月曜の晩、定例メンテナンスがあって、その後の日本時間のシロディールに行ってみたら、11時を過ぎたあたりで一度ゲームがクラッシュして、そしたらいつもお世話になっている日本の仲間の人たちも落ちまくったと言う話を聞く事になりました。
その後、自分の環境では、再び夜中の12時から午前1時頃の間に立て続けにクラッシュして、しかし、落ちるのは自分だけで同じ回線を使っているパートナーには何の異常もありませんでした。今日は、これを"自分の環境"で修正してみたので、それをレポートします。
目次
このクラッシュはいつも切断やサーバー由縁で起こるクラッシュではないように思う件
11月16日位から散々一部の人にクラッシュやゲームパフォーマンスの問題が出ていて、色々な理由が疑われて来たけども、自分のサイトに来てくれているお客さんの話では、Akamaiの問題が修正されていてもまだ落ちると言っていました。(個人的には、コンソール版で起きていた回線の問題はこれはかなり修正したように見えているけど、PC版では一部の人に続いているように見えてます)
それで、多くの人がゲームパフォーマンスに苦しんでいた時は何度か自分の環境もおかしくなるような事があったものの(11月11日に遅延と切断が酷くなったり、イベント期間中にマーセロクの巣で落ちた)、今回、自分に起きたクラッシュがそれと同じ理由で起きているのか? と言う事については、はっきり言ってわかってはいません(スミマセン)
それに、今回のクラッシュと言うのは、いつもシロディールでよく起こるタイプの落ち方とは違って、最も多くシロディールで起こるタイプのクラッシュは、切断が起きて、それでもクライアントがまだ生きているのか暫く歩き回ったり出来る。この歩き回れる時間が結構長い時間だったりするんだけど(1分位かもっと)、周りの仲間や衛兵は動かず、自分もコマンドは一切出せずにただ動き回れるだけで、異常な高速で動き回れる時もあるしw イベント期間にマーセロクの巣で落ちた時は、このタイプでした。
しかし、昨日あったクラッシュはパタンと急にドアが閉まるみたいにゲームが落ちてしまう。そして、それが起こるのは逆に何もしてない時で、祠の横に立っているだけでパタンとゲームが落ちてしまったり、資源を取り戻そうと普通に走って移動していたらパタン。
それに、個人の環境では最近嫌な挙動もシロディールで続いていて、急に画面が一瞬止まっては「やべぇ」と思うと急に動きだすような感じで、一昨日はこんな挙動が10回かそれ以上起きて、昨日もそれは起こったし、このクラッシュは、今年の夏に自分の環境だけで起きたクラッシュと挙動に非常によく似ていて、その時はWindows由縁の問題でした。
”KB5001330″の問題の時は、パートナーのシロディール環境には影響を与えなかったけど(デュアルディスプレイじゃない為)、しかし、Youtubeとかの観閲には非常に影響があって、両方の環境で”KB5001330″をアンインストールする事で治りました。
この問題はパートナーの環境には全く影響を与えず自分のPCにだけ起きて、これは新しいWindowsアップデートをした事で治まりました。
と言うわけで、昨日おきたクラッシュは同じ回線を使用するパートナーに起きていない事でプロバイダやCDNの問題ではないと推測。
そして、英語公式フォーラムでも、再びメンテナンス後にクラッシュする人が出ているように見えてました。
このクラッシュ事件で、自分が試してみたこと
そういう事から、今回は、過去、自分の環境で起きた事例から色々推測して行く事になったけど… 結論から先に言えば、今日は全くクラッシュは無かったし、突然画面が止まって動き出す…と言う問題も解決されたように感じていました。
あまり人が居ないシロディールで2時間テストしただけなものの、昨日も同じような環境で特に後半の2回のクラッシュは同じようなシロディールでどの陣営も2バー位しか居ない環境で起きていました。
しかし、一気に色々な事をやってしまった為に、実はどれが問題の解決に役立ったかは実は分かってませんw その為、昨日自分がやってみた事を順に書いて行きます。
Windowsとグラッフィックカードのアップデート
- 11月19日来た.NET Framework 3.5 および 4.8の更新プログラム(KB500728)
- Geforceのドライバーの更新(496.76)
→ しかし、一部の環境では問題が出る事もある(不具合情報) またこれはWindows HDRとマルチモニターとも相性悪そうで、Windows HDRは自分の環境は最初からOffになっていたけども、マルチモニター環境
11月11日にWin10の定例アップデートをしたばかりだから「できる更新」が残っていると思ってなかったけども、11月19日に.NETの方の更新が来てました。この更新にはセキュリティ関係が含まれていない為、推奨アップデートにはなっていなかったけど、更新プログラムをチェックしてみたらこれがありました。
しかし、ここまでやってもう眠くて耐えられずに寝てしまい、翌日は朝から仕事でこの問題になかなか向き合えなかったけども、その為、これでクラッシュの問題が治まるか? それは確認できず。
自分の環境の回線速度がおかしくないですか? 回線速度のリミッターを外す
それで、今度は全然違う所に修正の話は飛びますが、昨日の夕方位に偶然に全然違う理由で自分の環境の回線速度を見てみたら、すごい変な数字になっている。
↑ これは正常値の写真だけど、赤く括っている部分が10mbpsとかなっていた。
おかしくね? と思って速度を測ってくれる所で回線速度を計算したら、やっぱりおかしい。普段400とか500とか出ているmbpsがやっぱり10mbpsとか言う数字になっていて、ますますエッー???
