コンテンツへスキップ

【ESO】次期アップデート37のテスト用暫定パッチの第4弾 8.3.3が来る 今回はバグ修正のみ / 今後の戦闘調整の見通し(ソーサラーやテンプラーの調整の今後・他)

早いもので現在PTSで行われている次期アップデート37のテストも4週目を迎える事になりました。そして、PTSのメンテナンス後に第4弾パッチ(8.3.3)が来る事になり、しかし今回は全てがバグ修正になっています。

テスト用パッチの追加(8.3.3)については今回は省略

それで、このパッチノートにある戦闘バグの修正は、バグが多かったPTSテストのみの環境に発生しているものにも思えています。当然これを修正せずに公式パッチを発行してしまうとLiveサーバーにもこのバグが乗ってしまう為、大事な修正ではあるんだけども、Liveサーバーしかプレイしないファンには現在無縁のもので、今回はこのバグ修正については触れずにおきます。「モンスターセットのヴァルキン・スコリアがビジュアルとエフェクトの非同期で多くの発動に失敗する」等の修正もここに含まれています。

そして、パッチノートではその程度なんだけども、実際は今日、PTSテストのフォーラムの各スレッドにZOSのケヴィンさんからの大量の返信が来ている為、今日はこっちの方を纏めて行きたいと思います。殆どが、ファンからの要望について、現在ZOSがどう考えているか? と言うものです。

 

ファンから要望が多い事についてのZOSから回答

2021年にZOSのフォーラム担当には新しい担当者が加わって、既に自分のサイトで何度か名前を聞いていただろうケヴィンさんです。最近、ケヴィンさんが新しいと言うか興味深いフォーラムのロールを預かっています。(ケヴィンさんはもしかしたら何かしらプレイして確認している可能性がある?)

フォーラムに寄せられたファンの要望をZOSの上層部に伝える事は今まで通りだとは思うけども、その1つ1つの要望に丁寧に答えてくれています。今まではジーナさんがこういう役割を担って来たけども、ジーナさんはパッチノートを纏める仕事もあったりであまりに手一杯すぎるのはファンも理解できる事で、そういう仕事の一部をケヴィンが今は担っています。

と言うか、今ケヴィンさんがやっている事は今までのフォーラムには無かったもので、特に今回のPTSのテストにおいては、ケヴィンさんが要望の多い件について1つづつ丁寧にZOSの意向を伝える事も多くて、この新しいカタチを見て思い出すのは、当然、ZOSがここ数年、戦闘調整でコケまくっていると言う事、そして何より、今までファンの代表者としてZOSにプレイヤー側の意見を述べて来た「クラス代表」制度が去年廃止された事です。

去年6月のこの自分のサイトの記事を読み返した時、ZOSは、長い年月を掛けてファンのニーズも変わり、その代表制度を無くす事によって一歩後退するとしながら「誰に対してもプログラムからの情報伝達について透明性を高めて行きたいと思っています」と書いているのが印象的です。

去年、戦闘調整で何があったのかを思い返した時、クラス代表の面々と言うのは本当の意味でのハイエンド・プレイヤー達の集団で(Alcast氏やNefasさんとか)、しかしハイ・エンドなクラス代表を廃してZOSが目指したのはハイエンドとローエンドの差を縮める事で、これについてはクラス代表制度が無くなった後でもPvEプロのAlcast氏からPvEにおいての「ハイエンドとローエンドの違い」と言う意見が述べられたりもしました。

PvPにおいてもこういう言い方をしたら申し訳ないけど大きな差でハイエンドとローエンドが存在しているし、9年プレイヤーして来た人たちと今年参加して来た人たちの差を何とかする必要がZOSにはあった可能性があります。その為、技術向上の為のハードコアの視点にばかり留まるわけにはいかなかった事は、賛成・反対は別として、客観的には理解は出来るものです。

(キャンペーンが切り替わった先週、先々週くらい、自分はシロディールのパクトの"お手軽相談センター"みたいになっていて、その殆どが最近シロディールに来た人たちの装備の質問で、PvEと同じような軽装2セット付けている人が多すぎて愕然とした。上手い人やベテラン組が何着てても自分は一切関与しないけども、プロックセットを含めて多くの計算が攻撃力依存になった時からシロのパワークリープは相当高くなって、初心者はこれに最初に対策しないとカモられちゃうからね。この高い攻撃力群を相手に死なないビルドとか、どんだけ今のシロは異常なのかwww)

