ZOSの警察じゃないけど、英語公式フォーラムのファンの発言の取締ばかりがZOSのコミュニティ担当によって行われて、それでいて、ファンがクラッシュやバグで色々と不安を抱える中、ちっともその返答が来ない。ファンは増々不安を募らせるし、こういうゲームに毎月課金する価値があるのか?と問いだすし、その内、ファンの投稿にも「私の投稿は削除されるかもしれませんが…」なんて前置きが付くようになって来て、英語公式フォーラムのファン達は本当に遣る瀬無い気持ちになる事も多かったと思う。
いや、正直にZOSだってこれにより失ったファンからの信用は大きかったと思うし、「さようなら」スレッド(もうこのゲームをやめる)も幾つか立ったり、それは尽くコミュニティ・ルールと言う名の許でZOSによって閉じられて行った。
以下がESOのコミュニティ・ルール。
さようなら、やめると言うスレッド: 時に人々がESOを離れる際、「さようなら」とか「やめる」と言うスレッドを投稿したくなる事を理解しています。通常、「さようなら」や「やめる」スレッドは、早急に悪化させる傾向があります。それが建設的であるかどうかに関係なく、「さようなら」と「やめる」スレッドにあるフィードバックを読んで閉じるのが我々のポリシーです。
今年においては、ファンに「さよなら」を言わせてしまったり、フォーラムが荒れたのはファンのせいだけでは無いと思うけどね…。
コロナ環境下で、なんで頑なに開発スケジュールを守る必要があったのか?
しかし、何がZOSをこんなにコミュニケーションに欠けた開発スケジュールだけを遵守する暴走戦車にしたのか? マット・フィラー氏も認めるようにそれはゲームパフォーマンスも犠牲にした。
これは自分の勝手な見解だから、話し半分以下で聞いて欲しいけども。
今年はZOSが伏せたままの2つのキーワードがあったように思えたし、それはStadiaとマイクロソフト。今年の6月にStadiaでのESOがスタートして(各PCサーバーに統括)、9月にマイクロソフトによるゼニマックス傘下全ての企業の買収が発表された。
Stadiaとの提携は多分ESOのゲームパフォーマンスを著しく変える事になったと思うし、これは英語公式フォーラムでは多くの人が認識するところだったりする。(詳しくは過去記事を読んでみて下さい)
そして、9月にあったマイクロソフトによる買収決定の発表。
自分のサイトの時系列を見てみると、ESOの第4期のマルカルスの発表の2日後にZOSやベセスダ・ゲーム・スタジオ(スカイリムやFOの製作スタジオ会社)を含むゼニマックス傘下がマイクロソフトに買収される事が発表になった。
「マルカルス」のシナリオの発表は世界に数多に居るスカイリム・ファンの注意を引いただろうし、その熱気が冷めやらない内にマイクロ・ソフトがゼニマックス傘下のゲーム会社の親会社になる事が発表された。自分はゲームには現在TESシリーズにしか関わってないけども、F1や車企業の買収だったり提携だったりする話しは山程聞いて来てネットにも書いて来たし、買収とか提携とか起こる時は多くの人に好意的に受け入れられるような演出がされる事があるし、その前後には兆候を見せる事が多い。
この日に向けてZOSの強行なスケジュールはコロナの環境下で向かっていたのかもしれないし、もしグレイムーアの頃(5-6月)に買収の交渉中だったなら、信用と言う理由で企業としての実績を示す必要があったかもしれない。どこだって見込みのない企業なんて買収したくない事は明らかで、先方の企業がそれについて圧力掛けてなくても、そういうのは時にこちら側にとっては無言の圧力になる事もあるかもしれない。コロナが流行っている中でそういう状況にあった事はもしかしたらZOSにとってはかなり大変だった可能性もある。
現段階では、Zenimax傘下でESOは一番の収益が見込めるゲームの筈で、収益と言うのはゲームの世界であっても最も現実的な数字で、これが無かったらゲームの開発も続ける事は出来ない。それが安定してあげれる企業は信用を得て行くし(ファンからと言うより、むしろ経済の方でね)、これが優先事項になっていたようにも思えなくもないし、しかし、これは再度言うけど、自分の勝手な想像なんで適当に聞き流して下さい。
