コンテンツへスキップ

【ESO】次期アップデート30の暫定テスト用パッチ Part2 (新CPシステムの改善、装備プロックの新ルールと変更のあった装備 新しい古遺物装備)

次期アップデート(ブラックウッド)のテスト用暫定パッチの続きです。Part2では、主に新チャンピオンシステムの再調整と装備プロックの新ルール、変更があった装備、アップデート30で加わる新しいアンティーク(古遺物)装備について纏めて行きます。

クラス調整やその他の技の調整をメインを書いたPart1を読んでいない人は時間がある時にでも以下のページで読んでみて下さい。

アップデート30の暫定パッチの英語原文は以下のリンクになります。

 

新チャンピオンシステム(2.0)に調整について

まず、まだまだ続いている新CPシステムの改善だけども、今回はパッシブ系の星のステージを減らしてそれを取得できるCPの上限を下げる事、そして新しいスロット用の星が「戦争」ツリーに加わっている事が調整のメインになっています。
 

クラフト(緑)の星の変更
  • 釣り師の本能(Angler’s Instincts)
     

    「アルテウムの持ち帰り用ブロス」の効果が重ならなかった事を修正。スロットに入れているかどうかにかかわらず、この星を取得後にその効果が適用されていた事を修正

  • (↑ 実はこれは修正してほしくない人が多かったように思う…。緑のクラフトのツリーにはパッシブが少なすぎるしね。)

  • 頑強な付呪(Steadfast Enchantment)

    このパッシブの説明を変えもっと適切な説明に置き換え、現在は、この星をアクティブにした時、各ステージは武器付呪のチャージの○○%を消費しなくなるとなっています。このパッシブは付呪のリチャージを不要にする事は意図しておらず、ステージ毎のボーナスを20%から10%に削減。

 

体調(フィットネス・赤)の星の変更

ステージ数を減らす事で垂直進行の上限が体調のツリーでは2352から1626に下がる。要するに全てのパッシブを取るのに必要なチャンピオンの上限値が2352から1626に下がると言う意味に思います。それでよくわからないのは、ステージ数を減らしても現在のマックスステージで得れていたボーナスが得れるかどうか?と言う事で、しかし、パッチノートには「チャンピオンポイントシステムの最大パワーも低下」とあるだけに、ステージが減った分、ボーナスも減る可能性があるように思えています。

4ステージから2ステージに縮小した星(全てパッシブ系の星)

  • 激しい強撃 
    ステージごとに強撃のダメージを60上昇させる。
  • デフィアンス
    ステージごとにクラウドコントール(CC)の打破の消費スタミナを110低下させる。
  • 迅速
    ステージごとにダッシュの移動速度を2上昇させる。
  • 英雄の活力
    ステージごとに最大体力を280上昇させる。
  • スプリンター
    ステージごとにダッシュのスタミナ消費を20低下させる。
  • 疲れを知らぬガーディアン
    ステージごとに防御のスタミナを20低下させる。

3ステージから2ステージに縮小した星(全てパッシブ系の星)

  • 要塞化
    ステージごとに防御できるダメージ両を2%上昇させる。
  • 荒々しき防御
    ステージごとに強撃のスタミナ消費を45低下させる。
  • タンブリング
    ステージごとにロール回避のスタミナ消費を120低下させる。

5ステージから2ステージに縮小した星(全てパッシブ系の星)

  • 敏速な護衛
    ステージごとに踏ん張り中の移動速度を3%上昇させる。
  • 鍛えられた魂
    ステージごとに創生時のマジカやスタミナが5%上昇する。

 

戦争(青)の星の変更

戦争ツリーでは、上限が2100から1560に下がる。青の全てのパッシブを取得するには、CP1560あれば良いと言う事になると思います。

4ステージから2ステージに縮小した星(全てパッシブ系の星)

