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最近、ZOSからの投稿もかなり減って、公式記事以外、特別知らせるような事もめっきり減って、アメリカは全力でクリスマスホリデーに向かって動いているように感じる事がある。

昨日、仕事である所に行った時、BGMにクリスマスソングが流れてて「クリスマスまであと少しですね」とか言ったら、先方も「もうやんなっちゃうわよ。スーパーとか行くとクリスマスソングどころかもう鏡餅も売ってるしさ。クリスマスソングと鏡餅のセットとかおかしいよね」とか言っていたwww クリスマスから一週間も経たない内に正月が来るのは、日本独特と言うか、子供が居る家とかは本当に忙しくて大変に思う。

それで、個人的には何度も書くようにクリスマスソングが一日流れているとうんざりして来る部分もあって、それにプレイリストを作らなくてもSpotifyや他のリスナーが作ったクリスマスのプレイリストがごまんとあるし、2018年以来作っていなかった。しかし、今年発表に幾つかクリスマスソングが良くて、それを織り交ぜて、作業用にも聞いてられるようなゆったりした美しい曲のクリスマスソング集を作ってみました。15曲位今年のクリスマスの為に発表された曲も含んでます。

個人的にすごく意識したのは「透明感」で、クリスマスと言うのは冬で冷たく澄んだ空気の季節に来るし、今までコロナで家に閉じ込められて来てやっと外で出れると言っても、一気に何かを爆発させるとか言うより、静かにこのイベントにフェードインして行くイメージです。 reed more "2021年用のクリスマスソングのプレイリストを作った(ジョン・レノンの「Happy Xams」に思う事 + アメリカのスタンダード音楽を作り上げた大作曲家達)"

あさって頃まで拘束されるかと思ってたけど、予想外に早く帰って来れた(お仕事だよーん)。今日ももうすぐ12月とか忘れそうなくらい暖かくて、上着がマジで邪魔な位だった。

...無事に家に戻って来たものの、先方に旅行用カバンを置いて来る...と言う大バカを冒した(泣) reed more "思っていたより早く帰って来れた しかし、忘れ物が… / クリスマス・ソングとかそういう時期"

あと2週間でクリスマスが来るけども、個人的にはクリスマス...とか言っても全く浮かれる感はなし。
仕事が忙しい時もあるし、どこ行っても激混みだし、仕事が無い時はいつもクリスマスは家でひっそり息を潜めてる事も多い。 reed more "【クリスマス・ソング】Sounds Of Blackness ”Soul Holidays”"

今年のクリスマス・ソング...何を選ぼうか?と思った時、自分の頭の中にはナタリーの名前しか浮かばなかった。

彼女の訃報を受け取ったのは、今年の年明けだった。亡くなった日を見たら、去年の12月31日...

ナタリーが居なくなってから、もう1年が流れようとしている...

本当に美しい声で、父親はあまりに偉大なシンガーのナット・キング・コール。
デビッド・フォスターに出会って、水を得た魚のようだった。やはり彼女は偉大なるジャズシンガーの娘で、その場所こそ彼女が居るべき場所のように思えた。

そして、早逝した父親と同じ場所に行ってしまったけど...それでも、音楽はいつまでも彼女の声を奏で続ける...

デビッド・フォスターのステージでのアンドレア・ボチェッリとのデュエット。

メル・トーメのスタンダードとして有名なThe Christmas Songは、ナタリーの父のナット・キング・コールの歌で特に有名で、自分にとっては最も美しいと思えるクリスマス・ソング。ナタリーのような、こんな柔らかくしなやかな声で歌うシンガーは、今は殆ど探せない...

(しかし、デビッド・フォスターとアレンジが神掛かっていて、マジで良い意味での鳥肌がたってくるw)

全然違う事をするつもりだったのに、レイラ・ハサウェイの歌に聞き入っちゃって、暫く時間止まってたw

そのレイラの父のダニー・ハサウェイは、自分にとってのソウルシンガーの神の一人だけど、そのクリスマス・ソング。

ダニーは、今でも伝説の人だけど、この曲は多くの人にカヴァーされて、アメリカではクリスマス・ソングのスタンダードと呼べる域にある筈。グルーヴするクリスマス・ソングなんて、自分の感性ではこれしか無いような気がする。