前置きが長くなってしまったけど、そして今年からケヴィンさんから窓口になり、ハイエンドの人から初心者の人まで色々な意見を聞いてそれに答えて行く…とカタチが出来た可能性があります。
 

破壊の杖を近接武器と同程度に強化してほしい

🎤 ZOSの回答

破壊の杖のような武器の利点の1つは、遠隔攻撃が出来る事です。遠隔攻撃の場合、攻撃されたプレイヤーがそれに反応するまで時間がある為、近接攻撃よりダメージが少なくなっています。

ただし、現在の武器ラインのパッシブの多くは、数値的に適切な環境で確実に機能するようにはまだ微調整されていない事は認識しています。長期的にこれを調査してそれぞれのプレイシナリオにおいて個性を維持できるようにしたいと思ってます。

 

ソーサラーの戦闘調整にもっと目を向けてほしい

🎤 ZOSの回答

ソーサラーの状態についてのフィードバックを戦闘チームに伝える事になり、幾つか共有すべき事があります。

受け取ったフィードバックとデータから、ソーサラーの生存性に問題がある事は理解していて、今回のアップデートでもダメージシールドにかなりのバフを与える事でその生存性を高める事にしましたが、このアップデートが正式にスタートした際も引き続き評価と調査を続けて行く予定です。

またペットビルドと非ペットビルドに関するフィードバックも確認していて、具体的には、非ペットビルドのオプションを増やして行きたと考えています。これはアップデート37での変更ではありませんが、これを前提としてチームはこれをモニタリングしています。ペットソーサラー以外をプレイしたい人の為にクラスの多様性を考えている事をお伝えしておきます。

ソーサラーの固有のバフ/ デバフの欠如については、これは意図的なものであり、これを変更する予定は現在ありません。ソーサラーには、沈黙(ネゲート)などの独自のアビリティが幾つかあります。ただし、ソーサラーの固有のバフをロックすると言う事でなく、グループ活動での多様性を可能にする為です。

最後に、クラスには長所と短所があると言う概念がある事を繰り返したいと思います。ソーサラーは、他の全てのクラスと同様に全てが得意なわけではありません。これはクラスの構築の一部であり、プレイヤーの側でギアや消耗品等を通してそのギャップを埋める方法はあります。この領域の問題への対処を否定するものではありませんが、クラスについて他のクラスと比較して苦労する場合がある事を意味します。これは独自のゲームプレイを構築するす為の一部であり、問題はない筈です。

管理人の補足として、各クラスのバフ保有数は公式フォーラムで纏めてくれている人が居ます。一見の価値があるデータと思うけど、ナイトブレードとウォーデンのバフ量が際立っていて、確かにソーサラーは少ないです。

ただバフとは別扱いの強化パッシブやプロック効果もあるし、技を発動しないとバフが有効化しないものもある為、一概にこの数がクラスの強さに直結するとは言えないし、だったら今のドラゴンナイトの強さは何なんだ…とか。実際、ここ一週間位、シロディールではソーサラーが再び増加している傾向があって、この増加の理由は一体何なのか… 次のパッチの吸血鬼の変化が理由なのか、一部ではドラゴンナイトからソーサラーに変えた人が居るのか、今は色々と見てみないとわからないですw

1つだけ言えるのは、ZOSが積極的にソーサラーにクラスの回復を与えない理由はPvPでは一目瞭然で、他のクラスが使えないワープ移動が出来る事で、回復する前に逃げるクラスである事は確かと思ってます。ナイトブレードも同様で、見つかれば直ちに殺されるし、ソーサラー以上に多くのナイトブレードがシロディールで殺されているのを実際毎日見ています。
 

テンプラーの戦闘調整にもっと目を向けてほしい

🎤 ZOSの回答

ソーサラーのフィードバックと同様にテンプラーの状態に関するフィードバックも受け取りました。これについて、戦闘チームがフィードバックに使用して戦闘バランスを変更を方法をお伝えしたいと思います。

戦闘チームはいつも様々なプレイポイント(PvE、PvP、ローエンドからハイエンドのダメージ解析、グループコンテンツとソロコンテンツ等)からのデータと全体的なフィードバックを見て、情報に基づいたバランス調整を行っています。テンプラーに対する以前の調整の多くは、これらのポイントから直接行われて来たものでした。

