今週の月曜の夜中にPTSのテスト用の暫定パッチの4つ目が来ることになって、実は先にパクトの英語チャットでは月曜の夜中にそれを伝えることになりました(仲間に意見を聞きたいことがあった)。今回の調整は再びコンパニオンと新試練「ロックグローブ」がメインになっています。
そう言えば、先日PTSのベテラン新試練に参加している人が全員CP3600だったと書いたけど、現PTSで全員がCP3600でプレイで出来るようになっているようですw
目次
戦闘に関係する調整
スキル・アビリティ
それで今回多くの人に伝えるべき戦闘調整は非常に少なくて、スキル・アビリティに関しては以下の2点だけ。
- 刃のクローク(Blade Cloak/ 二刀)
このアビリティと変異は、ダメージを25%増加。 - 殺到(Stampede/ 両手武器クリティカルチャージの変異)
このアビリティの最初のヒットダメージが25%増加、付随するDoTダメージは約127%増加。これにより全体的なダメージは約86%増加。
それで、特にクリティカルチャージの変異である「殺到」。先日、メイルストロームの両手武器である「無慈悲なチャージ/ Merciless Charge」のダメージが33%Nerfされることを伝えることになったけど、こちらの変異を選べばそのNerfを相殺する事が出来るし、同時にDoTダメージのアビリティである為に他のDoTアビリティと同じ法則でこれを強化する必要があったと公式は説明している。
実はこの強化についてシロディールでスタミナ型でプレイする英語圏の仲間に聞いてみたんだけども「まあ妥当じゃね?」と言う感じで、PvPでは現在DoTと言うのはそれほど有効では無いと言う向きがあるし、しかしPvEでは範囲攻撃でもある「殺到」の強化は役立つ可能性があります。
他のプレイヤーの非戦闘ペットのワールドイベント中での非表示
これはPTS限定なんだかアップデート30からそうなるのか書かれていないけど、しかし、アップデート30からコンパニオン・システムがスタートする事を考えれば妥当な処理に思える件。多分、アップデート30からこうなるんではないかと想像しています。
ダークアンカー、アピサルガイザー、ハローストーム、ドラゴン、ワールドボス(グループボス)と戦う時、他のプレイヤーのペットは一時的に非表示になると言う事。
確かにもしプレイヤーの殆どがコンパニオンを連れてこういうワールドイベントに参加した時、ゲーム・パフォーマンスがドロドロになる心配の予感は今まで常にあって、特にシロディールのクソ・パフォーマンスを知っている人から見ればコンパニオン・システムによるサーバーの処理への負荷がなり気になったりもする。その為、既にシロディール等のPvPでは非戦闘ペットや商人・銀行家は連れて歩けない仕様になっています。
既に去年から非戦闘ペットと言うのはゲームパフォーマンスの為にプレイヤー個人のクライアント側にシステムがあって、その為、自分達から見れば自分のペットが寝転んだり遊んでいたりするのが見れても、実は他のプレイヤーからは単に歩くだけのペットにしか見えない事も確認しています。(パートナーと行動する時、パートナーには自分のペットが遊んでいるのが見えていない)
戦闘用ペットを所有するソーサラーとウォーデンがコンパニオンシステムスタート後に一体どれだけのものを引き連れて歩くのか、プレイヤーから「邪魔」と言う意味で話題になる事も多くて、非戦闘用ペットがPvEでの大きな集団戦で非表示にされても驚く事は何も無い感じで、これを歓迎する人も多いように思えてます。
そう言えば、書くのを忘れていたけども、自分達が今まで「ワールドボス」と呼んでいたPvEの各地域に居るボス。これは今後「グループボス」と呼ぶように統一したとZOSが幾つか前のパッチで言っていて、日本語公式訳もそれに従うように思うけど、「グループボス」と書かれているものがあったらそれは「ワールドボス」の事なんで覚えておいて下さい。
今年予定されているもう一つのイベントのテスト
そして、今年は「Year One Celebration」と言うイベントが予定されていて、これはESOがスタートした1年目に実装されたオルシニウム、インペリアル・シティ、クラグローンに関係するイベントで、この3箇所でボスの殺害、宝箱の獲得、デイリークエストを完了する事でイベント期間限定の特殊な報酬を得たり、このイベント期間、この3箇所のいずれかで最初に行うクエストの報酬ではオールド・オルシニムの武器スタイルを手に入れられる確率が高いと書いてあります。
オルシニウムのメイルストロームとクラグローンのドラゴンスターアリーナでは、いつものオルシニウムのイベントの時同様にボスから追加の戦利品があったり(多分アリーナ武器も2つ)、帝都(インペリアルシティ)ではテルバーストーンが2倍になったりグループダンジョンのボスから追加報酬、クラグローンに幾つかある試練でも追加の報酬があると書いてあって、なかなか挑戦しがいがあるイベント期間になりそうです。
またこのイベント期間は、先日紹介したカラスのような黒いグリフォンの騎乗の2番目のキーアイテムともイベントがチケットが交換になると言う。
だから、今後予定されているイベントを纏めてみると、多分、今年6月の後半に再びあるだろう「年央の騒乱」の後、エルスウェアの祭典があり、次がこのYear One Celebrationになるように思えてます。年央の騒乱まではイベントチケットは「不安定なモルフォリス」を「感情表現」にするアイテム、それ以降のエルスウェアの祭典とYear One Celebrationでは、騎乗にする為のキーアイテムと交換可能と言う感じかな。楽しみにしてましょう。
余談: 現PTSテストでの調整へのファンの苛立ち
それで、今回の調整では、実はコンパニオンの戦力が少しNerfされるような形になっていて、しかし、ファンから最近多い意見は、殆どエンドコンテツには関係しないであろうコンパニオンばかりを調整して、実際、PvPやPvEのエンドコンテンツ・クリアに関係するプレイヤーの方の戦闘調整があまりにもおろそか…と言うものが多くなっています。
また、アップデート30ではプロックセットの攻撃や回復の計算の仕様が変わる為、特に攻撃系プロック効果のダメージを確保する為なのか、攻撃力が上がる系の装備がギルドストアでも売れだしているし、既に色々な新しいビルドの準備に動き出している人たちはいます。
PTSでテストする人たちと言うのは、殆どがPvEの戦闘達者の人たちで、彼らはテストにおいても自分達の微調整によって色々な事に対応して行く事が出来るけども、これがそうじゃない場合にはどういう問題になるのか全然見えてないし、あと一回PTS用のテストパッチが残っているけども(来週月曜予定)、いつもと同じならここで何か大きく変わるとはあまり思えない為、何かに期待する事は難しいと現段階では思えてます。
そう言えば、先日より英語公式フォーラムではZOSのロアマスターへの質問を募集していて、それに「ライランスが答える」ような形で新しい記事が英語公式で発表されてます。これは日本語公式がその内に訳してくれると思うんで、楽しみにしていて下さい。オブリビオンの領域やドレモラのシヴキンの違いとかが語られています。英語公式Twitterのアイコンもライランスになっているけども、口調も?w