  • 祝福
    ステージごとに与回復を1%上昇させる。
  • 秘術の洞察
    ステージごとに最大マジカを260上昇させる。
  • 属性のアイギス
    ステージごとに呪文攻撃(魔法、炎、氷結、電撃)の被ダメージを1%低下させる。
  • 頑丈
    ステージごとに物理攻撃(物理、毒、病気、出血)の被ダメージを1%低下させる。
  • 突き刺し
    ステージごとに350の攻撃貫通を得る。
  • 精度
    ステージごとにクリティカル率を160得る。
  • 準備
    ステージごとにプレイヤー以外からのダメージを2%低下させる。
  • クイック再生
    ステージごとに被回復を1%上昇させる。
  • 疲れを知らぬ規律
    ステージごとに最大スタミナを260上昇させる。

 

戦争(青)のツリーに新たに加わるスロット用の星

そして、ZOSから先日来たアップデート30の戦闘プレビューにもあったように、戦争の青のツリーに新しいスロットバー用の星が加わります。これは先に紹介したようなポイントを振っておけば効果を発揮するパッシブ系の星ではなく、スロットに入れなくては効果を発揮しないもの。主に回復系の星と以前のチャンピオンポイントにあった星が中心になっています。

日本語公式がこの星の名前をどう訳すかわからないけど、英語の名前のまま書いておきます。


回復系の新しいスロット用の星

  • Enlivening Overflow
    自身か味方をオーバーヒールした時、最大マジカの0.5%相当の体力、マジカ、スタミナが6秒間最大150まで付与される。この効果はターゲット毎に12秒に一度発生する可能性があり、50ポイントに相当する単一ステージの星。
  • From the Brink
    自身か味方が体力25%未満の時に回復すると、ステージ毎に2200の6秒有効なダメージ・シールドが付与される。ターゲット毎に30秒のクールダウンがあり、ステージ毎10ポイントの5ステージが用意されている。
  • Hope Infusion
    自身か味方が体力50%未満の時に回復すると、マイナーヒロイズム(勇壮・弱/ 1.5秒毎に1アルティメットポイントを得る)が付与され、この持続時間はマジカの再生量を基礎として300再生ごとに1秒の持続時間を与える。この効果はターゲットごとに10秒に一度発生する可能性があり、50ポイントに相当する単一ステージ。
  • Salve of Renewal
    自身か味方から悪影響を取り除くと、ステージごとで1280の回復を半径8メートル以内の味方に与える。ステージ毎10ポイントの5ステージが用意されている。

 
※ 現在、Salve of Renewalは一部のプレイヤーからPvPでの使用を問題視されていて、ボールグループには必ず除去係が居て、グループの更なる回復強化に繋がる懸念。またウォーデンの5秒に一度自動除去があるクラスで、これは何もせずに発動する技にもなりえる可能性もあって、また、テンプラーのシナジーを使った時もこれが発動するのか? とか、現在は色々と話題になっている。まだ調整は4回のパッチノートで続く筈で、その答えを待ちましょう。


前のチャンピオンツリーにあったスロット用の星の復活

  • Master-at-Arms(マスター・アト・アームズ)
    直接ダメージ攻撃によるダメージがステージごとに2%増加。ステージ毎10ポイントの5ステージが用意されている。
  • Weapons Expert(武器の専門家)
    軽攻撃と重攻撃によるダメージがステージごとに3%増加。ステージ毎10ポイントの5ステージが用意されている。

 

プロック効果を伴うアイテムセットについて

そして今度はプロックアイテムのセットの話に行きます。6月1日から再びPvPのシロディールで全プロックセットが使えるようになるけども、それを戻すにあたり、PvEには影響を与えない範囲でプロックの法則を改変、一部の装備の調整がこのパッチノートには書かれています。
 

近接ダメージの明確化

その本題に入る前に、これも実はパッチノートにある事なんだけども、攻撃の種類の明確化が書かれてあって、特に「近接ダメージ」と漠然と使われやすい言葉の明確化がされてます。