アップデート37ではテンプラーに予定されている変更はありませんが、パッチノートで既に強調されている事以外は常に変化するテータを評価しており、問題があった場合は引き続き調整して行く予定です。皆さんのフィードバックは、そのプロセスの一部になります。

最後に戦闘チームとの話し合いにおいては、クラスのパフォーマンスに関する全体的な意見を見つけたいと思っています。その為、クラスのパフォーマンスの色々な領域に注目し続けています。コミュニケーションの全ての媒体からデータとプレイヤーからのフィードバックを使用する事で、外れ値にターゲットを絞った調整を行い、クラスとゲームプレイの全体的な健全性を改善しようとしています。これらの調整がいつ行われるかについては今は約束できませんが、いつこれらの変更を安全に行う事が出来るのかは常にモニタリングと評価をしています。

管理人からの再び補足ですが、再三書いて来ている通り、テンプラーは確かにDPSとしてはそれを愛用するプレイヤー達にとって満足出来なかったとしても、今のシロでは「浄化の儀式」を通して大きなイニシアチブを持つクラスで、本当に居ないと困る位、大事なクラスに思っています。

ZOSは散々「どのクラスもどのロールも出来るように」と言っていたにも関わらず、先のソーサラーの所には「各クラスには向き・不向きがある」と言う事は認めていて、自分はドラゴンナイトの最も不向きな回復をずっと続けていて、しかし、どんなに頑張っても色々な回復の細部においてはテンプラーには絶対に勝てませんw これは仕方ない事で、ZOSにドラゴンナイトにテンプラーと同じ能力くれ…と言う暇あったら、自分がテンプラーにクラスを変えてプレイすればいいだけの話だしね。だから、テンプラーには他のクラスには絶対出来ないスペシャルがあるわけで、そんな事をシロディールで訴え続けていたら、最近再びテンプラーの仲間が増えて来て、本当に嬉しいし、いつもいつも助けられています。

いつも自分がシロで考えるのは「集団としての全体の強さ」と言うもので、それには要らないクラスなんて無い位で、テンプラーには回復・浄化があるし、ソーサラーにはネゲート、時にはすごい攻撃力を持っている人が居るし、ウォーデンの耐性アップバフ、回復、シナジーも有り難いし、ネクロの速攻複数蘇生や床バンバン、ナイトブレードにはボンブやってほしいし、ドラゴンナイトは腐食の鎧でバサバサとタンク切って欲しいし、これが全部居たら完璧でしょう。シロディールはメタのデュエルビルドばっかり追うんじゃなくて、そういう「集団で皆で協力して勝つ」と言う広い範囲での視点も必要で、戦闘があまり得意じゃない人でも強いDPSの仲間を応援して活かし切ると言う視点に立てば、いくらでも役立てる場面はあります。
 

テンプラーの「太陽の盾」のスケールをHP依存ではなくマジカとスタミナにしてほしい

🎤 ZOSの回答

戦闘チームと話した後、「太陽の盾(Sun Shield)」に関するフィードバックに触れたいと思いました。「太陽の盾」の現在のイテレーションは、テンプラーのクラスアイデンティティとスキルを一致させるのに役立つものです。サーソラーにおいてもこのスキルはクラスのアイデンティティに沿っており、結界召喚(Conjured Ward)で独特の機能を得る事ができます。

またスキルの使用に関しては意図した通りに機能していて、「太陽の盾」はダメージディーラー(DD)に使用される事を目的にしておらず、これはタンク用のツールです。

 

ウェアウルフの「ハーシーンの怒り」のデバフ(受けるダメージの増大)を取り除いてほしい

🎤 ZOSの回答

「ハーシーンの怒り」のデバフ削除の要望について、ドラゴンナイトも狂戦士(Berserk)・強にアクセス出来るようになった為、これについてフォローアップしたいと思います。現在、これを変更する予定はありません。このようなスキルで覚えておくべき事の1つは、ある種のバランスが必要だと言う事です。

ドラゴンナイトのChains of Devastation(旧・強化の鎖/Empowering Chains)の狂戦士・強は4秒間持続し、ドラゴンナイトはこのスキルを効果的に使用する為にはリソースの管理をする必要があり、同時に今まであまり使用されなかったスキルの再利用を推奨する為に狂戦士のバフが追加されている事も忘れないで下さい。「ハーシーンの怒り」はウェアウルフに10秒の狂戦士・強を与えますし、それはドラゴンナイトのChains of Devastationの2倍の時間であり、したがって、「ハーシーンの怒り」のバランスを取る為にはコストが掛かるに違いありません。この場合のバランスは、追加ダメージを受ける事です。

