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待ち焦がれていた再販アルバムがやっと手に入る(1)オーリアンズ ”Orleans(再会)”

探し続けていた音(デジタル)がやっと手に入ったーーー!!

残念な事にオーリアンズの方は、iTunesになっちゃったけど、それでも80年のアルバムだから音がうんぬんは言わない。去年の8月にiTunesでDLできるようになっていて、今まで気付かなかったのは、それほど熱心に探してなかった証拠にもなりそうだけど、しかし、このアルバムは、実際それまでCDやDLも全然無かった。

自分は、このレコード版を持ってて、そのレコジャケが下の写真。当時の帯までしっかり付いてる貴重品。

このアルバムは多分親が所有してたものだと思うけど、実家から持ち出したアルバムが200枚くらいあって、持ち出したものは、当然、特に気に入ってるもの。今はそれらのデジタル版を全て入手しようと思ってるけど、これが結構簡単な事じゃない...(レコードから音を起こす手もあるけど、面倒臭いw)

💿 itunes Orleans オーリアンズ

このアルバムは、それまでのオーリアンズのアルバムとは違い、ジョン・ホールはゲスト参加で、他のオーリアンズのメンバー(2012年に亡くなったラリー・ホッペンとその兄弟、ウェルズ・ケリー)が中心で制作している。しかし、オーリアンズの最高の特徴と言うべき超キレイなコーラスは健在で、当時のAORとかフュージョンの影響を受けて、非常に聞きやすい作品。

今、思えば、ジョン・ホールがこの期間においては正規メンバーでは無いと理由で、長い事、このアルバムをオーリアンズの作品から除外する人も居たのかもしれないし、それが長い事、このアルバムだけが再販されなかった理由にも思えて来たりもする。

しかし、今聞いても音はキレイだし、そこらの80年のアルバムより本当に良く出来ている。先日、ジョン・ウェットンの訃報記事を書いた時も思ったけど、「◯◯が居ないとこれは◯◯ではない」と言うような概念で音楽を聞く人も多くて、そういう理由で本当に良いアルバムなり音楽が人々から除外されていたら寂しい。

音は探せなかったけど、9曲目の"Wind"と言う曲が、このアルバムの中ではiTunesのDL数が一番になっていたけど、オーリアンズの美しいバラードで、バック・コーラスにフィル・コリンズの名前を見つけたw クレジット見るまで全然気付かなかったw(自分は、ジェネシスの熱狂的なファン)

Discogs アルバムの参加ミュージシャンのクレジット

どうでもいい話だけど、Discogsでミュージシャンを確認する時、日本版で探すのが一番手堅くて、なぜか日本語版にはクレジットがちゃんと書かれたものが多い。こういう気質も、もしかしたら日本のファンがミュージシャンにかなり詳しくなる要因だったのかもしれない...

またこのアルバムについては面白い話を聞いた事があって、この邦題「再会」の一曲目の”No Ordinary Lady”は、当時、ステレオかカセットテープかのメーカーのFMのCMで取りあげられていて、相当に良い録音で録られていた事をアピールされていたと言う。確かに相当良い音に聞こえるし、自分の所有してる3台のステレオの一番酷いので聞いても、それがはっきりわかる(多少はリマスターしてる可能性もあるけど)。

ところで、再びジョン・ホールの話に行くけど、オーリアンズと言うのは、「Dance with me」と言う不屈の名曲がある。(多分、オーリアンズの名前を知らなくても知ってるかもしれない...と言うほどの知名度)

(この動画は、フレッド・アステアが出てて面白い。)

ジョン・ホール=オーリアンズと捉えている人も多くて、しかし、ジョン・ホールはかなり評価の高いギターリストでもあるけど、その後、政治家(下院議員)になっててマジで驚く。

英語のWikipediaを読む限り、最初の政治との接触は、ジョージ・ブッシュ前大統領がオーリアンズの曲をキャンペーンで使用して良いか?と聞いて来た事で、自身は民主党員でニューヨークの選挙区で勝ったらしい(生まれはボルチモア、育ちがNY)。その後、音楽活動の為に政治家活動を一旦退くものの、2012年に再選して政治家に復帰。

オーリアンズの曲は好きなものが多いけど、自分のようなずっと後に彼らを知った人にも音楽の楽しさや素晴らしさを教えてくれる曲も多くて、最後に一番好きな曲おいておく。(動画はお借りしたもの)

車の中とかでも、シンセ多用のそこらのクラブの曲とかよりも、これが掛かった時の爽快感と新鮮さは異常。

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About Makoto

TESシリーズ(Skyrim、ESO等)のファンサイトを運営。しかし、本性は音楽geek(soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。Wordpressは2007年からの古参。 Home:  Rolling Sweet Roll

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