日本語公式がどう訳すかわからないんだけども…

  • 武器の近接ダメージ(Martial melee damage)
    近接範囲で物理、出血、毒、病気のダメージの事。
  • 呪文の近接ダメージ(Magical Melee Damage)
    近接範囲で魔法、炎、氷結、雷撃ダメージの事。
  • 近接ダメージ(Melee Damage)
    範囲が7メートル以下の攻撃を指す。

 

武器の近接ダメージとしてでなく、近接ダメージとして処理される装備

  • 死を招く風(クラフト可能なセット)
  • ドラゴンの冒涜(DLCダンジョン/ マーセロクの巣)
  • 夜の恐怖(オーバーランドセット/ストームヘブン)

 

新しいプロック装備のダメージや回復の法則

これについては、パッチノートを纏める前に別の記事で触れてしまった為に既に承知の人も居るかもしれないけど、再度掲載しておきます。

追記: パッチノート7.0.3でこの数値が再調整されました。打ち消し線で消してあるのが旧調整値で、7.0.3の数値に書き直しました。

  • ダメージに焦点を当てたプロック装備の最後の効果(5個装備で使用可能)は、武器か呪文攻撃力の高い方が計算に採用される。
    • 元のプロックダメージになる為には、5,478 6,574の武器か呪文の攻撃力が必要。
  • 回復に焦点を当てたプロックセットの最後の効果は、スタミナかマジカの最大数が計算に採用される。
    • 元のプロックヒール量になる為には、38,350 39,901のスタミナかマジカの最大値が必要。
  • タンクに焦点を当てたプロック装備の最後の効果は、最大体力が計算に採用され、稀に一部、物理または呪文の抵抗値の高い方が計算に採用される。
    • 元のプロックタンク系効果を得る為には、38,350 43,968の最大体力、または27,890 30,680の物理か呪文の抵抗値が必要。

そして、この法則に則って、色々な装備がどの計算が適用されるのかが丁寧にパッチノートに書かれているんだけども、これを書いていたらキリが無いんで、それは今回省きます。攻撃プロックはキャラの攻撃力が関係していて、回復プロックはキャラのマジカかスタミナの最大値に影響を受けると言う事だけを覚えておけば、殆どその理解で行けます。

しかし、一つ知っておいた欲しい事は、今まで「これはスタミナ型装備だろ?」とか「マジカ系装備だろ?」と思われていた装備も、呪文か武器の攻撃力のどちらかが高い方が採用される装備もかなりあって、だから例えば「カルウリオンの遺産」のようなバッリバリのマジカ系攻撃セットでも5個装備で使える最後の効果は、武器ダメージが高い人でもダメージを十分に引き出せる仕様になっています。(途中の効果がスタミナ向きじゃないから、スタミナ型で着る人は少ないだいろうけどw)

だからスタミナ型とかマジカ型とかを問わないプロック効果装備も増えていて、アイデアがある人達はこういうのを組み合わせて今まで見た事が無いようなビルドを完成させる可能性もあるように思えている。ブライアハートの5個目にある回復とてマジカが高い人が着ても高い効果を引き出せるようになっていますw

大雑把に言えば、アップデート30からは途中にあるマジカの総量が上がるとかそういう効果を無視すれば、マジカの人でもスタミナ人でもタンク系装備以外は効果を引き出すようには出来てます。アリーナ系武器の効用も同じようにどちらが装備してもOKのものもあります。

それで、今回は装備として調整があった装備の変化とHPと抵抗値の最大値に影響を受ける特殊なプロック装備についてだけ触れておきます。
 

効果が変わったプロック装備
  • 属性の憤怒 / Wrath of Elements(ヴァテシュラン洞窟の最終報酬の破壊杖)
    このダメージは除去(Purge)が出来るようになった。
  • 精密再生 / Precise Regeneration(メイルストロームの最終報酬の回復杖)
    回復されるマジカが500から558に増加
  • ドラゴンの食欲 / Dragon's Appetite's healing(制作可能セット)
    このセットの効果スタックは1秒から0.5秒ごとになり、ヒールのクールダウンは10秒から5秒に短縮
  • 吸血鬼の口づけ / Vampire's Kiss(制作可能セット)
    このセットボーナスは見直され、新たに設定が作り直された。