しかし、だとしたら個人的にはZOSには少し同情するし、特にスタッフの重圧はスゴイものだったと思うし、もしかしたら可愛そうな環境であった可能性もある。実際、ファンは「そんな急がなくていいよ、コロナの環境なんだら…」と思っていても、それに甘える事も出来なかったのは、企業と企業の関係があった…と言うなら個人的にはすごく納得する。
じゃなきゃ、最後にこんな事を書かないような気がするんだよな…。
ESOチームの素晴らしさをコミュニティの皆さまに知ってもらうために、ZeniMax Online Studios全メンバーに感謝の言葉を贈りたいと思います。今年は私たちにとって非常に困難な年となりましたが、ユーモア(かなりダークな時もありました)、勤勉、忍耐力で乗り越えてくれました。長年のチームワークとお互いへの敬意がなければ、今年一年チームとして団結できなかったでしょう。限界までストレスを感じることもありましたが、チーム一丸となったからこそ乗り切ることができたのです
再度言うけど、ファンはZOSにそんなキツい仕事をする事を望んではなかったし、ファンのコミュニティの皆は優しい人が多いし、ZOSのスタッフの健康を気遣ったり、このマット・フィラー氏の言葉にさえ暖かい言葉を言っている人は沢山居る。
そしてこれも何度も言うけど、これは自分の今まで見て来た経験則からの想像で、何一つ正しくない可能性さえあるけども、こういう事は「何が悪いとか」短絡的に言うべき事じゃないし、企業同士なんてそんなものだと思っている。どうであれ、ZOSの人たちも多分葛藤が多い1年だったと言う事は確かだったと思うし、それだけ理解しておきましょう。
来年は新システムは少なめ、ゲームのパフォーマンスと安定を重視
さて、来年のESOはどうなるのか、新章が「オブリビオンの門」と言う事しか現段階ではわかってないけども、マット・フィラー氏もこう言っている。
2021年の一連のストーリーが「オブリビオンの門」であることはすでにご存知だと思いますが、その詳細については来月公開します。2021年は、安定性とゲームパフォーマンスに重点を置き、新しいゲームシステムに割く時間を減少します(標準的なコンテンツの更新は継続します)。当面はまだ在宅での作業が続きますが、2021年のアップデートやパッチは円滑に適用し、プレイヤーの皆さまが楽しめるようにしたいと思います。
来年の新章が「オブリビオン」だと発表になった時、実はファンの一部が「パフォーマンスも治ってないのに、新しいものに取り組むのはどうなのか?」と言う疑問を投げた。
「なぜ古いものを修正する代りに新しいコンテンツを制作するのですか? 新章 それとも 改善?」
投票数がそれほど多くないけど、多くのファンも新章よりパフォーマンス改善が優先としている。
パフォーマンスの問題に目を向けるファンの多くはそれぞれ(NAとEU)のプライムタイム時にPvPかPvEのエンドコンテンツを経験しているプレイヤーが殆どで、時に「パフォーマンスが気にならない」とか言うファンが現れると「それはお前がエンドコンテンツを経験してない証拠」とか対立さえ生む事もあったw
色々なプレイの仕方や時間帯があるから、パフォーマンスが気にならない人はある意味で幸せな人たちで、その人達にまで悪いパフォーマンスを経験しろ…とか絶対言うべきじゃないし、しかし、それを経験してしまったファンにとっては、今年1年のESOのパフォーマンスはたえず話題の中心で、自分もシロディールのプライムタイムで活動する事が多かったから、それは絶対にスルーできない問題だった。
マット・フィラー氏が言う事では、来年は新章は出ても新システムには掛ける時間を減らして、ゲームの安定性とパフォーマンスに重点を置く…と言っているから、これを信用したいし、個人的にはPvPのシロディールで11月16日から始まった「グループ12人限定、友軍に有効な技はグループに限定」はシロディールのパフォーマンスを改善するのに殆ど役立ってないし、ボールグループ以外のファンには不自由しか与えていないから、これも何とかして頂きたい。
今年酷すぎた分、逆に来年への希望もいつも以上に高くなる可能性があるけど(いや、来年も良くならないと言い張っているファンも居るしw)、少なくとも英語公式フォーラムで文句を言っているようなファンは、ESOを愛していて、このゲームから離れたくないから文句言っているわけで、これだけは是非公式に理解してほしいと願っている。