コンテンツへスキップ

今年(2021年)のSpotifyの纏めが来たー!! 今年、自分は4,465人のアーティストの曲を聞いたらしい しかし、なんかおかしい…

昨日からSpotify関係の記事にお客さんが沢山来てくれていて、ありがとうございます。

自分は普段PCでSpotifyを聞いている事が多いから、今年のまとめのプレイリストが来ている事は気付いていたものの、今朝スマホで見たら、今年もSpotifyで自分聞いた曲の傾向の纏めが出来ていました。この個人の纏めは、去年からスマホやタブレットでしか見れなくなっていて、PCからはアクセス出来ないのが残念。

それで、自分の今年のSpotifyでの記録を書き出してみれば…(ちょっと文句言いたいのもあるw)

今年Spotifyを聞いていた時間

これを時間に直すと3228時間で、一日平均8.9時間となると思うんだけど、個人的には「えっ? それだけ?」と言う感じ。普通の人からしたら「それだって十分多いだろう?」とか思うかもしれないけど、特にコロナで家に居なきゃいけない環境だっただけに自分では意外に少ない感じに思えたりもした。ピアノ弾いている時以外はゲームをしている時も音楽を垂れ流しが自分の環境と言うもので。

あと、コロナの緊急事態宣言が明けた10月-11月が超仕事が忙しかった事もこの時間を減らした可能性もあるけど、音楽抜きで仕事する事も自分の環境には少しはあるw 仕事の時は仕方ないけど、基本ヘッドホンが超嫌いな自分は、移動の時とか歩きながらもあまり音楽を実は聞きません。(理由→ 超余談: ヘッドホーンの怖い思い出)
 

今年、Spotifyで聞いた音楽のジャンル数

実はこの数は去年から激減して、去年は615ジャンルも聞いたそうで、今年は400も減っている。自分からすると、そんな減ったかな…と言う感じで、Spotifyも自分の音楽の嗜好はかなり「雑食」であると言っている。

それで、去年のSpotifyの纏め記事に「Spotifyにおける音楽のジャンルは5000を有に超えている」と書いていて、

チェックしてみたところ、現時点ではSpotifyでは更に音楽のジャンルが500くらい増えているそうで、にもかかわらず自分が聞いた音楽のジャンルが減ったのは、Spotifyは1つのプレイリストが終わるとそれと同じ傾向の曲を勝手に流し続けてくれるけど、そういう音楽をそのまま自分が聞いていた時間が多かった…と言う事だと思う。それは「今年最もよく聞いた曲のプレイリスト」(後述)にもモロに影響を与えている。
 

今年、Spotifyで聞いたアーティストの数

聞いた音楽のジャンルが激減しても、聞いたアーティストの数は去年より671人も増加。現在、自分の個人用のSpotifyは796人のアーティストをフォローしていて、それより何千も多いアーティストの曲を聞いていた事が驚きだけど、これは意識的にする事もあるし、しかし、アーティストが増加しているのに聞いてるジャンルが減っていると言う事は、あまり冒険もしなかったと言う事かもしれない。コロナで家に居なきゃいけない…と言うのは、外で音楽を聞いたりする機会も奪ったし、家の中にずっと居て、その代わり映えのない環境は新しいものに出会ったり、新しいものを探したい意欲も削いでいた可能性も…w
 

今年一番聞いたジャンル

これは本当のこの通りで自覚があります。今まではクワイエット・ストームと言うジャンルが自分のプレイリストずっと幅をきかせてきて、今年はクワイエット・ストームのジャンルはベスト5に無いし(ばんざい! ← なぜ喜んでいるかは後述)、1位はスムースジャズで、これは文章書く時の作業系BGMで、スムースジャズは作業音楽と思っている人も多い筈w コロナの環境下ならではの1位に思ったりした。

そして2位は個人的には最も普段聞いているだろう…と思っているソウルフルハウスで、古い曲にまみれてばかりの自分の中では最新の曲が揃っているジャンル。4位-5位はロック系が入っている。

にもかかわらず、Spotifyが「今年自分が一番多く聞いたベスト100の曲」の殆どは未だクワイエット・ストームで、暫くクワイエット・ストームの呪縛がキツすぎて、来年はこれらの曲は極力聞かない事にする。
 

今年最も聞いたアーティスト

これはすごい納得な話で、好きなアーティストと聞かれれば、確実に自分が答える1つはE.W&Fで、特にこのリーダーのモーリス・ホワイトは2016年に亡くなってしまったけど、自分にとっての音楽神の一人です。それに個人的には今年の9月にはアースの名曲の「セプテンバー」のカヴァー祭りをやっていたから、アースを聞いた時間が伸びたのは当然のように思えて来る。