    2ピース: 最大スタミナ
    3ピース: 最大マジカ
    4ピース: 最大スタミナと最大マジカ
    5ピース: 武器と呪文のダメージ。敵を倒すと回復(大幅に増加)
  • ウィロー路 / Willow's Path(制作可能セット)
    体力、マジカ、スタミナの再生ボーナスが25%から18%に削減
  • ニルンの柱 / Pillar of Nirn(グループダンジョン ファルクリース要塞)
    このセットは、物理ダメージではなく最初のヒットで出血ダメージを与える。
  • サンダーフレイム / Sunderflame(グループダンジョン 灰の街)
    有毒の強打 / Venomous Smite(オーバーランドセット 西スカイリム)
    アルコシュの咆哮 Roar of Alkosh(試練 モー・オブ・ロカージュ)
    このセットは1秒毎ではなく2秒毎にダメージを与える。
  • 解放された恐怖 / Unleashed Terror(グループダンジョン ソーン城)
    このセットはボルトエスケープのような瞬時にもプロックオフ出来るようになった(これはボルトエスケープでも発動すると言う事???)
  • ドラウグルズレスト / Draugr's Rest(グループダンジョン ファルクリース要塞)
    ヒティの炉 / Hiti’s Hearth(グループダンジョン アイスリーチ)
    冬の猶予 / Winter’s Respite(オーバランドセット 西スカイリム)
    これらの継続回復は1秒毎ではなく2秒に一度にティックする。
  • 琥珀のプラズム / Amber Plasm(琥珀のプラズム)(グループダンジョン マザッタン)
    体力・マジカ・スタミナの再生が275から245に減少
  • 射手の精神 / Archer's Mind(アリーナ ドラゴンスター)
    このセットによって増加する基本クリティカルダメージと回復力が6%から8%に増加
  • ブラッドドリンカー / Blooddrinker(グループダンジョン ブラッドフォージ)
    この装備の継続出血ダメージボーナスを33%から20%に減少 この出血ダメージを含んで更に多くの非DOTダメージを与えるようになった。
  • 骨の海賊のボロ / Bone Pirate's Tatters(グループダンジョン ブラックハートヘヴン)
    このセットのスタミナ回復は167から133に減少
  • 属性の触媒 / Elemental Catalyst(グループダンジョン ストーンガーデン)
    このセットのクリティカルのダメージのスタックは3%から5%に増加
  • ホロウファングの渇き / Hollowfang Thirst(グループダンジョン ムーングレイブ神殿)
    このセットにより発生する仲間と自身のマジカ再生が2523から1750に減少
  • リッチの覆い / Shroud of the Lich(グループダンジョン ハーツ墓地)
    このセットから受けるマジカ再生が1032から1106に増加
  • クラグ / Kra'gh(モンスターセット フンガル洞窟1)
    この装備からのダメージは1.2秒から2.4秒に増加。クールダウンも3秒から6秒に増加。
  • 業火のモー / Maw of the Infernal(モンスターセット 追放者の監房2)
    デイドロスのファイアブレスは2秒から3秒持続するものの、0.5秒毎ではなく1秒毎にティックする。
  • マーセロク / Maarselok(モンスターセット マーセロクの巣)
    この技はバッシュではなく近接重攻撃で発動。クールダウンは7秒から10秒に増加。敵が持っているデバフ数によってスケーリングされるダメージを5%から2%に減少したが、50%の上限を削除。このセットは武器ダメージによって効果の影響を受ける。
  • ブラッドソーンの接触 / Bloodthorn's Touch(オーバーランドセット グレナンブラ)
    攻撃を受けた時の付与されるマジカとスタミナが958から800に減少
  • ブライトスロートの自慢 / Bright-Throat’s Boast(オーバーランドセット マークマイア)
    マジカ再生が167から133に減少
  • 永遠なる活力 / Eternal Vigor(オーバーランドセット 西スカイリム)
    5ピース装備して得られる最大体力を付与しなくなった。
  • 囚人のぼろ服 / Prisoner's Rags(オーバーランドセット コールドハーバー)
    ダッシュ中のマジカ回復を943から1035に増加
  • 導き手の力 / Thews of the Harbinger(PvP)
    この装備のダメージのスケーリングを最大体力の7%から5.1435%(この変な数字?w)に減少
  • 復讐の吸血 / Vengeance Leech(PvP 3ピースセット)
    敵を倒して回復する体力、マジカ、スタミナが2570から2772に増加