 

「マーラの香油」のセットにはもっと大きなNerfが必要

🎤 ZOSの回答

現在、マーラの香油のような新しいセットに注目しており、今後も調整を続けて行く予定です。セットがどのように使用され、どのような状況で使用されているのかを確認する為に更にデータが必要です。その後、チームは必要に応じて調整をする予定で、その為、引き続きフィードバックをお寄せください。

(「新しいセット」と見なされる期間はどれくらい? と言うファンからの問に対して)

マーラはアップデート35で追加されたばかりなので、メタとしてはまだ比較的新しいセットです。チームは、プレイヤーからのフィードバックを受けてからこれらのセットが適切な位置にあるのかどうかを判断する前、数回のアップデートのを通してこれらのセットをよく調べます。したがって、こういう全てを考慮すると、マーラはまだ「新しい」セットです。

実は、新装備の調整期間について、幾つものアップデートを経ないと調整されずに放置されたままなのか? と言う意見もありましたw マーラはまだ回復を与えたり自動Purgeするだけの装備だけど、アップデート37では敵に有害な装備も登場します。これがどういう物議を醸すのか、このままじゃ済まない気もしています。

それで何度か書いている通り、次期アップデート37では回復が入れば入るほどオブリダメージが断続的に入って来る装備もあるだけに、ソロの仲間との活動の時は、もし仲間に自分の回復でオブリのダメージが入ったらそれ位は回復で相殺出来る自信はあるけども、問題は仲間のグループ。特に幾つもの回復を用意しているような仲間グループには回復投げられないし、そういう事で、ソロの自分達以上にグループは仲間からの回復量を制限される可能性があったり(ソロはいつもだいたい回復が少ないw)、一体どんなビルドを組んで行けばいいのか…暫くはグループに帯同しない可能性もあります。

この装備の登場で、ZOSにお願いしたいと思ったのは、今マーキングシステムなるものがあるんだから、疫病爆発と次のSnake in the Starsのデバフ下の仲間は何か印が付くなりして、仲間から見えるようにその効果の視覚化をしてほしいと言う事で、これで仲間からの要らぬお世話の行動が大分減らせると思っています。除去も回復も使えないデバフが混在する環境では、それくらいは必要と思ってます。

さて、今日はこれで終わりますが、来週はPTSの最後の追加パッチが来る筈で、最後にどんな調整が来るのか、全然来ない可能性もあるけども楽しみにしていたいと思います。

本家のアップデート37のテストパッチの纏めにも加えておきました。

(また誤字脱字がありそうだけど、また後で修正しておきます。いつもすみません)

2 thoughts on “【ESO】次期アップデート37のテスト用暫定パッチの第4弾 8.3.3が来る 今回はバグ修正のみ / 今後の戦闘調整の見通し(ソーサラーやテンプラーの調整の今後・他)

  1. 名も無き兵士

    こんばんは
    先程シロディールに行ってみたんですけどパフォーマンスそう変わらずかなり悪化したままですね・・・
    日本時間の晩で人数1bar3bar2barという全く混んでない状況なのにちょっと激戦になったらもうエラー落ちですw
    この前の夕方なんて1bar2bar2barで激戦でもないのにちょっとグループがいたら普通にエラー落ちしてましたよ
    正直じぶんの体感では人数が少なければ旧サーバーでもここまで酷くなかった気がしますwまぁ新サーバーになって遅延等の不具合はまぁまぁ前から出てましたけど、ほんとこの数日で壮絶に悪化してると思います。
    関係ないかもしれませんが、この前Windows11の最新の累積更新プログラムをインストールした事を境に急激に悪化した感じがあるんですけどどうなんでしょうかね。でも、もし関係あるなら普段使いや他のゲームでも何かおかしいところが出てくる気もしますがそれは無いんでやはり違いますかねぇ。

    返信
    1. Makoto

      名も無き兵士さんへ

      こんばんは。今日の晩は自分はゲームに居なかったんですが、パートナーに聞いてみたところ自分達の環境では全然大丈夫だったようです。しかし、アジア方面ではエラー108 / 200 / 334のどれかを吐いて落ちる事も事もあるようですが、今は地域に関係なくエラー103が一部に出ている事があるようで、これを調査中と言う事のようです。これについて記事を少し書いておくので後で読んでみてください。

      返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)