それで調べたところ、回線速度にリミッターが掛かる事があるらしく、参考にさせて頂いたサイト。
こちらのサイトにリミッターの外し方で出ているけども(やり方は先方のサイトさんを参照にさせてもらって下さい)、自分のところでは「速度とデュプレックス」が「自動ネゴシーエション」になっていたので、これを「1Gbpsフルデュプレックス」に変更。ついでに「省電力型イーサネット(EEE)」と言うのもoffにしておきました。
そして再起動して、やっと回線速度が普通に戻った。
色々なプロバイダの回線速度を見ても、結構、高速な部類の数値?
もしかしたら「自動ネゴシエーション」でもゲームになると回線速度が上がる可能性があるけども、因みにパートナーの回線設定は「自動ネゴシエーション」と「省エネ設定」でゲームしてなくてもこの数字が出ていて、それに両方のPCのケアは殆ど自分がやっているから、LANケーブルもアダプタも全く同じものを使用しています。それなのに、この差は何なんだ…?
余談をすると、パートナーのPCの方がかなりルーターに近くて(2メートルも無いかな?)、前にパートナーのPCは自分よりDLが非常に早いと話したけど、実際、アップロード速度は400Mbpsを上回ったりしますw 自分のPCの方がスペック的には少し高かったり新しかったするんだけど、回線速度とかはPCスペックとは別物と言えるように思える。そして、レイテンシに関しては10前後でほぼ同じで、レイテンシがオンラインゲームをやる時のPingに関係していて、Mbps以上にオンラインゲームには大事と言われてます。(15ms以下だと最速部類らしい)
これで自分のESOのゲームのクラッシュとかは無くなったと思えるけども…
このお陰かわからないけど、今日はクラッシュは一度もなかったし、一瞬画面が止まる現象も無くなりました。
ただ、これももう少し様子を見てみないとわからないし、ただ1つ言える事は、11月1日に来たESOのDLC「デッドランド」のダウンロード&インストール時間が、パートナーのところでは僅か25分で終わったのに対して、自分のところは1時間20分も掛かっていたし、この頃から回線速度がおかしかった? とか色々と思う事があって、先に書いた通り、昨日もシロディールから戻って来て(回線がクソ遅になっている事に気付く前)Win10やグラボのアップデートしている時にすごい時間が掛かっていたし、なんかこれが影響しているように思えてならない…。
それに11月11日は二人してシロディールでのパフォーマンスがおかしくなって、Win10のアップデートしたら直ったと散々書いて来たけど、これだってもしかしたらこういう事が原因で起きていた可能性もあって、「自動ネゴシエーション」のままになっているパートナーのPCが今後どうなのか? 暫くこれを観察してみたいと思います。
実際「自動ネゴシエーション」がうまく作動しない事もあるようです。
Wikipediaのオートネゴシエーションの所の「危険性」という箇所にもこうあります。
家庭用・業務用の別に関わらず、多くのネットワーク機器がオートネゴシエーションに対応しており、また、デフォルトで有効化されている。そのため、オートネゴシエーションを意識せずに利用しているユーザは多い。しかし、オートネゴシエーションは、誤った使い方をすると、ネットワーク障害の原因になる。
どうしても調子が悪い…と言う人はこういう事も確認すると良いように思います。
余談: オンラインゲームの場合、bpsよりレイテンシの方が重要だと言う件
因みに回線速度について色々と調べてみると、下りのbpsとレイテンシがオンラインゲームに影響していて、しかし、オンラインゲームの場合はbpsというのは50から100Mbpsでも十分すぎるような事を多くのサイトが書いていて、一方でレイテンシと言うのがpingに関係していると言います。先に触れた通り、自分の回線速度を測るとどれも東京までのレイテンシは「10」前後で、15ms以下がオンラインゲームの特にFPS系のゲームでは理想と言われているようです。