 

最大HPに影響を受けるプロック装備
  • 穿刺回復 / Puncturing Remedy(ドラゴンアリーナの剣&盾)
  • 大親征 / Noble's Conquest(制作可能セット)
  • 深紅の黄昏/ Crimson Twilight(グループダンジョン ソーン城)
  • 凍った監視人 / Frozen Watcher(グループダンジョン マラタールの深淵)
  • 吸血プレート / Leeching Plate(グループダンジョン 帝都監獄)
  • 大隊の守り手 / Battalion Defender(PvPセット)
  • シロディールの頂飾 / Crest of Cyrodiil(PvPセット)
  • ジャガーノート / The Juggernaut(PvPセット)
  • 守護の戦士(強靭なヨケダ)/ Defending Warrior(試練 ヘル・ラ要塞)
  • 不滅の戦士(永遠なるヨケダ)/ Eternal Warrior(試練 エセリアル保管庫・他)

 

物理か呪文抵抗値の高い方に影響を受ける装備
  • エンバーシールド / Embershield(グループダンジョン 灰の街)
  • 爆破追撃 / Explosive Rebuke(ヴァテシュラン洞窟)
  • メファーラの手 / Hand of Mephala(グループダンジョン 影のゆりかご)
  • トレモルスケール / Tremorscale(モンスターセット ヴォレンフェル)

 

アリーナや試練等の「完全」と「完全ではない」装備を混ぜても装備が可能になった件

part1の記載に書いたけども、実は今回のパッチノート7.0.0(アップデート30のテスト用暫定パッチ)には、後から付け加えられた2つの項目があって、その一つが先に伝えたシロディールでのバトルスピリットで体力再生が1/2になる事で、もう一つがこれから書く事です。

例えば、サンスパイアで入手可能の「偽りの神」装備には「完全版」と「普通版」があって、ZOSが言う事では完全版が全部揃うまで今後は完全版ではない普通版を一緒に混ぜて着る事が可能で、装備に関連してボーナスが付与されると言っている。だから、なかなか欲しいピースが揃わない時は完全版では無いものを代りに装備出来るようになったようです。これは結構助かる人が居るんではないかと思ってます。
 

プロック装備の新ルールで問題になっていること 個人的に気になる部分

こんな膨大な量の記載を見たら、読む気が萎えちゃうかもしれないけど、実際のパッチノートにはどのプロック装備がどのパラメータに影響を受けるかについてもっとすごい量が書かれてますw

それで今回プロック装備に調整については些細な変更のものも多いけども、しかし、幾つかの人気装備も含まれていて、特にリソース再生に大きな影響を持っていたウィロー路と永遠の活力がNerfされた事に注目する人も居るかもしれない。その他にもブライトスロートも小さい数字でありながら少しNerfされたし、回復系の幾つかの装備も継続回復が1秒毎に入るのが2秒毎になったと言うものもあって、大した事が無いように見えても、これは総合回復量から見れば「回復量が半分」になると言う事を意味していて、同じように攻撃系の人気装備も1秒毎が2秒毎になっているのもある。