それでアースを聞いた時間は3896分と言う事で、計算してみるとSpotifyを聞いていた時間の僅か2%で、アースばかりをすっごい聞いていたと言う感じではない。

それに1つモノ申したいのは、自分はアースの曲の中では「After the love has gone」はそれほど特別に好きな曲じゃなくて、しかし、この曲はグラミーにノミネートされたとか、デビッド・フォスターとジェイ・グレイドンが曲を作っている…とか言う伝説的な曲ではある。それに世間の人はラブ・バラードと言うのをすごい好む傾向にあって、この曲がファンから人気がある事は理解しているけど、自分は実はバラードと言うのはあまり好きじゃない。

だから、自分からは「After the love has gone」は殆ど聞かないと言う事で、これが自分のSpotifyで最も流れたアースの曲と言うのは、SpotifyのAIにより自分が「おめぇ、この曲好きだろ?」といかに押し付けられたかを物語るように思っているw 

因みに自分が最もアースの曲で愛しているのは、ラリー・ダンのフェンダーローズのイントロが素晴らしすぎるスローグループのこの曲です。


 

最も聞いたアーティストベスト5

これは、見事に自分の嗜好を言い当ててくれたと思う。

この5つグループとアーティストはSpotifyにアカウントを作った時、真っ先にプレイリストを作った5人でもあって、自分にとっては神様達です。ここに傾向が違うビリー・ジョエルが入っているのは意外かもしれないけど、音楽の聖地としてニューヨークに憧れ続けた自分にとっては、ビリーは本当に「ニューヨークの音の詩人」で、ビリーの音楽は70年-80年位のニューヨークを舞台にした映画に出て来る少し古いニューヨークのイメージで、本当に沢山イマジネーションを与えてくれた。

そして、この中で自分がもし「一日中、同じアーティストの曲を聞いていろ」と言われれば、迷いなくジョージ・ベンソンを選ぶと思うし、彼はジャズ・ギターの生き神でもあって、同時にハズレ曲が殆どないソウルシンガーでもあって、色々な側面から色々な事を最も学べるアーティストと個人的に思っている。

Spotifyのフォロワー数を見れば、アース・ウィンド&ファイアが1400万人、ビリー・ジョエルが1600万人、スティービー・ワンダーが1800万人、ジャズ界のジョージ・ベンソンが300万人、アシッドジャズのIncognitoには50万人、incognito以外は全て御年70歳以上のアメリカの音楽界を支えて来た人たちです。

しかし、今年だけに焦点に当てれば、本当にこうだったのかな…とか、個人的には今年はロックを聞いていた事も多かったし、Spotifyは、短期間で自分が集中的にウィーザーを聞いていたと言うデータもくれたけど、そっちの方が大いに心当たりがある。因みに今年自分のプレイリストに最も多く登場したのは、グルーブ神のマーヴィン・ゲイだったようで、今年はマーヴィンのプレイリストも作ったからだと思う。

と言うか、統計的にそのアーティストだけのプレイリストを作って、それをヘビロテすれば、色々な曲が集められたプレイリストに登場するアーティストより聴いた数は必然的に増えるし、同時に一人のアーティストでプレイリストが組めると言うのは、リスナー個人がいかにそのアーティストを愛しているのか、そしてそのアーティストがいかに沢山の曲を持っているか、その現れにも思っている。
 

今年最も聞いた(Spotifyに聞かされた)曲 なんかこのランキングは壊れてる?

これは今年も大いに疑問が残った結果

と言うのは、2020年の最も聞いた曲としてSpotifyが纏めてくれた曲とほぼ同じ曲が半分以上もあって、半数だよ? 自分の傾向からして、しつこく同じ曲をいつも掛けない筈で、新しい音楽をいつも探し続けているし、それが4000人以上も多くのアーティストの数に繋がった筈で。なのに去年と同じ曲を聞き続けるとか、自分にはあり得ない傾向に思った。

それでこれが今年一番聞いたとSpotifyが纏めたプレイリスト。

そして、2020年のトップ100が以下のプレイリストだけど、内容は殆ど同じwww

なんなの、これ?