それで、実際テキサスのNAサーバーにはこのレイテンシの量がどれ位で行くのか? と言うのを調べてみたけど…
コマンドプロンプトを管理者で実行して(右クリックしてそこから選択)して
ping 198.20.200.1 (これがESOのサーバーのIPアドレス)
と打ち込んでみるとレイテンシが表示されます。
自分の環境の日本の夜中ではこんな感じ。
平均158ms 高ぁぁぁ!! なんて、日本から繋いでいる人はESOのゲームはこんな感じだと聞いてます。
TTLについては以下の説明を読んで下さい。
いつもESOのゲーム内で表示されるPingは、自分の環境は最近少し下がって来て良い時はだいたい184-187位の数値で、シロディールでもこの数値を保つ事があるし、昔はだいたい199-200でした。この数値が段々下がって来た事について、これももしかしたらZOSの努力の賜物なのか?
因みに自分の回線がどこの経由でZOSのサーバーに飛んでいるか?と言うと、ぷららの契約の自分の場合は、Asahiネットを使用しているらしく、そこからKDDIの回線を経由してニューヨークの近くに飛んでESOのサーバーに行くようです。AsahiネットはNTTのフレッツ 光ネクストで、KDDIも経由して、こういう混合の使用のプロバイダも多いようです。
そういう事が調べてみたい人は、DMMの日本語公式がその方法を書いてくれてます。
📃 接続環境を試すためのPathping/パスピンとTracert/トレースルートは、どのように行えばよいですか
大事な事を書くのを忘れていたけど、自分のところの回線の契約はIPv6が使える環境なので、これが使われている数値になっている事が多いようです。
追記: 実は昨日、PC欧州サーバーのみで再び臨時メンテナンスがあって、アンドンのイベントの最終日だっただけにファンの中では大騒ぎになっていました。しかし、僅か1時間20分ほどのメンテナンスで終わったようで、これがクラッシュ関係なら「北米サーバーでもやってくれよ!」と思ったものの、実はこのメンテナンスはそれとは全然関係ないデータベースのバックエンドの問題だったようです。
この問題はまだプレイヤーに影響を与えていない…と公式は言っていて、同じようなデータベースのバックエンド問題で最近Xboxの欧州サーバーも臨時メンテナンスが行われて来て、コールドストレージやシャーディング関係である可能性があります。
こんばんば。
WIKIのオートネゴシエーションの記事ですが、
オートなので設定不要なのですが誤った使い方ってなんだろう? って思ってしまった。
流石WIKIw
オートネゴシエーションっていうのはLANを繋いだ時にLANアダプター同士で
情報をやりとりして通信速度等を決める働きのことですが、うまくいかないことがあります。
LANケーブルにも規格があるので、1GbpsのLAN環境であるなら
カテゴリー5か6っていう規格のケーブルを使っているか確認してみてください。
あとはケーブルがどこで変に折れていないかとかですね。
最悪なのがハードウェアの相性ってやつです。
メーカーは規格に従ってハードウェアを制作しますが、100%規格どうりじゃないことも
ありますw
どっちか一方でも規格からずれているとうまく動作しないんですよ。
ノリダーさんへ
こんばんは!
本当に不思議なんですよw 同じルーター、同じLANケーブル(長さは違いますが)、同じアダプタ使っているのになんでパートナーはオートでOKで自分のはオートじゃダメなのか…とかw ケーブルはCAT6を使っているんで多分大丈夫だと思ってますが、自分のLANケーブルは廊下を通してルーターにつながっているんで、廊下を行き来する時にスリッパで踏んづけてそうな時もあるので(ちゃんと端に固定すればいいんですがw)、LANケーブルがイカれてるんじゃないかと自分も思ったりしてました。これも別のものを注文してみようと思ってます。
しかし、今日もシロディールに行って全くゲームが落ちなかったし、一瞬止まるような症例も全く無くなったんで、自分の環境ではこれで多分問題が解決されたように思ってます。