そして、これを纏めながら気づいた事があって、PvPで良い意味でも悪い意味でも何かと話題になるボンバー装備「残忍な死」が、アップデート30から武器攻撃力でも計算可能になっている。今回の調整では、呪文か武器の高い方で計算する…と言う装備がかなりあって、その一つが「残忍な死」。

それで英語公式フォーラムで現在問題になっている事は、新しいチャンピオンシステムになって、武器攻撃力重視でプレイしているスタミナ型の人は5000以上の攻撃力を簡単に構築出来るけども、マジカ系では5000近くの呪文攻撃力を構築するのは難しいと言う事。その為、呪文と武器の攻撃力に依存するプロックについては、スタミナ型とマジカ型では効果に差を作るかもしれない事が懸念されている。

だから、残忍な死も構築の仕方によってはスタミナ型の人が着た方が強いとかありえる???w 残忍な死は5ピース目以外の効果が完全にマジカ型用だからスタミナ型には扱いづらい装備とは思うものの、スタミナ型ボンバーは出て来るか?とか色々と興味深々だったりするw

 

アンティーク(古遺物)装備について

先日も伝えた通り、アップデート30では既存のアンティーク装備に幾つが調整が来ていて、同時にアップデート30から集める事が出来る新しいアンティーク装備も準備されています。

既存のアンティークの神話装備の調整
  • マラキャスの指輪
    ダメージが25%から16%ダウン、その代りにクリティカル発動が完全に無かったのがクリティカル発動率50%減という仕様に変わる。
  • ペールの指輪
    回復量が与えたダメージの18%から20%になり、仲間からの回復制限も無くなるものの、グループで装備者が多いほど回復量を失って行って(メンバー1人毎4%)、グループに装備者が5人居ると0%に回復量がなってしまう仕様

これについては先日に書いてしまったので今回は解説は省きます。ソロプレイの人がペール指輪を装備する事は非常にお得になったし、マラキャスの指輪の調整について英語公式フォーラムでも賛否両論が入り乱れている状態。
 

ブラックウッドから収集可能になる新しい神話アイテム

ブラックウッドの新アンティーク武具は以下のようになっています。

  • Gaze of Sithis(重装頭)
    最大体力5000と体力再生500、10760のアーマー値を追加、しかしブロック(防御)軽減が0になる。
  • Harpooner’s Wading Kilt(中装のズボン)
    直接ダメージを与えると、ハンターのフォーカス(Hunter's Focus)が最大10まで1分間付与される。ハンターのフォーカスは1秒に一つしかスタックできない。ハンターのフォーカスがスタックする度、クリティカルチャンスが119増加、クリティカルダメージが2%増加。しかし、直接ダメージを受けるとハンターのフォーカスの貯金は一つ消費される。このズボンの装備をやめると、ハンターのフォーカスのスタックの貯金が全て削除される。
  • Death Dealer’s Fete(指輪)
    戦闘中、2秒毎に最大10までスタック可能なEscalating Feteの永続的なスタックを獲得します。Escalating Feteがスタックする毎に最大体力、スタミナ、マジカが150づつ増えて、戦闘を離れると4秒毎にEscalating Feteの貯金が失われて行く。
  • Shapeshifter’s Chain(ネックレス)
    変身系のアルティメットアビリティのコストを15%削除する。変身している間は、最大体力、スタミナ、マジカが1216まで増加。このセットは、ウェアウルフ、ブラッドサイオン(吸血鬼)、骨の巨人(ネクロ)の変身に影響がある。

 
実はアップデート30の暫定パッチ以前にパッチの一部の内容を聞く事になって、パッチが出るまでその内容については黙っていたけども、その時に「戦いが長引けば長引くほど有利になる装備がある」と聞いていて、その時は「何だそれ…」みたいに思っていた。正直に言うとその装備が少し心配だったけどもw それがどうやら上に書いた3番目にある新アンティーク装備の指輪(Death Dealer’s Fete)だったようで、実際効果を見てみてどう思うのか?