もしこれが正しい結果なら、答えは1つしかない。「いかにSpotifyが自分の為に勝手に流した曲が去年と同じだったか」と言う事w

先述の通り、Spotifyは、1つのプレイリストが終わると勝手にそのプレイリストと同じ傾向の曲を流し続けてくれるけど、しかし、この選曲が少し変と言うか、いつまでもそれと同じ傾向の曲を流すんじゃなくて、いつの間にか上のプレイリストのようなクワイエットストームの曲になって来る。

それで、外部サイトでSpotifyでの自分の活動を纏めてくれるサイトがあって、

ここによれば、今の12月までの半年の間で自分が一番聞いた曲はこうなっている。

殆どがロックで、これは大いに思い当たる部分がある。これらのプレイリストを作ってヘビロテしていたし、なのに、この中でSpotifyが纏めてくれた今年一番聞いた曲の中に入っている曲は僅かしかない。

こちらのサイトでは、2-3ヶ月おきに自分の一番聞いた曲のベスト50の記録が見れるけど、Spotifyが纏めてくれた今年一番聞いた曲はそれほど入っていない。どういう事なんだろね?www

また同サイトには、自分が今まで最も聞いたジャンルが纏めてあるけど…

この1位にあるクワイエットストーム…また同じ事を書いちゃうけど、今ではSpotifyのせいでしばし最も聞きたくないジャンルになったw

要するにSpotifyがここ2年で「自分が好むかもしれない」と言うお節介で自分に押し付けて来る曲は殆どこのジャンルのもので、当然このジャンルが1位と言う事は自分の好きなジャンルではあるんだけど、しかし、それほど広義なジャンルでも無い為にいつも同じような年式の似たようなものばかりになるし、最近は好きだった筈のクワイエットストームは、逃げたいくらいうざいものになっているw 「聴いた事がなさそうな曲」から選んで来てくれるAIが欲しい…マジでw
 

本当は新しい曲の方を沢山聞いているのに…

それになんかSpotifyの纏めを見ていると、自分は古い音楽ばかりを聞いているように見えて来るけど、obscurifymusicのサイトの分析によれば、一番聞いているのは新しい音楽の方が全然多いと言う事を証明してくれている。

2010-2020年台の曲が約2/3を占めていて、この纏めに書いている事を訳せば…

「あなたは音楽のタイムトラベラーです! あなたはなんと60年間で作られた音楽を聞いています。現在好きな音楽の年代は2020年ですが、今まで一番好きなのは2010年代の曲です」

本当にそのとおりで、2010年から2020年は自分にとっての本当のリアルタイムで、誰もが成長中とか学生時代だった時とかの曲を一番多く聞くと思うし。それに2020年が一番聞いてる曲の年代と言うのは、どれだけ新しい音楽を探しているかの現れでもあって。自分達から見れば、70年代の曲もあまり聞いた事がない「新しい曲」になっちゃうんだけども。
 

メジャーから程遠い自分の聞く音楽の傾向

そして、個人的な音楽の嗜好は普通とはかなり違う事も現れている。

日本のSpotifyのリスナーと比較すると…

この表は、左に行くほどメジャー傾向で、右に行くほどマイナー傾向で、日本のファンのデータは少ないからバラ付きが目立つけど、日本のリスナーと比べてもかなりマイナー傾向の曲を聞く傾向がある。

もっと人数が多いアメリカと比較するともっとすごい顕著な差が現れるけども…

どんだけ自分はいつもマイナーな曲を聞いているのかwww 

と言うか、流行する曲と言うのは、今はSNSとかから火が点く事もあるけど、多くはレーベルとか何かの企画がプロモーションとかを掛けまくって「売れる傾向」を作るのが殆どで、しかし、自分達はプロモーションとか無くてなかなか有名になれない良質の音楽と言うのをいつも探しているわけで、沢山の財宝の山から埋もれてしまっている価値ある財宝を探し出す事は自分の使命の1つのように思い込んでいるようなところがあるし、そういう音楽に出会えた時、本当に嬉しくて仕方なくなる。世の中、人目になかなか止まらなくても良い音楽は沢山あるもんなんです。こういうメジャーじゃない曲を聞きたがる自分の嗜好もAIが理解してくれると有り難いんだけども。

全期間で(まだSpotifyは3年と少しだけど)自分が一番聞いた曲はこれらだそうです。

これは雑食系の自分にはかなり納得できる傾向。聞いてても色々な意味で落ち着くしw
 

Spotify全体の今年の纏め

因みに2021年のSpotify全体の纏めは、以下の公式ページからアクセスできます。

公開日 カテゴリー Musicタグ

About Makoto

TESシリーズ(Skyrim、ESO等)のファンサイトを運営。しかし、本性は音楽geek(soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。Wordpressは2007年からの古参。 Home:  Rolling Sweet Roll

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)