一回のスタックで最大体力、スタミナ、マジカが150増えて、10回までのスタック上限があるから、最高でも1500までしか各リソースは増えない。そしてこの10個のスタックに至るまでは20秒が必要になるし、PvEでざこを瞬殺してしまうような人にはあまり恩恵ないかもしれないし、戦いが長引いて戦闘中がなかなか外れてくれないのはシロディールが一番だろうけど、20秒かけて各1500のリソースの為にどれ位の人がこれを装備するのか?

そして、自分が聞いていた事では、もう一つアンティークの新しい指輪があった筈で、フィールドとかでクラフト素材を採集しているとボーナスの素材を得れるスタックが溜まって行って、採集量が増えると言うものだった。個人的にこれを楽しみにしていたんだけども、今回のパッチノートにはありません。先日、自分が所属しているギルドのギルマスがブラックウッドのPTSの実況している時、確かにこの指輪を紹介していたし、Alcast氏のデータサイトにもあって「PTSでのみで利用可能」と書いてあった。この指輪は今後正式に来る事はあるのか?

 

アドオン一覧から「期限切れのアドオンを許可する」のチェックポイントが無くなる件

これは、アップデートの直後とかは意外やシビアな問題になる可能性があって、英文だと「Load Out of Date Addons」となっていて、これは多分日本語版だと「期限切れのアドオンを許可する」に該当するものだと思うんだけども、英語公式の文章をそのまま訳します。

新しいアップデートの度にチェックが外れる問題を修正する為に「古いアドオンを読み込む」と言うチェックボックスを削除しました。古いアドンがあり、その新しいアップデートがリリースされた場合、その通知を受け取るだけになりました。

  • これは、全体の設定において全てのアドオンを包括的に無効に出来なくなる事を意味している事に注意して下さい。
  • 以前にチェックボックスで無効にされていた古いアオドンがある場合、最初にログインした時に「有効」になっている可能性があり、壊れていたり古くなっていたりすると様々なUIエラーを発生させる可能性があります。壊れたアドオンを必ず無効にして、アドオンの製作者と連絡をして最新バージョンを手に入れて下さい。

アップデート30が来るまで、これについてはどんな事になるのか想像がつかない…w (自分はアドオンをあまり入れてないから、無くて困るのはPvPとPvE装備とビルドを切り替えてくれるAlphaGear2くらいだけかもしれないけど)
 


さて、またすごい量の文章になってしまったけども、本当は新しい装備だとかモンスターセットだとか、本当に書ききれない事がパッチノートにまだあります。先日、本家に書いた通り、ゲームスタートのチュートリアルが終わった後、どこから冒険を始めるか好きに選べるとか、アビリティバーにバフや技の有効時間がわかるタイマーが加わるとかの他の新要素もあります。

アップデート30の暫定パッチは、今後テストやフィードバックによってまだまだ改善されて行く筈で、いつも通りブラックウッドがスタートするまであと4回の暫定パッチが発行されると思っています。今日出来なかった話とか、また見落としている部分とかあったら、以降のパッチノートで補足して行きたいと思ってます。

ZOSの現在の予定では、次の暫定テスト用パッチになる7.0.1が来週の月曜に出る事になっていて、更にどういう変更や調整が加わるのか楽しみにしていたいと思います。

そして、このアップデートで最も多くの人の注目を集めているコンパニオンシステムについては、既に本家にかなり纏めてあるんで、まだ読んでない人は時間がある時にでも読んでみて下さい。

公開日 カテゴリー Gameタグ , ,

About Makoto

TESシリーズ(Skyrim、ESO等)のファンサイトを運営。しかし、本性は音楽geek(soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。Wordpressは2007年からの古参。 Home:  Rolling Sweet Roll

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)